【治療過程】
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12121585264.html その1
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12123449168.html その2
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12134664607.html その3
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12147920247.html その4
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2016年1月上旬より開始した
アロワナ上目(Osteoglossomorpha)類(古代魚)に於けるレッドスター/スメルチの治験
及びエピスティリス症(ツリガネ虫)の治療が完治となり、2016/4/12にご報告を差し上げました。
その際、治療中にペアリングをし、
http://ameblo.jp/fairlady-sp310/entry-12147920247.html その4
にて画像をアップしております。

そして、本日。
更に嬉しいご報告を戴きました。



mouthbrooder(マウスブルーダー)としてアロワナ類は知られますが、現在上記画像のように卵を咥えたことが確認されました。

アジアアロワナの水槽内繁殖は、世界でも数えるほどしか成功例が無く、繁殖に至ってはその殆どが池などの自然に半分任せたような環境下で行われるのが普通です。
今回、エピスティリスの治療からその完治、ペアリング~産卵~卵の口内保持まで、全て水槽内で観察され、その全てを記録することが出来ました。
後は無事稚魚が出てくることを願うばかりです。
飼育者様も殊の外喜んでおられ、暗い世相に明るいニュースとなりました。

私どもの開発したレッドスターシリーズが、お役に立てたこと、心より嬉しく思っております。

ここに至ることが出来たのは、飼育者様の必ず病気を治すという強い気持ちと、高い技術の賜物であります。

今は無事、孵化そして口内保育の姿を確認できることを祈るばかりで御座います。

続報があれば、再度アップを致します。

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本日追加の画像を戴きました!
私は過去、密輸で押収されたアジアアロワナの飼育管理をやっていたことがあり、その時に吐き出された受精卵を見ています。(25年以上前ですが)
この咥えられた卵は100%受精卵であると確信しております。
このような状態を水槽下で観察できることは極めて珍しいことでありますので、ご興味のある方も無い方も一度は御覧ください。


画像は以下の通りです。









もう時間の問題でこれは成功するのではないか?!と、飼育者様も私どもも予測しております。



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