地球に遊びに来たんだ♪ 今日も何だか面白そう!
2015/9/25〜27「ウルトラトレイル・マウントフジ2015」 奮闘記
「UTMF2015」。抽選に受かった時の正直な気持ちは、「完走できなかったら洒落にならないなあ」だった。一回目の大会前から足掛け4年間、実行委員としてお手伝いしてきた我が子のような大会である。コースのほとんどは知り尽くして一部を見ただけでどの場所か分かるくらい。けれど、ゴミ拾いの速さでは完走できない。ドキドキの期待と不安で当日を迎える。
春にはサポート要るか要らないかで悩んでいたが、知り合いのトレイルランナー滝下泰民さんと何度も話しているうちに、やや不安になる。そして、8月のTDSの帰り、成田空港のロビーで「いいっすよ。やりますよ」と言ってくれた大野晃正さん(「トレラン同好会準備室」と言って、桑沢デザインの卒業生で作っている会。滝下さんもここ)にピピンときて、お願いする。打ち合わせは一回だが、大会で何度か会っているので、不安はない(そんなんか?)。仲間の平山茂樹さんは別の選手のサポートだが、チームとして裏方など出来る限りやってくださるという。ありがたい。
心配だったのは食べられるかだったが、大会前に熊谷カイロプラクター(4年間やってもらってま~す)に施術してもらったら、胃快調!当日の朝にあしラボの小野寺さんに宿で施術してもらったら、更に快調!万全すぎる体勢でスタート会場へ。実は雨。前日からなので、ルートは酷そうだ。公式DVDの映像に使うため、SONYのビデオを持って走ることは決まっていたので、前列に並んでみた(空いていた)。緊張はなし。ラリーと同じで、長丁場はこれがいい。
スタート前に考えていたことは、アクティブシェルを着ようか脱ごうか。上下を脱いだり着たり、一人で悩む。回りは薄着。ま、いっか。雨だと、一昨日やったヘナの色が雨で濡れた髪の毛から滴り落ちるなあ~とすっごく心配。そんなことが心配でいいのか。いいのだ。制限時間は46時間。170キロ近い道へと13:00にスタートした。
カメラがついてくれたので、最初はカメラを仕舞う。なので、ハイタッチなどしながら進むと、じわじわ抜かされること、う~ん300人くらいいたんじゃないかなー。河口湖の周りは、地元の方がたたくさん応援に出てくれていた。4年目だし、六花さん頑張ってくれていたからなあと思う。道の駅勝山から道路を渡って(渋滞らしきものはなし)、山へ。少しで渋滞発生。外国人が歌を歌ったり奇声を発していたので撮影する。楽しいな。振り返ると、湖岸はやや渋滞だった。
けっこう良いペースで山を行く。クリーンアップしまくった山。ここでも地元の方が誘導でたくさんいてくださり、感謝。鳴沢氷穴へ。139号のトンネルが暗くて目がくらむ。前年度までWS(ウォーターステーション)だったここでは人がたくさん応援にきてくれていた。風穴も。ゆるい歩道の下りで選手と話をすながら進んだ。身体はやや重い。たぶん着過ぎ。上着を脱いだが暑い。
樹海は気持ちよかった。ほどなくA1の精進湖民宿村のエイド(19.1km地点)へ(15:45)。六花さんのレースで会場になっているところ。入ると、すぐに知り合いがいっぱい!わーい。そして温かいすいとん(すい豚!)がうまい!(トップ3に入るウマさ)。ブルーシートが敷き詰めてあったが、掃除大変だなあと思う。トイレに入り、16:00に出ると、更に雨が強まった。
レインを着て進むが、すぐに暑くなり脱ぐ。本栖湖近くの樹海で転倒し、すぐに実行委員の福田六花さんと奥さんの恵里佳ちゃんにあう。「関門、一時間延びました~」とのこと。よりも、肩を思い切り打って、痛い!が、進む。パノラマ台までの道は初めてだが、なかなかポイントがやってこない。トレイルはじゅくじゅくが酷くなっていく。「みんHOKAになっちゃうね~」なんて言いながら進む。足が痛くて進まない人に、ストレッチをしたりとまだ余裕。ビデオもじゃんじゃん回す。
やっと31.5km、A2の本栖湖のエイド(18:40)へ。道はよかったが、長かった。ゆば丼が売り切れて、待ち。その間に朝倉由香ちゃんにビデオを回してもらう。狭いエイドは熱気でムンムンしていた。18:54(関門96分前)に出る。湖岸はすでに夕暮れ。ヘッドライト点灯。そこそこのスピードでゆくと、竜ヶ岳の登り口で大野さんと出会う!走りながら次のエイドの相談。嬉しいな~。
で、舗装路から東海自然歩道へ。かつて何度も挨拶にいったホテルの横から山へ。ミスコースの人が戻ってきていた(誘導いるかも?)。ここからは快適なトレイル。大勢いるが、渋滞でもなく、ほでほど人がいていい感じ。以前住んでいた朝霧の飲料水だったA沢貯水池からどんどんいく。開拓した道から、根原の原っぱで従来のルートが変更になっていた。水が出ると通れないからだろうな、とか思う。知りすぎている自分がコワイ。
麓に出たら、ここは従来の道(2014バージョンではなく、2013バージョン)。おそらくオオタカの繁殖期ではないから、既存ルートが通れたのだろう。ああ、らくちん。横断に誘導いないけれど、大丈夫かなーとか思う(警察のルールが変わったのかも)。朝霧トレランの道をゆく。46.5kmのW1麓(ウォーターステーション)の入口で、誘導の麻生子さんに逢う。嬉しい!ATCが仕切ってくれているエイド。初めて選手として入る!
到着時間は分からず。大野さんに会い、メロンと梨を食べながら、あれこれ準備する(してもらう)。Tシャツは替えた(と思う)。エイドのものは食べずに、パンなどを食べる。空いているパーキング側のトイレに入って、22:25(関門変わらないので、なんと35分前!)出発。カメラマンの一瀬さんが一緒なので、カメラは仕舞う。
天子山地は、なんと雪見岳への登山口で、すでに渋滞。すぐに「やばい。富士宮に間に合うかな?」と不安になる。登ると、ずっと渋滞でなかなか動かない。途中でルート補修などしていたが、そんな暇はないほど、平に近い尾根上までずっと渋滞。抜かすにも危ない。半分まで来たら、少しだけ緩くなった。でも渋滞はゆっくり登るので足には来ない。山頂で、初年度からお世話になっている富士宮山岳会の工藤さんの奥様と逢う。テントには仮眠中の旦那様がいて、出て来てくださった。しばし挨拶。みなさん私が走っているのは知っているらしく、喜んでくださった。記念撮影。
そこからが地獄の泥濘みと渋滞だった。何度も雨後に入っているが、ここまで泥濘んでいるのは見たことがない。慣れない選手も多いらしく、みんなゆっくり。あちこちで転ぶ時の奇声が聞こえる。熊森山頂でも山岳会の方としばし談義。みんな休んでいる。そこから先も酷い状況で、長者岳近くまで渋滞っぽかった。長者でお米造り仲間だった山岳会の田中さんと会う。記念撮影。しかし、すでに関門危うい真っ青な時間。
下りを頑張って飛ばす(ほどほどに)。新しいルートでA3の富士宮エイド(69.6km)へ向かう。以前はNGだった一般道がOKになったらしく、楽チン。でも、なにしろ時間が読めるだけにやばいやばいやばい。降りて来てからの集落で、知り合いの伊藤さんのおばあちゃまが椅子を並べて応援してくれているが、「あ、礼子サンじゃない!」「はい。でも、時間なくてゴメンナサイ」「うちの孫もそう言ってた」なんて会話を交わす。走って森を抜け、昨年までの西富士中のエイドを抜け、ブリヂストンのパーキングで、「じゃじゃじゃ~~~ん」関門アウトタイムじゃ~ん。
実は5分前にSMSで関門時間の延長が来ていたらしいのですが、気が付かず。「もしかしたら」と敢えて見る元気もなく、とにかくとぼとぼ進む。一般道にルート変更した辺りで真っ黒な黒富士を見るが、カメラを出したら通り過ぎていて、戻る元気もなく進む。周りの人と、「駄目だったね」なんて会話をする。人はまばら。明るくなってきた辺りで大原学園。そこから迂回して山を走ってエイド向かう。
すると何てこと。途中で「関門伸びました、大丈夫ですよ~」とニコニコ笑った女性が拍手で迎えてくれた。それでも私の顔は暗い。時間ないなーと思いながら5:36にエイドへ。関門は6時! 心配していた大野さんと時間戦で用意。シューズ交換。お世話になったエイドのすべての関係者と全然話す時間なし。市役所の長谷川さん、カイロプラクティックの面々、お汁粉など出してくれている佐野さん、あああ、みんなご免よ~。トイレに行き、5:57(関門3分前)にエイドを出る。
そこからは送電線下の道で、うっすら登り。ここで走るつもりだったが、眠くて全然スピードあがらず。すでにゾンビー。前後には数人いるくらい。7:39に楽しみにしていたW2粟倉(76,3km)に到着。すごく盛り上がっていて、嬉しかった。第一回目からここを任されている岡本さんの大きくなった赤ちゃんも見て(びっくり~)、なんだかずっといたい気分。レユニオンの100マイルレースでお世話になったフランス人のジェロームに逢うが、足が痛そう。
そこからの舗装の長かったこと。ほぼ歩き。富士市の林道に入ってから、走ったり歩いたり。眠いがこどもの国が近いので少し元気になる。10:15、A4の富士山こどもの国エイド(90,4km)に。めちゃくちゃ元気で威勢がよかった。サポートがいるのでデポはないが、ここのシステム完璧とみた。が、楽しみにしてた「富士山ひらら」が3分半かかるというので、大野さんのサポートエリアへ。フルーツから入ってあれこれ食べ、また戻ったが、またひららは売り切れでない。待てないのですぐに出発。10:50ということは、35分もいたらしい!
ここからもまた知り尽くした道。以外と早く通過して、別荘地から下り、初めてのエイドA5の富士山資料館(97,3km)へ。下りの舗装路なが~い。そして草原にでた。対面通行なので、思わず撮影。景色と人がオモシロイが、長い。下って下って下ってやっと現れた。12:13到着。エイドではカツバーガーとすその水ギョーザ(うどん)に飛びつく。小野寺さんのあしラボコーナーがあったので、施術してもらう。実は天子山塊の下りで痛くなった右足首、靴ひもの結び方がキツかったのではなく、単に下り方がよくなかったみたい。いろいろ直してもらって12:45出発。
すると、出てすぐにSTY(80.5キロ・20時間制限)のトップがやってきた。どんどんやってくるので、撮りまくり&声を掛けまくる。エイドをすごい速さで折り返してきて(ほぼ止まらず?)、またビックリ。ここからは千人切り(道を譲る&撮る&声を掛ける)となった。「頑張って」というと、必ず返してくれるので、気持ちいい。すごい速さで抜いて行く人が殆どだが、一緒に走るSTYも多し。ここから太郎坊までは、自衛隊の演習地(初めてのところ)で、細かい上り下りが多く、しかも泥濘んでいる。天子山地ほどではないが、けっこうえぐい。が、面白い。天子山地で一回尻餅着いただけという天才の私は(シューズがいいんだよん)、ここも楽しく走っていった。
UTMFの同じスピードの選手がここら辺りから一緒になる。16:06、A6の太郎坊(109.9km)到着。ここでまたシューズ交換。みくりやソバも食べた。何をしたか覚えてないが、Tシャツも替えたかも。16:28、ヘッドライト付けて走りだす。
ザクザクの演習地は、以前より伸びていたので「まだかな~」という感じ。でも、走り易いし、飽きない。STY軍団が塊でやってきてラッシュ状態。すばしりへの下りになってちょっとほっとする。でも、眠いかなあ。18:21にA7のすばしりエイド(120,5km)着。人がたくさん居てくれて凄く嬉しい~。どのエイドでもものすごく大きな拍手と声を下さるので、本当に感動。ここの雑煮と磯辺焼き、うまい!!なめこ汁も食べた(と思う)。相変わらずフルーツとパンなどを食べ,最後にまた磯辺焼きを手に持って、18:50出発(関門40分前)。山中湖を目指す。
登りは動きつつ渋滞。STYの選手が抜いていくのは、下りだけ。ルート変更となった下りは、細いがとてもいい道だった。例年のエスケープルートだが、私が通ったのは初めて。籠坂峠までの間、3人のゾンビーUTMFさんにホットホーヒーをあげた。「ホット珈琲あるけれどいかがですか?」と押し売り状態だが、みんな感動してくれた。大野さんに言われ、初めて持ってみたけれど、小さくて軽い魔法瓶最高!
舗装路に出た所で出会ったゾンビーさんとはシリトリをする(シリトリの押し売り。「食べ物」をテーマにしました)。でも、離れてきてしまい、自然と別れる。湖岸の道へ出て小走りしていたら、なんと知り合いがきゃあと手を振っている。上原博美ちゃんと小甲里美ちゃん姉妹だ!そろそろかなと待っていてくれたのだという。有難い!抱き合って、しばし一緒に走ってサヨナラする。嬉しかった。同じチームの選手二人とまた出会う。結局ほぼ一緒にゴールした渡辺真理さんと由田力さん。何度も前後するのが可笑しい。ダッシュしてA8の山中湖きららエイド(135,5km)へ(21:36着)。
装備チェックOK。シューズとTシャツ交換。ここでは仮眠を取ることに。15分だったが、本当は30分がよかったかも? 起きてからまた痛くなった足をニューハレの芥田さんがみてくれた。しかし痛くて大声あげて大変!甲州富士桜ポークの豚汁はあったが、豚は少しで、うーむだった(すみません。たまたまだったのかも)。六花さんに全員必須の身体チェックを受け、23:00スタート(関門1時間前)。すぐに大野さんが机に忘れた携帯電話を届けに走ってきてくれた(あぶな~)。
夜の町を抜け、石割山へ。このレースの為に夜中じゅう火を焚いてくれている石割神社をすぎ、山頂へ。と、嬉しいことに3度目のトルデジアンから帰って間もないあんちゃん(アンジョウアケミさん)が居た!STYのスイーパーやっているのだそう(なるほど、確かに少し前に頑張って進んでいるSTY女性がいいた)。しばらくトルデジアンの話で盛り上がる。いつも笑顔がステキで、前から尊敬する大好きなランナーさん。で、山頂へ行くと、ここではなぜか冒険ランナーの樺沢さんと佐藤秋さんみっけ(スイーパーだった)。わーい。
泥濘むトレイルでは、何人かのSTYさんが関門時間と闘っていた。辛そう。途中は関西の女性選手と話しながら、本番を初めて見るA9の二十曲峠エイド(141,7km)へ(昨年は見てない)。00:38。エイドでは、お豆腐に舌鼓。ドーナッツは??だった(舌がおかしかったからかも)。エイド仕切ってるちょー元気な若林賀津子さんやロゲで何度かペアを組み、今年のUTMBでは同じ宿だった戸田さんと記念撮影。細長く(印象的)、暖かい歓迎ムードのエイドを出発。恐るべしの扚子山へ!
一番の地獄はここからだった。眠い。ひたすら眠い(もっと仮眠とるべきだったと気付く)。最大級のゾンビーになりながら、追いつく人には「眠いですね~」追いつかれた人にも「眠いですね~」と声かけながら進む。登りの辛さはなく、ひたすら眠い。歌も子守唄に。人もいないし、景色も見えないし、眠いよ~。ビデオを撮ればよかったのに、思い出さず。ようやく厳しい岩場についたら、眠気は飛んだが、ビデオ回すにはあまりに危険でけっきょく撮らず。カメラマンの一瀬さんと二十曲か杓子で逢おうと言っていたので、映像撮ってるかな~と思ったら、山に入れず撮ってなかったそうで、あとで悔やんだ(こういうのこそオモシロイからね)。それほど酷いどろどろで岩がすべり、四つん這い状態で渋滞。
でも、「このままではいかん」と渋滞を抜いて先を急ぐ。杓子の山頂で鐘を鳴らして、ジェルを食べ、すぐに下山。ヌルヌルだが、雨の「富士忍野高原トレイルレース」の時よりはいいいかも(ドロドロ大好き)。と、途中で一瀬さんと遭遇!やった。林道を小走りで行く。途中で香港のレースで逢った三宅紀代子さん(STY)と遭遇。一瀬さんが「まだ関門間に合うかも」と言ったら、ガンガン走りだした。その速さと言ったら、すごいこと! 何人かSTYの人が走って行った。そしてもう間に合わなくて歩いている人にも逢った。ひきこもごも…。
5:30、明るくなってきたころ、富士吉田のA10富士小学校エイド(156,7km)へ。あまりにドロドロだったので、全部着替えた(パンツを前後逆さまにはいて出ようとしてみんなに笑われる)。仮眠を20分ほどとる。吉田うどんも2杯戴く。山中湖でもあった佐々木新子ちゃん(第一回UTMFで私の手足になって動いてくれた仲間)も仮眠。今井妙子ちゃん(新子ちゃんと一緒によくトレラン練習した仲間)は、スタートが一緒だった。「下りが辛い~」といつも言っていたが、富士宮の舗装路でぶっ飛ばして頑張った同じ富士宮エイド関門ギリギリ仲間でもある。励まし合って、6:37(関門83分前)に出発。ここまで完璧なサポートをしてくれた大野さんの他、いつも見守ってくれた仲間とゴールで逢う約束をして別れる。
最後だからか、なぜか眠くはなかった。いつの間にか雨は止んでしまったので、暑くならないことを願う。ヌルヌルの登り。何度も通ったこの道なので、焦らずゆっくり。富士山は相変わらず見えないが、やはり陽が昇ると元気になる。あれこれ4年間の作業ややりとりを思い出す。あの道この道どれもいい道だったなあ(思い入れがあるので、なかなか平らな気持ちではみれないかも)。今回は舗装路が多かったけれど、山だったらまたそれはそれで大変だったかも。
途中でゴミをひとつだけ拾う。ここまではとても拾っている余裕がなかったからだ。そして以前カモシカにあった頂上近くから下りへ。すぐに三宅さんの旦那様の方に逢う。奥様は残念ながら富士小学校に間に合わずにリタイアと聞く。とても残念。三宅さんのリズム感ある下りに合わせて降りる。そして新しいコースで湖岸に出て周遊コースへ。直前に懐かしいUTMF関係の知り合いに偶然逢い、ちょっと涙ぐんでしまった。涙腺が緩んでしまったからか、大橋のたもとでまたもやおもいっきり転倒。石畳が飛び出していて、足が引っかかったのだが、勢い良く転んだので、肩、腰、膝を打つ。これでめでたく両側をヒット。私って何者?
起きて、頑張って大橋を渡る。と、しばらく行くと、何度も途中であった私より年上の方を抜いた。挨拶すると、胸に野草を差している。あまりにそれが素敵だったので、写真を撮らせてもらう(あとでバッドウォーターをものともしないウルトラアスリートの貝畑和子さんだと知って仰天!お顔を見たのは初めてだったので分からなかった!とても尊敬している方だったので、嬉しかった。マメが凄くてゆっくりだったそうだが、同じところを歩けてホントに幸せ~♡)。橋の最後辺りから応援者が「おめでとう!」「お帰り~!」「ナイスラン!」などと、次々声を掛けてくれる。湖岸をゆく。どんどん近づいて行く。本当に帰ってきたんだ。
ゴール直前のホテルのテラスで「レイコサーン」と声がする。なんと富士山資料館で会ったセバスチャンだ!そして撮影班たち(セバスチャンはSTY優勝だったことはまだ知らず)。で、いよいよ最終コーナーというところで、サポーターの大野さんにあう。奥さんの有子さんや平山さんなど会のみんなも次々とやってきた。エイドを追ってくれていたメレルの松崎さんも!握手してたら何だか嬉しくなってスピードアップしてしまった。私はそういう質らしい。実はスピードアップしすぎて、「みんなで一緒にゴール(関門94分前)!!」……にならず(遠慮したのかも?真相はまだ聞いていない)一人でゴールのラインへ。
ハイタッチしながら進んでいたら、なんだかもったいなくなって、反対側へもう一度。更に2度目のタッチをしてゆっくりと飛び込んだ。その向うに見えたのが、六花さん。「りっかさあああああああん」と抱きついたら、この100マイルの思いだけでなく、その何周分もの思いがどんどん沸き上がってきて、涙が止まらなくなった。ありがとうしか言えなかった。いい道だったよ。たくさんボランティアの人が頑張っていたよ。その時は、主に山梨の道は完璧だったよと伝えたような気がする。
そして、チップを外し、ゴールから出る所で、完走ベストの受け渡し。自然に大野さんに差し出した。今回は雨や泥や関門やあれやこれやで、本当にサポートありきのレースだった。私にとっては大野さんがいなかったら、駄目だったかもしれないレース。大野さんは完璧だった。TDSの帰りに声を掛けてくれならったら…。本当に有り難い。大野さんの仲間たちみんなと記念撮影し、表彰式を見て、セバスチャンと写真を取り、たくさんの知り合いや初めての方と言葉を交わし、静かになった会場を後にした。
昨年は最後まで残って会場のゴミ拾いをしたが、今回は車に乗って、連泊していた大石側のペンションに向かうのが精一杯だった。やっぱり選手は辛いのね。。。翌朝、ようやく富士山が姿を現した。帰って洗濯したら、Tシャツ3枚にヘナの汁が流れた跡が残っていた。やっぱり一番怖いのは、ヘナのオレンジや緑のシミだな~。転んだ肩の傷もかなり痛いぜっ! という訳で、思い出はあちこちに残っていたのであった。ちゃんちゃん。
メモあれこれ
☆受付日の朝に必須の携帯電話をトイレに落とす(すぐに貸してもらう)。
☆受付でたくさん女性ランナーたちとあって力を貰う。
☆まったく寒くなかった。雨でよかった。
☆序盤でたくさんの人がリタイアしたことは知らなかった(700人?)。
☆よかった食べ物は、メロン(1.5個)、梨(2)、ヨーグルト、プリン、柔らかいくしゅくしゅパン、麦茶、魔法瓶のホット珈琲。
☆交換は、Tシャツ数回、シューズ4回。
☆ザックやシューズを始めとする全てのウエア&グッズがバッチリだった。
☆失敗は、膝痛でロキソニン(痛み止め)飲み過ぎたこと(大会後に目眩)。
☆帰り道に朝霧の「肉うどん野島」さんに寄ってカイロプラクティックやってたら、たまたま来た土屋幸雄さんが来て、肩の治療をしてくれた(本職)。最後までいろんな方にサポートしてもらう。
☆UTMF 170.3km 累計標高7.889m 46時間制限(エイドの正確な距離は不明)。
☆完走率41.5%(女子39,9%)、総合476位/567人完走/1.362人出走、女子75位/96人完走、44時間26分45秒、50代女子7位/9人完走中。
☆トップはジェディミナス・グリニウス(20時間40分58秒、女子はラシュエ・フライエ(25時間34分)。
春にはサポート要るか要らないかで悩んでいたが、知り合いのトレイルランナー滝下泰民さんと何度も話しているうちに、やや不安になる。そして、8月のTDSの帰り、成田空港のロビーで「いいっすよ。やりますよ」と言ってくれた大野晃正さん(「トレラン同好会準備室」と言って、桑沢デザインの卒業生で作っている会。滝下さんもここ)にピピンときて、お願いする。打ち合わせは一回だが、大会で何度か会っているので、不安はない(そんなんか?)。仲間の平山茂樹さんは別の選手のサポートだが、チームとして裏方など出来る限りやってくださるという。ありがたい。
心配だったのは食べられるかだったが、大会前に熊谷カイロプラクター(4年間やってもらってま~す)に施術してもらったら、胃快調!当日の朝にあしラボの小野寺さんに宿で施術してもらったら、更に快調!万全すぎる体勢でスタート会場へ。実は雨。前日からなので、ルートは酷そうだ。公式DVDの映像に使うため、SONYのビデオを持って走ることは決まっていたので、前列に並んでみた(空いていた)。緊張はなし。ラリーと同じで、長丁場はこれがいい。
スタート前に考えていたことは、アクティブシェルを着ようか脱ごうか。上下を脱いだり着たり、一人で悩む。回りは薄着。ま、いっか。雨だと、一昨日やったヘナの色が雨で濡れた髪の毛から滴り落ちるなあ~とすっごく心配。そんなことが心配でいいのか。いいのだ。制限時間は46時間。170キロ近い道へと13:00にスタートした。
カメラがついてくれたので、最初はカメラを仕舞う。なので、ハイタッチなどしながら進むと、じわじわ抜かされること、う~ん300人くらいいたんじゃないかなー。河口湖の周りは、地元の方がたたくさん応援に出てくれていた。4年目だし、六花さん頑張ってくれていたからなあと思う。道の駅勝山から道路を渡って(渋滞らしきものはなし)、山へ。少しで渋滞発生。外国人が歌を歌ったり奇声を発していたので撮影する。楽しいな。振り返ると、湖岸はやや渋滞だった。
けっこう良いペースで山を行く。クリーンアップしまくった山。ここでも地元の方が誘導でたくさんいてくださり、感謝。鳴沢氷穴へ。139号のトンネルが暗くて目がくらむ。前年度までWS(ウォーターステーション)だったここでは人がたくさん応援にきてくれていた。風穴も。ゆるい歩道の下りで選手と話をすながら進んだ。身体はやや重い。たぶん着過ぎ。上着を脱いだが暑い。
樹海は気持ちよかった。ほどなくA1の精進湖民宿村のエイド(19.1km地点)へ(15:45)。六花さんのレースで会場になっているところ。入ると、すぐに知り合いがいっぱい!わーい。そして温かいすいとん(すい豚!)がうまい!(トップ3に入るウマさ)。ブルーシートが敷き詰めてあったが、掃除大変だなあと思う。トイレに入り、16:00に出ると、更に雨が強まった。
レインを着て進むが、すぐに暑くなり脱ぐ。本栖湖近くの樹海で転倒し、すぐに実行委員の福田六花さんと奥さんの恵里佳ちゃんにあう。「関門、一時間延びました~」とのこと。よりも、肩を思い切り打って、痛い!が、進む。パノラマ台までの道は初めてだが、なかなかポイントがやってこない。トレイルはじゅくじゅくが酷くなっていく。「みんHOKAになっちゃうね~」なんて言いながら進む。足が痛くて進まない人に、ストレッチをしたりとまだ余裕。ビデオもじゃんじゃん回す。
やっと31.5km、A2の本栖湖のエイド(18:40)へ。道はよかったが、長かった。ゆば丼が売り切れて、待ち。その間に朝倉由香ちゃんにビデオを回してもらう。狭いエイドは熱気でムンムンしていた。18:54(関門96分前)に出る。湖岸はすでに夕暮れ。ヘッドライト点灯。そこそこのスピードでゆくと、竜ヶ岳の登り口で大野さんと出会う!走りながら次のエイドの相談。嬉しいな~。
で、舗装路から東海自然歩道へ。かつて何度も挨拶にいったホテルの横から山へ。ミスコースの人が戻ってきていた(誘導いるかも?)。ここからは快適なトレイル。大勢いるが、渋滞でもなく、ほでほど人がいていい感じ。以前住んでいた朝霧の飲料水だったA沢貯水池からどんどんいく。開拓した道から、根原の原っぱで従来のルートが変更になっていた。水が出ると通れないからだろうな、とか思う。知りすぎている自分がコワイ。
麓に出たら、ここは従来の道(2014バージョンではなく、2013バージョン)。おそらくオオタカの繁殖期ではないから、既存ルートが通れたのだろう。ああ、らくちん。横断に誘導いないけれど、大丈夫かなーとか思う(警察のルールが変わったのかも)。朝霧トレランの道をゆく。46.5kmのW1麓(ウォーターステーション)の入口で、誘導の麻生子さんに逢う。嬉しい!ATCが仕切ってくれているエイド。初めて選手として入る!
到着時間は分からず。大野さんに会い、メロンと梨を食べながら、あれこれ準備する(してもらう)。Tシャツは替えた(と思う)。エイドのものは食べずに、パンなどを食べる。空いているパーキング側のトイレに入って、22:25(関門変わらないので、なんと35分前!)出発。カメラマンの一瀬さんが一緒なので、カメラは仕舞う。
天子山地は、なんと雪見岳への登山口で、すでに渋滞。すぐに「やばい。富士宮に間に合うかな?」と不安になる。登ると、ずっと渋滞でなかなか動かない。途中でルート補修などしていたが、そんな暇はないほど、平に近い尾根上までずっと渋滞。抜かすにも危ない。半分まで来たら、少しだけ緩くなった。でも渋滞はゆっくり登るので足には来ない。山頂で、初年度からお世話になっている富士宮山岳会の工藤さんの奥様と逢う。テントには仮眠中の旦那様がいて、出て来てくださった。しばし挨拶。みなさん私が走っているのは知っているらしく、喜んでくださった。記念撮影。
そこからが地獄の泥濘みと渋滞だった。何度も雨後に入っているが、ここまで泥濘んでいるのは見たことがない。慣れない選手も多いらしく、みんなゆっくり。あちこちで転ぶ時の奇声が聞こえる。熊森山頂でも山岳会の方としばし談義。みんな休んでいる。そこから先も酷い状況で、長者岳近くまで渋滞っぽかった。長者でお米造り仲間だった山岳会の田中さんと会う。記念撮影。しかし、すでに関門危うい真っ青な時間。
下りを頑張って飛ばす(ほどほどに)。新しいルートでA3の富士宮エイド(69.6km)へ向かう。以前はNGだった一般道がOKになったらしく、楽チン。でも、なにしろ時間が読めるだけにやばいやばいやばい。降りて来てからの集落で、知り合いの伊藤さんのおばあちゃまが椅子を並べて応援してくれているが、「あ、礼子サンじゃない!」「はい。でも、時間なくてゴメンナサイ」「うちの孫もそう言ってた」なんて会話を交わす。走って森を抜け、昨年までの西富士中のエイドを抜け、ブリヂストンのパーキングで、「じゃじゃじゃ~~~ん」関門アウトタイムじゃ~ん。
実は5分前にSMSで関門時間の延長が来ていたらしいのですが、気が付かず。「もしかしたら」と敢えて見る元気もなく、とにかくとぼとぼ進む。一般道にルート変更した辺りで真っ黒な黒富士を見るが、カメラを出したら通り過ぎていて、戻る元気もなく進む。周りの人と、「駄目だったね」なんて会話をする。人はまばら。明るくなってきた辺りで大原学園。そこから迂回して山を走ってエイド向かう。
すると何てこと。途中で「関門伸びました、大丈夫ですよ~」とニコニコ笑った女性が拍手で迎えてくれた。それでも私の顔は暗い。時間ないなーと思いながら5:36にエイドへ。関門は6時! 心配していた大野さんと時間戦で用意。シューズ交換。お世話になったエイドのすべての関係者と全然話す時間なし。市役所の長谷川さん、カイロプラクティックの面々、お汁粉など出してくれている佐野さん、あああ、みんなご免よ~。トイレに行き、5:57(関門3分前)にエイドを出る。
そこからは送電線下の道で、うっすら登り。ここで走るつもりだったが、眠くて全然スピードあがらず。すでにゾンビー。前後には数人いるくらい。7:39に楽しみにしていたW2粟倉(76,3km)に到着。すごく盛り上がっていて、嬉しかった。第一回目からここを任されている岡本さんの大きくなった赤ちゃんも見て(びっくり~)、なんだかずっといたい気分。レユニオンの100マイルレースでお世話になったフランス人のジェロームに逢うが、足が痛そう。
そこからの舗装の長かったこと。ほぼ歩き。富士市の林道に入ってから、走ったり歩いたり。眠いがこどもの国が近いので少し元気になる。10:15、A4の富士山こどもの国エイド(90,4km)に。めちゃくちゃ元気で威勢がよかった。サポートがいるのでデポはないが、ここのシステム完璧とみた。が、楽しみにしてた「富士山ひらら」が3分半かかるというので、大野さんのサポートエリアへ。フルーツから入ってあれこれ食べ、また戻ったが、またひららは売り切れでない。待てないのですぐに出発。10:50ということは、35分もいたらしい!
ここからもまた知り尽くした道。以外と早く通過して、別荘地から下り、初めてのエイドA5の富士山資料館(97,3km)へ。下りの舗装路なが~い。そして草原にでた。対面通行なので、思わず撮影。景色と人がオモシロイが、長い。下って下って下ってやっと現れた。12:13到着。エイドではカツバーガーとすその水ギョーザ(うどん)に飛びつく。小野寺さんのあしラボコーナーがあったので、施術してもらう。実は天子山塊の下りで痛くなった右足首、靴ひもの結び方がキツかったのではなく、単に下り方がよくなかったみたい。いろいろ直してもらって12:45出発。
すると、出てすぐにSTY(80.5キロ・20時間制限)のトップがやってきた。どんどんやってくるので、撮りまくり&声を掛けまくる。エイドをすごい速さで折り返してきて(ほぼ止まらず?)、またビックリ。ここからは千人切り(道を譲る&撮る&声を掛ける)となった。「頑張って」というと、必ず返してくれるので、気持ちいい。すごい速さで抜いて行く人が殆どだが、一緒に走るSTYも多し。ここから太郎坊までは、自衛隊の演習地(初めてのところ)で、細かい上り下りが多く、しかも泥濘んでいる。天子山地ほどではないが、けっこうえぐい。が、面白い。天子山地で一回尻餅着いただけという天才の私は(シューズがいいんだよん)、ここも楽しく走っていった。
UTMFの同じスピードの選手がここら辺りから一緒になる。16:06、A6の太郎坊(109.9km)到着。ここでまたシューズ交換。みくりやソバも食べた。何をしたか覚えてないが、Tシャツも替えたかも。16:28、ヘッドライト付けて走りだす。
ザクザクの演習地は、以前より伸びていたので「まだかな~」という感じ。でも、走り易いし、飽きない。STY軍団が塊でやってきてラッシュ状態。すばしりへの下りになってちょっとほっとする。でも、眠いかなあ。18:21にA7のすばしりエイド(120,5km)着。人がたくさん居てくれて凄く嬉しい~。どのエイドでもものすごく大きな拍手と声を下さるので、本当に感動。ここの雑煮と磯辺焼き、うまい!!なめこ汁も食べた(と思う)。相変わらずフルーツとパンなどを食べ,最後にまた磯辺焼きを手に持って、18:50出発(関門40分前)。山中湖を目指す。
登りは動きつつ渋滞。STYの選手が抜いていくのは、下りだけ。ルート変更となった下りは、細いがとてもいい道だった。例年のエスケープルートだが、私が通ったのは初めて。籠坂峠までの間、3人のゾンビーUTMFさんにホットホーヒーをあげた。「ホット珈琲あるけれどいかがですか?」と押し売り状態だが、みんな感動してくれた。大野さんに言われ、初めて持ってみたけれど、小さくて軽い魔法瓶最高!
舗装路に出た所で出会ったゾンビーさんとはシリトリをする(シリトリの押し売り。「食べ物」をテーマにしました)。でも、離れてきてしまい、自然と別れる。湖岸の道へ出て小走りしていたら、なんと知り合いがきゃあと手を振っている。上原博美ちゃんと小甲里美ちゃん姉妹だ!そろそろかなと待っていてくれたのだという。有難い!抱き合って、しばし一緒に走ってサヨナラする。嬉しかった。同じチームの選手二人とまた出会う。結局ほぼ一緒にゴールした渡辺真理さんと由田力さん。何度も前後するのが可笑しい。ダッシュしてA8の山中湖きららエイド(135,5km)へ(21:36着)。
装備チェックOK。シューズとTシャツ交換。ここでは仮眠を取ることに。15分だったが、本当は30分がよかったかも? 起きてからまた痛くなった足をニューハレの芥田さんがみてくれた。しかし痛くて大声あげて大変!甲州富士桜ポークの豚汁はあったが、豚は少しで、うーむだった(すみません。たまたまだったのかも)。六花さんに全員必須の身体チェックを受け、23:00スタート(関門1時間前)。すぐに大野さんが机に忘れた携帯電話を届けに走ってきてくれた(あぶな~)。
夜の町を抜け、石割山へ。このレースの為に夜中じゅう火を焚いてくれている石割神社をすぎ、山頂へ。と、嬉しいことに3度目のトルデジアンから帰って間もないあんちゃん(アンジョウアケミさん)が居た!STYのスイーパーやっているのだそう(なるほど、確かに少し前に頑張って進んでいるSTY女性がいいた)。しばらくトルデジアンの話で盛り上がる。いつも笑顔がステキで、前から尊敬する大好きなランナーさん。で、山頂へ行くと、ここではなぜか冒険ランナーの樺沢さんと佐藤秋さんみっけ(スイーパーだった)。わーい。
泥濘むトレイルでは、何人かのSTYさんが関門時間と闘っていた。辛そう。途中は関西の女性選手と話しながら、本番を初めて見るA9の二十曲峠エイド(141,7km)へ(昨年は見てない)。00:38。エイドでは、お豆腐に舌鼓。ドーナッツは??だった(舌がおかしかったからかも)。エイド仕切ってるちょー元気な若林賀津子さんやロゲで何度かペアを組み、今年のUTMBでは同じ宿だった戸田さんと記念撮影。細長く(印象的)、暖かい歓迎ムードのエイドを出発。恐るべしの扚子山へ!
一番の地獄はここからだった。眠い。ひたすら眠い(もっと仮眠とるべきだったと気付く)。最大級のゾンビーになりながら、追いつく人には「眠いですね~」追いつかれた人にも「眠いですね~」と声かけながら進む。登りの辛さはなく、ひたすら眠い。歌も子守唄に。人もいないし、景色も見えないし、眠いよ~。ビデオを撮ればよかったのに、思い出さず。ようやく厳しい岩場についたら、眠気は飛んだが、ビデオ回すにはあまりに危険でけっきょく撮らず。カメラマンの一瀬さんと二十曲か杓子で逢おうと言っていたので、映像撮ってるかな~と思ったら、山に入れず撮ってなかったそうで、あとで悔やんだ(こういうのこそオモシロイからね)。それほど酷いどろどろで岩がすべり、四つん這い状態で渋滞。
でも、「このままではいかん」と渋滞を抜いて先を急ぐ。杓子の山頂で鐘を鳴らして、ジェルを食べ、すぐに下山。ヌルヌルだが、雨の「富士忍野高原トレイルレース」の時よりはいいいかも(ドロドロ大好き)。と、途中で一瀬さんと遭遇!やった。林道を小走りで行く。途中で香港のレースで逢った三宅紀代子さん(STY)と遭遇。一瀬さんが「まだ関門間に合うかも」と言ったら、ガンガン走りだした。その速さと言ったら、すごいこと! 何人かSTYの人が走って行った。そしてもう間に合わなくて歩いている人にも逢った。ひきこもごも…。
5:30、明るくなってきたころ、富士吉田のA10富士小学校エイド(156,7km)へ。あまりにドロドロだったので、全部着替えた(パンツを前後逆さまにはいて出ようとしてみんなに笑われる)。仮眠を20分ほどとる。吉田うどんも2杯戴く。山中湖でもあった佐々木新子ちゃん(第一回UTMFで私の手足になって動いてくれた仲間)も仮眠。今井妙子ちゃん(新子ちゃんと一緒によくトレラン練習した仲間)は、スタートが一緒だった。「下りが辛い~」といつも言っていたが、富士宮の舗装路でぶっ飛ばして頑張った同じ富士宮エイド関門ギリギリ仲間でもある。励まし合って、6:37(関門83分前)に出発。ここまで完璧なサポートをしてくれた大野さんの他、いつも見守ってくれた仲間とゴールで逢う約束をして別れる。
最後だからか、なぜか眠くはなかった。いつの間にか雨は止んでしまったので、暑くならないことを願う。ヌルヌルの登り。何度も通ったこの道なので、焦らずゆっくり。富士山は相変わらず見えないが、やはり陽が昇ると元気になる。あれこれ4年間の作業ややりとりを思い出す。あの道この道どれもいい道だったなあ(思い入れがあるので、なかなか平らな気持ちではみれないかも)。今回は舗装路が多かったけれど、山だったらまたそれはそれで大変だったかも。
途中でゴミをひとつだけ拾う。ここまではとても拾っている余裕がなかったからだ。そして以前カモシカにあった頂上近くから下りへ。すぐに三宅さんの旦那様の方に逢う。奥様は残念ながら富士小学校に間に合わずにリタイアと聞く。とても残念。三宅さんのリズム感ある下りに合わせて降りる。そして新しいコースで湖岸に出て周遊コースへ。直前に懐かしいUTMF関係の知り合いに偶然逢い、ちょっと涙ぐんでしまった。涙腺が緩んでしまったからか、大橋のたもとでまたもやおもいっきり転倒。石畳が飛び出していて、足が引っかかったのだが、勢い良く転んだので、肩、腰、膝を打つ。これでめでたく両側をヒット。私って何者?
起きて、頑張って大橋を渡る。と、しばらく行くと、何度も途中であった私より年上の方を抜いた。挨拶すると、胸に野草を差している。あまりにそれが素敵だったので、写真を撮らせてもらう(あとでバッドウォーターをものともしないウルトラアスリートの貝畑和子さんだと知って仰天!お顔を見たのは初めてだったので分からなかった!とても尊敬している方だったので、嬉しかった。マメが凄くてゆっくりだったそうだが、同じところを歩けてホントに幸せ~♡)。橋の最後辺りから応援者が「おめでとう!」「お帰り~!」「ナイスラン!」などと、次々声を掛けてくれる。湖岸をゆく。どんどん近づいて行く。本当に帰ってきたんだ。
ゴール直前のホテルのテラスで「レイコサーン」と声がする。なんと富士山資料館で会ったセバスチャンだ!そして撮影班たち(セバスチャンはSTY優勝だったことはまだ知らず)。で、いよいよ最終コーナーというところで、サポーターの大野さんにあう。奥さんの有子さんや平山さんなど会のみんなも次々とやってきた。エイドを追ってくれていたメレルの松崎さんも!握手してたら何だか嬉しくなってスピードアップしてしまった。私はそういう質らしい。実はスピードアップしすぎて、「みんなで一緒にゴール(関門94分前)!!」……にならず(遠慮したのかも?真相はまだ聞いていない)一人でゴールのラインへ。
ハイタッチしながら進んでいたら、なんだかもったいなくなって、反対側へもう一度。更に2度目のタッチをしてゆっくりと飛び込んだ。その向うに見えたのが、六花さん。「りっかさあああああああん」と抱きついたら、この100マイルの思いだけでなく、その何周分もの思いがどんどん沸き上がってきて、涙が止まらなくなった。ありがとうしか言えなかった。いい道だったよ。たくさんボランティアの人が頑張っていたよ。その時は、主に山梨の道は完璧だったよと伝えたような気がする。
そして、チップを外し、ゴールから出る所で、完走ベストの受け渡し。自然に大野さんに差し出した。今回は雨や泥や関門やあれやこれやで、本当にサポートありきのレースだった。私にとっては大野さんがいなかったら、駄目だったかもしれないレース。大野さんは完璧だった。TDSの帰りに声を掛けてくれならったら…。本当に有り難い。大野さんの仲間たちみんなと記念撮影し、表彰式を見て、セバスチャンと写真を取り、たくさんの知り合いや初めての方と言葉を交わし、静かになった会場を後にした。
昨年は最後まで残って会場のゴミ拾いをしたが、今回は車に乗って、連泊していた大石側のペンションに向かうのが精一杯だった。やっぱり選手は辛いのね。。。翌朝、ようやく富士山が姿を現した。帰って洗濯したら、Tシャツ3枚にヘナの汁が流れた跡が残っていた。やっぱり一番怖いのは、ヘナのオレンジや緑のシミだな~。転んだ肩の傷もかなり痛いぜっ! という訳で、思い出はあちこちに残っていたのであった。ちゃんちゃん。
メモあれこれ
☆受付日の朝に必須の携帯電話をトイレに落とす(すぐに貸してもらう)。
☆受付でたくさん女性ランナーたちとあって力を貰う。
☆まったく寒くなかった。雨でよかった。
☆序盤でたくさんの人がリタイアしたことは知らなかった(700人?)。
☆よかった食べ物は、メロン(1.5個)、梨(2)、ヨーグルト、プリン、柔らかいくしゅくしゅパン、麦茶、魔法瓶のホット珈琲。
☆交換は、Tシャツ数回、シューズ4回。
☆ザックやシューズを始めとする全てのウエア&グッズがバッチリだった。
☆失敗は、膝痛でロキソニン(痛み止め)飲み過ぎたこと(大会後に目眩)。
☆帰り道に朝霧の「肉うどん野島」さんに寄ってカイロプラクティックやってたら、たまたま来た土屋幸雄さんが来て、肩の治療をしてくれた(本職)。最後までいろんな方にサポートしてもらう。
☆UTMF 170.3km 累計標高7.889m 46時間制限(エイドの正確な距離は不明)。
☆完走率41.5%(女子39,9%)、総合476位/567人完走/1.362人出走、女子75位/96人完走、44時間26分45秒、50代女子7位/9人完走中。
☆トップはジェディミナス・グリニウス(20時間40分58秒、女子はラシュエ・フライエ(25時間34分)。
2015/4/22 FM軽井沢、またまた出没致します!
「FM軽井沢(77.5MHz)」の「地球ランナー」、次は明日4/22水曜日の13:10からの出演でーす。
パーソナリティー清水とも子さんとの掛け合いのテーマは、「日本平桜マラソン」と「奥三河パワートレイル」。明暗を分けたのは何だったのか(ってほどでもありませんが)? 番組で今語られる新たな事実…もありませんが、楽しいトークとなること間違いなし! 是非聞いてくださいね。
今回はまたまた最後に前回お知らせしたプレゼントの当選発表があります!
朝霧からおなじみの「富士山ありがとう」オリジナル絵はがきです。
3名様にわたくしめがサイン入り&メッセージつきで送らせて頂きますので、明日の午前中までにファックス戴ければ、厳正に抽選させて戴きます。もうたくさん来ているはず?ですが。勝手にPR♪
何方でも応募できます(番組聴いてくださいね~)。
応募方法は、住所・氏名・電話番号・「地球ランナーの絵ハガキ希望」を明記の上、メールまたはFAXでFM軽井沢まで。
メールは、77.5@fm-karuizawa.co.jp
ファックスは、0267-41-3099 です。
「FM軽井沢」はインターネットラジオで、全国どこでも24時間聴くことが出来ます。
お勧めアプリは「Listen Radio」「FM聴」「iコミュラジ」。
GooglePlayストアやiTunesストアで検索してみてねん♪
ちなみに私は、TuneIn Radio(チューンイン ラジオ)で開きました♪
12枚セットだじょ。
こんな感じでサインが入ります♪
元気なとも子さんと、また会える!! 楽しみ~♪
パーソナリティー清水とも子さんとの掛け合いのテーマは、「日本平桜マラソン」と「奥三河パワートレイル」。明暗を分けたのは何だったのか(ってほどでもありませんが)? 番組で今語られる新たな事実…もありませんが、楽しいトークとなること間違いなし! 是非聞いてくださいね。
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朝霧からおなじみの「富士山ありがとう」オリジナル絵はがきです。
3名様にわたくしめがサイン入り&メッセージつきで送らせて頂きますので、明日の午前中までにファックス戴ければ、厳正に抽選させて戴きます。もうたくさん来ているはず?ですが。勝手にPR♪
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応募方法は、住所・氏名・電話番号・「地球ランナーの絵ハガキ希望」を明記の上、メールまたはFAXでFM軽井沢まで。
メールは、77.5@fm-karuizawa.co.jp
ファックスは、0267-41-3099 です。
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12枚セットだじょ。
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元気なとも子さんと、また会える!! 楽しみ~♪
2013/5/25 FM軽井沢「地球ランナー」スタート記念プレゼントありま〜す♡
一昨日ゲスト出演した「FM軽井沢」。
「地球ランナー」がいよいよ4/1水曜日の13:10から始まりますが、
それを記念して番組の中でいきなりプレゼントが決まりました!
番組の中でも話題に上がった「新城トレイル11K」のカワイイ速乾性参加T シャツ。サイズは男女兼用ですので、大きめのSサイズ(身長167㎝くらいまでかな~)。何方でも応募できますので、是非FM軽井沢へ。
応募は、住所・氏名・電話番号・「地球ランナーのレイコT シャツ希望」を明記の上、メールまたはFAXでFM軽井沢まで。
メールは、77.5@fm-karuizawa.co.jp
ファックスは、0267-41-3099 です。
お早めにど~ぞ~。
勝手にサイン入ります。
未使用です(当たり前)。
あまりに可愛いので一瞬悩んだんですが、やっぱり番組開始記念なんで、縁起のいいTシャツ、差し上げま~す。これからも放送の間に行われた大会のTシャツやお土産物などプレゼント考えていますので、お楽しみに♪
カタチがすごくいいです。
バックも気に入ってます。
この小判が新城の由緒ある小判とか!?
「地球ランナー」がいよいよ4/1水曜日の13:10から始まりますが、
それを記念して番組の中でいきなりプレゼントが決まりました!
番組の中でも話題に上がった「新城トレイル11K」のカワイイ速乾性参加T シャツ。サイズは男女兼用ですので、大きめのSサイズ(身長167㎝くらいまでかな~)。何方でも応募できますので、是非FM軽井沢へ。
応募は、住所・氏名・電話番号・「地球ランナーのレイコT シャツ希望」を明記の上、メールまたはFAXでFM軽井沢まで。
メールは、77.5@fm-karuizawa.co.jp
ファックスは、0267-41-3099 です。
お早めにど~ぞ~。
勝手にサイン入ります。
未使用です(当たり前)。
あまりに可愛いので一瞬悩んだんですが、やっぱり番組開始記念なんで、縁起のいいTシャツ、差し上げま~す。これからも放送の間に行われた大会のTシャツやお土産物などプレゼント考えていますので、お楽しみに♪
カタチがすごくいいです。
バックも気に入ってます。
この小判が新城の由緒ある小判とか!?
2015/3/22 「FM軽井沢」始まるよ。まずは明日、3/23(月)12:25〜12:40!
「FM軽井沢(77.5MHz)」で、トレランやマラソンをテーマに絞ったビタミン注入コーナー「三好礼子の地球ランナー」が4/1より開始しま~す。 月2回の水曜昼過ぎ、「KARUIZAWA AFTERNOON BLEND」の中、パーソナリティーの清水とも子さんとの掛け合いです。
なんたって、タイトルがスケールでかっ!ですよね。
実は今年私が参戦するそれらは、驚くなかれの32レース!
短いもので10キロ、長いもので170キロ、平均するとたぶんワンレース30~40キロ? 増える事はあっても、減る事はない?…たぶん。
「一体礼子はどうしたんだ!」と巷では評判になっているとかいないとか。
えへへ。
50台も後半という年齢ではあるものの、地平線の彼方まで行きたいという想いは変わりません。
砂漠のラリーから野山やアスファルトになったけれど、スピリットは同じ。
「不可能を可能にする」「好きな事をいっしょけんめいやる」だけ。
テーマは、レースという舞台を通して、どう私が変化&進化していくのか、でしょうか。
以外と長野県内が多いのですが、どんな奮闘ぶりだったのか、何が美味しくて、何に感動したのか。ワンレースで数時間は語れそうですが、それをぎゅぎゅっと10分~20分くらいに凝縮して、生でお届けしまーす。
まずは3/23(月)の12:25~12:40に番組宣伝出演致しますので、是非聴いてくださいね♪
「FM軽井沢」はインターネットラジオで、全国どこでも24時間聴くことが出来ます。
お勧めアプリは「Listen Radio」「FM聴」「iコミュラジ」。
GooglePlayストアやiTunesストアで検索してみてねん♪
左がパーソナリティーの清水とも子さんですっ♪
スタジオは、新幹線の軽井沢駅にあります♪ お洒落~。
レースでは、こんなワッペンやプリントで走ってま~す♪
なんたって、タイトルがスケールでかっ!ですよね。
実は今年私が参戦するそれらは、驚くなかれの32レース!
短いもので10キロ、長いもので170キロ、平均するとたぶんワンレース30~40キロ? 増える事はあっても、減る事はない?…たぶん。
「一体礼子はどうしたんだ!」と巷では評判になっているとかいないとか。
えへへ。
50台も後半という年齢ではあるものの、地平線の彼方まで行きたいという想いは変わりません。
砂漠のラリーから野山やアスファルトになったけれど、スピリットは同じ。
「不可能を可能にする」「好きな事をいっしょけんめいやる」だけ。
テーマは、レースという舞台を通して、どう私が変化&進化していくのか、でしょうか。
以外と長野県内が多いのですが、どんな奮闘ぶりだったのか、何が美味しくて、何に感動したのか。ワンレースで数時間は語れそうですが、それをぎゅぎゅっと10分~20分くらいに凝縮して、生でお届けしまーす。
まずは3/23(月)の12:25~12:40に番組宣伝出演致しますので、是非聴いてくださいね♪
「FM軽井沢」はインターネットラジオで、全国どこでも24時間聴くことが出来ます。
お勧めアプリは「Listen Radio」「FM聴」「iコミュラジ」。
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左がパーソナリティーの清水とも子さんですっ♪
スタジオは、新幹線の軽井沢駅にあります♪ お洒落~。
レースでは、こんなワッペンやプリントで走ってま~す♪
2015/2/24 今週から「ペレファ・カフェ」始動します♪
2015/2/27、カフェプレオープン(ただしぼちぼち)!!
一年ちょっと前に朝霧から引っ越した時に休止となった「フェアリーカフェ」。いつか再びやるかも?とは思っていたけれど、こんなに早く再開になるとはビックリ! 実は掃除が未だに終わってません。改修しなければならないところも、到底間に合いません。でも、最初は空き時間を使ってそういうこともやっていきます。でないとキリないので~。お客様にはご迷惑掛けそうですが、そんなカフェだと思っていらしてくださると有難いです。
名前は「ペレファ・カフェ」。ペースケとレースケのファーム、「ペレファファーム」から素直につけました。
実は山羊チーズの加工所を探しており、自宅からすぐ近くに松本市の飲食店(築24年。以前はおそば屋さんだったそうです)を見つけたのですが、加工所として動いていたら…ひとまずカフェとして営業することになりました。いずれその理由もお話できればと思います。
春になって新たに子供が生まれ、母山羊からチーズが出来れば、チーズを活かした料理も出来ます! 直販も可能です!
実は私(三好礼子)は、今年はようやく身体が再生してきたので、毎週のようにマラソンやトレランレースが目白押し。平日もできる限り山へ向かおうと決心したばかり。なので、ほとんどお手伝いはできず、代わりに地元在住の松尾さんという女性がペースケのサポートをしてくれることになりました。
スバラシイ出会いだったと思います。
決心すれば、ヘルプがやってくるものなのですね!!
最初は、フェアリーカフェとはまったく違ったテイストのカレーで行くようです♪ 地産地消はもちろんですが、少しずつ、慌てず騒がず、大地に脚つけてガンバッテいきます。試食は一ヶ月になりますが、なかなかカタチになってきました。とってもオイシイです。みなさん遠いですが、是非来て下さいね。
詳細は「ペレファファーム」のFacebookでお伝えしますね。
アクセス&地図は、こちらでも見られます。
「ペレファ・カフェ」
定休日・月火
11:00~15:00
連絡先 080-6922-3966 (ジョウドイ)
場所 長野県松本市七嵐120-2
↓ もう雪はなくなりました!こんな建物で~す。
一年ちょっと前に朝霧から引っ越した時に休止となった「フェアリーカフェ」。いつか再びやるかも?とは思っていたけれど、こんなに早く再開になるとはビックリ! 実は掃除が未だに終わってません。改修しなければならないところも、到底間に合いません。でも、最初は空き時間を使ってそういうこともやっていきます。でないとキリないので~。お客様にはご迷惑掛けそうですが、そんなカフェだと思っていらしてくださると有難いです。
名前は「ペレファ・カフェ」。ペースケとレースケのファーム、「ペレファファーム」から素直につけました。
実は山羊チーズの加工所を探しており、自宅からすぐ近くに松本市の飲食店(築24年。以前はおそば屋さんだったそうです)を見つけたのですが、加工所として動いていたら…ひとまずカフェとして営業することになりました。いずれその理由もお話できればと思います。
春になって新たに子供が生まれ、母山羊からチーズが出来れば、チーズを活かした料理も出来ます! 直販も可能です!
実は私(三好礼子)は、今年はようやく身体が再生してきたので、毎週のようにマラソンやトレランレースが目白押し。平日もできる限り山へ向かおうと決心したばかり。なので、ほとんどお手伝いはできず、代わりに地元在住の松尾さんという女性がペースケのサポートをしてくれることになりました。
スバラシイ出会いだったと思います。
決心すれば、ヘルプがやってくるものなのですね!!
最初は、フェアリーカフェとはまったく違ったテイストのカレーで行くようです♪ 地産地消はもちろんですが、少しずつ、慌てず騒がず、大地に脚つけてガンバッテいきます。試食は一ヶ月になりますが、なかなかカタチになってきました。とってもオイシイです。みなさん遠いですが、是非来て下さいね。
詳細は「ペレファファーム」のFacebookでお伝えしますね。
アクセス&地図は、こちらでも見られます。
「ペレファ・カフェ」
定休日・月火
11:00~15:00
連絡先 080-6922-3966 (ジョウドイ)
場所 長野県松本市七嵐120-2
↓ もう雪はなくなりました!こんな建物で~す。
2014/9/20 相馬さんとご家族のための第一歩、おっくんありがとう!
トレイルランニングの第一人者、相馬剛さんのためにできること。
やはり同じく第一人者の奥宮俊祐さんが、会を立ち上げて下さいました。
みんな「何かがしたかった」ので、本当に感謝です。拡散のほど、どうぞよろしくお願いします。
今年のUTMFのあとに、偶然富士宮市のコンビニで遭遇した相馬さん。これからのトレランの方向性について、少しですがお話させてくださいました。「これからもっともっと整備とか手伝えるよ」という言葉が忘れられません。
以下は奥宮さんのメッセージです。↓
【Fuji Trailhead後援会の設立ご案内】
http://fuji-trailhead.com/ft-bk
今回、私が代表となり、fuji Trailhead後援会を立ち上げました。
諸所、手続きの確認等、設立準備に時間がかかってしまいましたが、多くの方のご協力、ご指導のお陰で、募金を開始する事が出来ました。
是非、少しでも多くの方のご理解とご協力を、どうぞ、よろしくお願い致します。
色々、思いはありますが、重複する事が多くありますので、取り急ぎ、リンク先の記事を以下に記載します。
長いですが、最後までご一読下されば嬉しく思います。
----------
「Fuji Trailhead 後援会」の設立ご案内
皆様もご存じかとは思いますが、今年7月に、Fuji Trailhead代表の相馬剛さんが、スイスのマッターホルンで遭難いたしました。
考えられる最善の策での捜索活動が継続されておりますが、現在もまだ相馬さんの発見には至っておりません。
長引く捜索活動により、捜索費用やご家族の滞在費、出入国の飛行機代など多額の費用がかかっており、この先も捜索が続くことから、さらに費用がかかってまいります。
そこで、相馬さんの捜索活動を支援するべく、「Fuji Trailhead 後援会」を立ち上げ募金を募ることにいたしました。
集めた募金は、全額を相馬さんのご家族に寄付し、捜索費用だけではなく、ご家族の現地での滞在費や帰国の飛行機代、当面の生活費等、幅広く使って頂こうと考えております。
これに賛同して頂ける方は、ぜひ募金にご協力お願いをいたします。
そして、一日も早い相馬さんの発見を祈りましょう。
皆様どうぞよろしくお願い致します。
「Fuji Trailhead 後援会」代表 奥宮 俊祐
【お問い合わせ先】
Tel: 070-5080-0938
mail: info.roadtotrail@gmail.com
【振込先】
ゆうちょ銀行からの振込みの場合
記号:10100
番号:86204061
フジトレイルヘッドコウエンカイ
他の金融機関からの振込みの場合
店名:〇一八店(ゼロイチハチ店)
店番:018
普通口座
口座番号:8620406
【これまでの経緯】
相馬 剛さんは、2014年7月23日(水)に、「明るいうちに帰って来る」と家族に伝え、マッターホルンへの登山を開始いたしましたが、暗くなっても下山しないことから、家族が心配し捜索が開始されました。
その後、2014年7月25日(金)に、稜線上から800m以上下がった氷河を結ぶライン上で相馬さんの装備品が発見されました。
現地では天候が崩れる日々が続き、また新たに積雪があり雪崩が発生しています。
状況的に、相馬さんはクレバスか岩と氷河の間のシュルンドと呼ばれる溝に落ちたことは間違いないとみられていますが、そこは雪崩の落ちてくるポイントでもあるため、レスキュー隊も簡単に近づきにくい場所となっています。
このような厳しい条件の中、現地のレスキュー隊の方々は、自らの危険を承知しながら可能な限りクレパス内の捜索を行っており、今後積雪や雪崩の状況が改善され次第、救助犬を含めたレスキュー隊が現地の捜索を行う予定となっております。
【代表 奥宮俊祐からのご挨拶】
『何か出来る事はないか…』
相馬さん遭難の第一報をスイスから帰国した翌日に受けました。
直ぐにでも現地に行って捜索に加わりたいと思いました。でも、現地の天候は悪く、どこにいても待つことしか出来ない…本当に悔しく、歯がゆくてたまりませんでした。
そのころから、相馬さんやご家族のために、何か私に出来る事はないか考えていました。
相馬さんとは、ハセツネ15回大会で初めて勝負をして以来、何度もレースで競って来ました。
一緒に走っていないレースの時でも、そして、トレーニングの時でも、常に相馬さんは心の中にライバルとして意識していました。
相馬さんに勝ちたい!この思いがあれば、どんな時でも頑張る事が出来ました。
そして、2014年7月、アイガーウルトラトレイルレースに伴に参戦しました。とても厳しいコースでしたが、素晴らしい景色の中を眺めながらのレースでした。レース後は、応援に来ていた相馬さんのご家族も一緒にハイキングをしたり、BBQをしたり、本当に楽しく素晴らしい時間を過ごしました。
私が帰国した翌日、相馬さんの奥様から相馬さんがマッターホルンから下山して来ないという一報が入りました。
最初は、ちょっと下山が遅れているだけでは、と思っていましたが、時間の経過と伴に、遭難した事実を認めざる得ない状況になりました。
私がスイスと日本の窓口となり、奥様や現地の方と何度も連絡をとって来ました。
状況を知れば知る程、本当に辛く胸が締め付けられ、何も出来ない悔しさばかり募りました。
このような状況から、相馬さんやご家族のために、私に何か出来ることはないかと考えFuji Trailhead後援会を立ち上げ、募金を集める事になりました。
私が現地と日本の窓口になっていたこと、長年ライバルとして競い合っていたこと、そして、周りからの推薦もあり私が代表を務めさせて頂くことになりました。
この募金が、ご家族の支えとなり、相馬さんの一日も早い発見に役立つ事を心からお祈り致します。
皆様、どうぞ募金にご理解ご協力をよろしくお願い致します。
やはり同じく第一人者の奥宮俊祐さんが、会を立ち上げて下さいました。
みんな「何かがしたかった」ので、本当に感謝です。拡散のほど、どうぞよろしくお願いします。
今年のUTMFのあとに、偶然富士宮市のコンビニで遭遇した相馬さん。これからのトレランの方向性について、少しですがお話させてくださいました。「これからもっともっと整備とか手伝えるよ」という言葉が忘れられません。
以下は奥宮さんのメッセージです。↓
【Fuji Trailhead後援会の設立ご案内】
http://fuji-trailhead.com/ft-bk
今回、私が代表となり、fuji Trailhead後援会を立ち上げました。
諸所、手続きの確認等、設立準備に時間がかかってしまいましたが、多くの方のご協力、ご指導のお陰で、募金を開始する事が出来ました。
是非、少しでも多くの方のご理解とご協力を、どうぞ、よろしくお願い致します。
色々、思いはありますが、重複する事が多くありますので、取り急ぎ、リンク先の記事を以下に記載します。
長いですが、最後までご一読下されば嬉しく思います。
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「Fuji Trailhead 後援会」の設立ご案内
皆様もご存じかとは思いますが、今年7月に、Fuji Trailhead代表の相馬剛さんが、スイスのマッターホルンで遭難いたしました。
考えられる最善の策での捜索活動が継続されておりますが、現在もまだ相馬さんの発見には至っておりません。
長引く捜索活動により、捜索費用やご家族の滞在費、出入国の飛行機代など多額の費用がかかっており、この先も捜索が続くことから、さらに費用がかかってまいります。
そこで、相馬さんの捜索活動を支援するべく、「Fuji Trailhead 後援会」を立ち上げ募金を募ることにいたしました。
集めた募金は、全額を相馬さんのご家族に寄付し、捜索費用だけではなく、ご家族の現地での滞在費や帰国の飛行機代、当面の生活費等、幅広く使って頂こうと考えております。
これに賛同して頂ける方は、ぜひ募金にご協力お願いをいたします。
そして、一日も早い相馬さんの発見を祈りましょう。
皆様どうぞよろしくお願い致します。
「Fuji Trailhead 後援会」代表 奥宮 俊祐
【お問い合わせ先】
Tel: 070-5080-0938
mail: info.roadtotrail@gmail.com
【振込先】
ゆうちょ銀行からの振込みの場合
記号:10100
番号:86204061
フジトレイルヘッドコウエンカイ
他の金融機関からの振込みの場合
店名:〇一八店(ゼロイチハチ店)
店番:018
普通口座
口座番号:8620406
【これまでの経緯】
相馬 剛さんは、2014年7月23日(水)に、「明るいうちに帰って来る」と家族に伝え、マッターホルンへの登山を開始いたしましたが、暗くなっても下山しないことから、家族が心配し捜索が開始されました。
その後、2014年7月25日(金)に、稜線上から800m以上下がった氷河を結ぶライン上で相馬さんの装備品が発見されました。
現地では天候が崩れる日々が続き、また新たに積雪があり雪崩が発生しています。
状況的に、相馬さんはクレバスか岩と氷河の間のシュルンドと呼ばれる溝に落ちたことは間違いないとみられていますが、そこは雪崩の落ちてくるポイントでもあるため、レスキュー隊も簡単に近づきにくい場所となっています。
このような厳しい条件の中、現地のレスキュー隊の方々は、自らの危険を承知しながら可能な限りクレパス内の捜索を行っており、今後積雪や雪崩の状況が改善され次第、救助犬を含めたレスキュー隊が現地の捜索を行う予定となっております。
【代表 奥宮俊祐からのご挨拶】
『何か出来る事はないか…』
相馬さん遭難の第一報をスイスから帰国した翌日に受けました。
直ぐにでも現地に行って捜索に加わりたいと思いました。でも、現地の天候は悪く、どこにいても待つことしか出来ない…本当に悔しく、歯がゆくてたまりませんでした。
そのころから、相馬さんやご家族のために、何か私に出来る事はないか考えていました。
相馬さんとは、ハセツネ15回大会で初めて勝負をして以来、何度もレースで競って来ました。
一緒に走っていないレースの時でも、そして、トレーニングの時でも、常に相馬さんは心の中にライバルとして意識していました。
相馬さんに勝ちたい!この思いがあれば、どんな時でも頑張る事が出来ました。
そして、2014年7月、アイガーウルトラトレイルレースに伴に参戦しました。とても厳しいコースでしたが、素晴らしい景色の中を眺めながらのレースでした。レース後は、応援に来ていた相馬さんのご家族も一緒にハイキングをしたり、BBQをしたり、本当に楽しく素晴らしい時間を過ごしました。
私が帰国した翌日、相馬さんの奥様から相馬さんがマッターホルンから下山して来ないという一報が入りました。
最初は、ちょっと下山が遅れているだけでは、と思っていましたが、時間の経過と伴に、遭難した事実を認めざる得ない状況になりました。
私がスイスと日本の窓口となり、奥様や現地の方と何度も連絡をとって来ました。
状況を知れば知る程、本当に辛く胸が締め付けられ、何も出来ない悔しさばかり募りました。
このような状況から、相馬さんやご家族のために、私に何か出来ることはないかと考えFuji Trailhead後援会を立ち上げ、募金を集める事になりました。
私が現地と日本の窓口になっていたこと、長年ライバルとして競い合っていたこと、そして、周りからの推薦もあり私が代表を務めさせて頂くことになりました。
この募金が、ご家族の支えとなり、相馬さんの一日も早い発見に役立つ事を心からお祈り致します。
皆様、どうぞ募金にご理解ご協力をよろしくお願い致します。
送料無料ってすごくないですか〜?
Amazonでもないのに、とうとう「山羊ぴょんで行こう」が送料無料になりました
ただし、2500円以上お買い上げの方、そして沖縄の方は500円だけかかりますが、いかんせんスゴイわ(自分たちでもびっくり)。
山羊チーズ製品の出荷が始まったのは、2014/6/2。
それからたーくさんの方のお腹に入り、ご意見を伺い、切磋琢磨の末、今のカッテージチーズの味になりました。まだまだ精進は続きますが、山羊の恵みを、今出来るカタチで追求したらこうなり…そこにあるのは、自然の流れのみ。
嬉しい山羊の恵みを、まだまだ多くの人に味わっていただきたいです。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたしまーす。製品の詳細と購入はコチラに書いてあります♪
そうそう、山羊とチーズFacebookページ「ペレファ農場」もできました
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2014/6/30 山羊ミルク製品の販売を始めましたよ〜ん♪
念願の「風の谷ファーム」の山羊ミルク製品であります。
毎日20個しかできません。でも、10月まで草を食んでくれる山羊たちの恵み、そしてペースケ(相棒)の腕で輝くチーズに変身します。
通販も始めましたので、ご利用下さい(^O^)
うっふっふ。本当に美味しいよ!!
カッテージチーズなんだよん!
にこにこにこにこにっこにこ♪
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