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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・ユーロ圏消費者信頼感-8.1(予想-8.1 前回-8.1)
・米GDP[前期比年率]6.4%(予想6.7% 前回4.3%)
・米新規失業保険申請件数55.3万件(予想54.0万件 前回56.6万件)
・米個人消費[前期比]10.7%(予想10.5% 前回2.3%)
ニュース、要人発言
バイデン氏
「米国は再び前進していく」
「我々は中国と競争している」
「中層階級の税負担を増やすつもりはない」
デギンドスECB副総裁
「2021年はインフレが上昇へ、一時的な要因で」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
FOMCを通過、米経済指標が好調なことや米債利回り上昇を受け、ドル円は一時109円22銭を記録するなど円安が進展。
ユーロ円も132円36銭まで上昇しましたが、後半はその動きも一服です。
株式
ダウ:34,060.36ドル(+239.98)
ナス:14,082.55(+31.52)
前日はバイデン政権による税制改正が嫌気されましたが、昨晩発表された経済指標や企業決算が好感され、ダウは反発です。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は一旦消滅です。
債券
米10年債利回り:1.636%(+0.027)
実質金利:-0.787%(+0.030)
バイデン演説から大規模な財政出動が想定され、債券は売られました(金利上昇)。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利はマイナス0.787%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油6月物は、1.15ドル高の65.01ドルにて終了。
経済活動正常化期待から原油価格は続伸、3月17日以来の65ドル台復帰です。
貴金属
金
<金市況>
昨晩のNY金6月物は、5.60ドル安の1,768.30ドルにて終了。
今朝の国内金換算は12円高です。
上昇3波終了から下落波動スタートへの転換期との見通しは変わらず。
ちょっとイヤな下ひげではあります。
会員様レポートでは、下落波動終了時期など日々お伝えしています。
SPDR:1,017.04トン(前営業日比-4.66トン)
浪風語録「ETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、14.60ドル安の1,197.60ドルにて終了。
今朝の国内白金換算は65円安です。
時間外では1,200ドルを回復しており、ここが抵抗になっています。
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
新ポ4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
<会員様>
…
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谷本 憲彦
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