バリオス君1気筒死亡 | FUKUCHINの機械いじり

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主にバイクや車関係をネタに整備や改良等の話題を取り上げていきます、まさに機械いじりです(^^)
その他にも趣味性の高いものがあれば何でも節操無く投稿します。

こんにちは~FUKUCHINです(^-^)

 

コロナ自粛でバイクから完全に遠ざかっておりましたので超久しぶりに

投稿いたします。

 

全然乗る気はなかったのですが、たまにはエンジンかけないとと思い引

っぱり出してエンジン始動

チョーク引いて普通にかかるが、すぐにエンストする。

スローがきかない、真冬ならともかく今頃なら始動してすぐチョーク戻

しても千回転くらいでバッバッバッバッと安定するのですが、スロット

ルをかなり煽ってないとエンストする。

おかしいぞ、これは前回も投稿したが一気筒死んでいる症状だ。

 

エキパイさわると2番シリンダーが全然冷たい、1番4番は一秒触れるか

なというくらい熱い、3番も熱いが1,4に比べるとかなりぬるい感じだ、

3番も微妙だが2番は完全に火が入ってない。

先ずは電気系を疑ってプラグを外してみる。

 

適当に焼けているが2番がかなりススけている、火が飛んでないのは明

白だ、ちょっと気になるのだがプラグ回りにオイルが付着している。

 

特に1番シリンダーのプラグが酷い、これはシリンダーヘッドカバーの

ガスケットが不良でオイルが滲み出ているのでしょう。

いつかはヘッドカバー開けてガスケット交換しないといけませんね。

 

でプラグコード回りをいじっているとプラグキャップから簡単にスポッ

とコードが抜ける、しかも熱硬化してカチコチです。

こりゃプラグコード交換しないといけないですね、もう交換するものだ

らけじゃないかトホホ。

 

早速楽天で調べるとコードとプラグキャップもあったので購入すること

にしました。

 

純正プラグキャップ1800円×4とシリコンコード1m1100円。

まだ純正品が売られているんですね、もう社外品しかないかと思ってい

ましたよ。

 

コード配線を間違わないよう数字ステッカーを張って、硬くなったコー

ドを取り外します。

 

大体この深さまで差し込んでねじ込みます。

 

4つ分を作りイグニッションコイルに取付けします、1mではあと10cm

ほど足りませんでしたので、過去エリミネーターのコード交換時の余っ

た黄色のコードを取りつけしました。

2番シリンダーに要注意カラーの黄色になったのが面白いです(^^)

 

プラグも新品をおごりました、南海カードにポイントが3000点溜まって

たので手だし80円で買えました(^^)

 

バリオスは4気筒なのにコイルは二つしかない、つまり1と4、2と3が同時

にスパークしているんですね。

1が圧縮上死点のときは4は排気終わり上死点になります、4が圧縮の時は

1が排気で2と3も同様で排気上死点ではスパークが空打ちしているのです。

したがってピストンが上死点になる度にスパークが飛んでいるので、2スト

エンジンと同じようにプラグの消耗も早いことになりますね、何だってこ

んな構造なんだコストダウンの手段なのか?

 

で、早速エンジン始動。

一発で始動、すばらしい新品プラグにかえたらこんなにも違うものなのか

スローも安定している。

が、しかし音が変・・・2番シリンダーが全然熱くならない、3番は調子が

よくなってきたちゃんと熱を持つようになった。

それにしても火花テストしてもしっかり飛んでいるから、点火系ではない。

 

キャブがあやしいということか、これで結構時間を食ったのでまた後日に

キャブを外して点検します、本日はこれで。