第17夜

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ゴールドコーストから帰国したお客さんが、空港からそのままわたしに会いに来てくれたの。

 

オーストラリアって、今、真夏なんだってね。

 

しげる松崎みたいに黒かったわよ。

 

でね、しばらくお仕事の話をした後、世界で頑張る日本人起業家の集まりがあるから参加してくれないかって言われたの。
 

よくさ、お育ちがよさそうな駐在員がどうでもいい上辺の会話を楽しむ会とか、今週は3名リファーラルが成立しました!とかいってギラギラしてる異業種交流会とかあったりするじゃない。

 

お付き合いで参加したこともあるんだけど、そういうのどうしても苦手でね。

 

わたしって、長渕剛と尾崎豊と清水健太郎を足して3で割って、そこにさかなくんを掛け合わせたみたいな人でしょ。

 

ネットワークは必要になる前に作るものとか言うけど、わたしにはピンとこないわけよ。

 

あるにこしたことはないんだろうけど、無理に作ってもね。

 

そんなことで、とりあえずネットワークなんてほぼほぼないんだけど、ありがたいことに、お仕事の話だけは絶え間なく舞い込んできてくれるわけ。
 

ゴールドコースト帰りの人もそうだけど、ハワイの飲食店のオーナーさんとか、ウェディングのカメラマンさんとか、お医者さん専門の税理士さんとか、農園を売却する人とか、今日一日だけでもたくさんの人からお仕事の話をいただいたわ。

 

なんでそんなに話がくるの?って聞かれてもよくわからないんだけど、しいて挙げるとすれば、まわりがどうこうっていうのとは関係なく、やりたいことをやってるってことかな。
 

そうじゃなかったら、ぼったくりバーなんてやってないから。

 

 

ジャック・マーがこんなこと言ってたわ。

 

コンピューターって絶対に計算間違いしないし、24時間365日働き続けるし、どんなに難しいことでもサクッとやっちゃうし、一回やれば100%覚えるし、ほとんどのことで人間よりもはるかに上をいくから、これからの教育は、コンピューターができないことを子供たちに教える必要があると。


たしかにそうよね。
 

コンピューターができることはコンピューターがやるに決まってるんだから、そんなこと学んだってしょうがないってはなし。


どうせ使わないんだから。
 

じゃあ何を教えればいいかっていうと、想像力と賢明さだって。

残念ながら義務教育をとっくの昔に終えた大人たちって、わかってるのかわかってないのか、まわりと同じようにコンピューターにかなわないことをやり続けてるでしょ。


あと数年もしたらコンピューターにサクッととってかわられるような仕事のスキルを未だに高めようとしてるじゃない。

 

想像力もなにもあったもんじゃないわよね。


とりあえず今はそれで収入を得られるし、まわりもやってるからなんだろうけど、10年後を考えてみなさいよ。
 

まわりから取り残されないようにとか、そんなこと言ってて、まわりと一緒に沈んじゃったらどうするのよ。
 

自分を救ってくれるのは、まわりと同じことをすることじゃないんだから。

 

自分を救ってくれるのは想像力と賢明さなんだから。

 

わかる?

 

まわりと違うことを恐れない勇気をもたないとダメよ。
 

まわりと差がついたっていいんだから。
 

わたしは責任とらないけど。

 

まわりができることをできるようになるよりも、まわりができないことをできるようになったほうが全然いいんだから。

 

まわりが山に登ってるからって、あなたまで登る必要はないんだからね。

 

登りたいなら別よ。

 

誰よりも高いところまで登れるなら。
 

でも、そうでないなら、登るのをやめたっていいのよ。

 

今は民間ロケットで月に行く時代なんだから。
 

みんなが登ってるから不安になるかもしれないけど、月に行けるのは山を登らずにロケットに乗る準備をしてる人なんだから。

 

そういう意味では、川崎に引っ越したボブなんかは月に行ける可能性がある人だと思うわよ。

 

 

 

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