今日は、私たちの「権利」を守る最後の砦、公正証書に起きる大変化についてお話しします。

法務省から発表された「公正証書のデジタル化」(令和7年10月1日施行予定) 1。

一見、「役場に行かなくていいから便利!」と思われがちですが、私はあえて言いたい。

「対面じゃなくて、本当に真実が見抜けるの?」

 

1. 「事前準備」は誰でもできてしまう怖さ 

 

今回のデジタル化では、マイナンバーカードによる電子署名で本人確認を行うとしています 

でも、考えてみてください。

パソコンの設定や電子署名の操作、「本人以外」でも準備できてしまいませんか?

高齢の方が「これにサインして(クリックして)」と言われるままに操作させられたら?

画面の向こう側に、無理やり指示を出している人間が隠れていたら…?

 

2. 「リモート映像」なんて、今の時代どうとでもなる 

 

一番の懸念は、ウェブ会議での内容確認です 3。

今のAI技術(ディープフェイク)を甘く見てはいけません。

  • 映像の加工: 本人の顔をリアルタイムで合成するなんて、もはや朝飯前。

  • 音声の偽装: 数秒の声のサンプルがあれば、本人そっくりの声で喋らせることも可能です。

「ウェブ画面上で内容を確認する」 と言いますが、公証人の先生方は、その映像が「100%リアルな生身の本人」だと断言できるのでしょうか?
 

 

3.デジタル化で失われる「空気感」
 

 

これまでは、公証役場という厳粛な場所に出向き、公証人と対面して「真意」を確認していました 。

直接会うからこそ伝わる「迷い」「怯え」「不自然な様子」。

これらは、デジタルの画面越しでは決して伝わりません。

 

結論:便利さの裏にある「危うさ」 

 

確かに、電子データで保存され、メールやUSBで受け取れるのは便利でしょう 。

でも、公正証書は「一生を左右する契約」です。

「便利さ」と「確実さ」、どちらが大切ですか?

私は、やはり「対面」で顔を突き合わせることこそが、最大の防波堤だと信じています。

みなさんは、このデジタル化、どう思いますか?

ぜひコメントで教えてください。