賭博堕天録カイジ 24億脱出編・第275話『破棄』感想 ~一筋の亀裂~ | ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~

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前回・・・軽トラ破棄のために広島に辿り着いたチャンは、うってつけの朽ちた巨大迷路を発見。
 
これは天が与えた僥倖か、さっそく侵入を開始しました。


 

ところで・・・この迷路はさほど古いものでは無いようですが、大した見通しも持たずにオープンされたこともあり混雑したのは最初の一瞬だけ。

行政が血迷った結果に生まれてしまった、典型的な失敗事業の残骸ですね。

 

今や粗大ゴミの揺り籠と化したこの地に、軽トラが1台増えた所で気に留める者はいないでしょう。

皮肉ですが、3人にとっては浅はかな計画に救われましたね。

 

チャンは廃車の群れの中で工作を始めました。

ナンバーさえ外せば、仮にこの土地が整備されても軽トラの所有者へ連絡が行くことが無くなります。
 
これで目的だった破棄任務は全て完了!
あとは二人の元へ帰るのみですね。
 
 
チャンは十分な時間的余裕を持ってバス停まで戻ってくると、その理想的な展開に幸福感を募らせます。
 
しかし、それは同時に溜まっていた疲労と睡魔を招き入れてしまいました・・・!
セーフ・・・!(  ゚ ▽ ゚ ;)
あぶねえ・・・先ほどまでの作業が迅速で助かりましたね。
 
そして約50時間も不眠不休だったのに、よく寝落ちしなかったな。任務を完遂しても危機感を失わないあたり、流石に切れ者ですね。
 
 
しかし、せっかく目が覚めたにもかかわらず・・・バスは待てど暮らせど姿を見せません。
 
この田舎道では渋滞もないでしょうし、何かトラブルでもあったのか?
 
そして発車予定時刻から10分が経過。
不安に包まれる中、チャンは自転車に乗った第一町人発見・・・!
 
当然ながら関わり合いたくはありませんが・・・どうもチャンが不審に見えるのか呼びかけられてしまいました。
 
とはいえ、ただバスを待っているだけ。
そっけなくやり過ごそうとしますが・・・
 
来ないよ
はあ!?(((( ;°Д°))))
ここにきて冗談はよしてくれよ・・・!?
 
いや錆びついてボロボロならまだしも、そんな休憩所も残った綺麗な状態では紛らわしすぎるって・・・!
しかし実際にバスは来ない訳で、もう信じるしかない。
 
しかもこのおじさん曰く、最寄りの駅までは徒歩で10時間はかかるとの事・・・。(´д`lll)
 
ヤバいね、完全に計画が破綻した。
案の定流れが反転してきた・・・!
 
さらにこのおじさん、なかなか猜疑心が強いようで。
あんた・・・
く・・・苦しい・・・!
よく一瞬で切り返せましたけど、明らかに動揺は伝わっただろうな。
 
でも当然の疑問ですし、こんな僻地に何の用事があったのかを聞かれなかっただけマシか。
 
しかし本当の危機はこれからでした。
うわぁ・・・そうなります!?
これは面倒な展開に入って来たね・・・( ゚∀゚; )
 
今すぐにでも軽トラを取りに戻りたいところですが、この流れで断るのは不自然すぎますよね。
まさか野宿とは言えませんし、実は親戚の家が近くに・・・なんて嘘を重ねたらさらにドツボに嵌っていきそう。
 
もう17時を過ぎて辺りは暗くなり始めていますから、今から10時間かけて歩き続けるのが現実的でないのは明らか。
チャンの体力的にもそろそろ休養が必要です。
 

それに・・・まさか帝愛がノーヒントでこの地まで辿り着き、聞き込みに回るとは思えない。

 

何か上手い逃げ口上があれば別ですが、今は穏便にして流れに沿うべきかもね・・・。

 

破棄した現場を見られたわけではありませんし、おじさんが余計なことをしない単なるお節介好きと信じて・・・泊めて頂くしかないか。

でも失礼ながら、風貌から何から怪しすぎるよ・・・!(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

泊まっている間にも興味本位で色々と詮索されそうですし、チャンのカバンにはナンバープレートや車検証が入ったままなのも怖い。

翌日に最寄りの駅まで送ってもらうなら、その過程も波乱がありそう・・・。

 

 

ついに綻びが見えた逃走劇の未来は・・・まったく想像できませんね。

 

次回が楽しみです・・・!

 

・週刊ヤングマガジン№15(2018/03/26号)より。