秩父夜祭から関西と北陸を目指すドライブ(4日目-その4)京津線の大谷駅から国道1号線を大津方向へ歩いて10分ほどで、逢坂山トンネルに着きます。逢坂山トンネルというと、1880(明治13)年に開業した官設鉄道(現・東海道本線)のものが有名ですが、こちらは京津電気軌道が掘削したもので、全長は250mです。ただしトンネル内は40/1000の急勾配になっているため、出入口間では10mほどの高低差がついています。びわ湖浜大津行きの電車が、トンネルに吸い込まれて行きました。するとトンネルの向こうに明かりが見えて来ました。反対方向の電車がやって来ます。ヘッドライトが明るくなりました。轟音がトンネル内に響きます。やって来たのは太秦天神川行き。車輪をきしませながら、急カーブを通過して行きます。この後はトンネルの反対側に行ってみましょう