[カラダの構造] フロントに荷重をかける方法は、気合いでは無くてアタマの位置。 | サスペンション屋の油圧まかせで気ままなブログ

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鈴鹿のサスペンションチューナー ファクトリーフラットアウト です!

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サスペンションのセットアップは、知的に大人な遊びです♪

立て立つんだ、ジョーおおおおお!!!!!!

人間のカラダは、マルチリンクです。

 

つまり、支点=関節がたくさんあり、

その支点を動かして、自在に重心位置を変えることができます。

 

サスペンション・リンクシステムの比では無いほどの自由度があります。

 

 

そして、フロントに荷重をかける方法は、

けして気合いでは無くて、

重いアタマの位置をヘッドパイプ上に置くことですが、

確かに、気持ちで負けてしまうと

カラダが開いて、アタマの位置が後退して

結果、フロント荷重が抜けてガシャーン!と転ぶ。アリガチです。

 

 

逆に、

気持ちの変化が、

カラダの動きに影響しないように

正しい動きをカラダに覚えさせてやれば、

フロント荷重が抜けないので

怖い挙動が出にくくなって、気持ちが負けにくくなるとも言えますね❤

 

 

常にアタマをヘッドパイプ上に置いて、

フロント周りを腕で囲むように乗るには、肩甲骨と背骨の柔軟性が重要です。

 

背骨は、

胸椎だけでも12個の骨で構成される超マルチリンクですし、

肩甲骨は浮遊骨なので、自由自在に動くことが可能なんです!!!

 

 

例えば、#93マルク・マルケス

 

既にフロントが滑って、完全に転んだ状態になっても、

けして、カラダが開いてしまうことが無く、

アタマの位置を

ヘッドパイプ上にキープできているので、転んでいるのに立ち直りますね。

 

 

筋肉は、

縮むとき=コンセントリック収縮の負荷が、

1とすると、

伸びるとき=エキセントリック収縮の負荷は、

10になるため

#93マルケスのように、

マシン挙動を押さえる筋力を発揮しながら、

アタマをヘッドパイプ上に保つために、

肩甲骨を柔軟に動かし、

背中を伸ばす動きをするのは、非常に難易度が高いと言えます。

 

 

また、人間の筋力は、

前:後ろ=2:8の割合で

後ろの筋力の方が圧倒的に強いので、

特に、

アウターマッスル優位のマッチョ体型になるほど

後ろが過剰に沈みやすいのですが、

この後ろが沈みやすい傾向は、

マッチョでは無い普通の体型でも基本的に同じです。

 

 

だから、何らかの挙動が発生したとき、

アタマは、

自然に筋力の強い後ろ方向に引っ張られやすいので

アタマをヘッドパイプ上に保つことは、カラダの構造的にも難しいと考えられます。

 

 

だから、

筋力、反射神経、気持ちも大事ですが、

肩甲骨の柔軟性が無いと、

外乱に対して対処しながらも

アタマの位置をヘッドパイプ上に保つことが非常に難しいのです。

 

 

みなさま、体育座りをして

床に着いている

脚とお尻の中間地点に両手をついて

自然に立ち上がれるか?やってみてください。

 

肩甲骨が硬いと、

そもそも、足とお尻の中間の真上に肩が来ないので、

手をその位置につくことが出来ず、

支点と重心の位置関係が悪いので、足裏に荷重が掛からず立てないんです。

 

 

この動き、重いアタマよりも

前方にある足裏に荷重をかけて立ち上がるという、

まさしく「フロント荷重」をつくる動きですが、

この動きに必要なのは、

気合いではなく、

強力な筋力でもなくて、肩甲骨から背中全般の柔軟性なんです。

 

 

これが出来るひとは、

肩甲骨ほかカラダの基本的な柔軟性はオッケイです。

もしかしたら、気合いでも速くなれるかもしれません。

 

 

でも、これが出来ないと、

マシンの様々な車体姿勢変化に対して、

自在にカラダの支点を移動させて

ヘッドパイプ上にアタマをキープできないので、

フロント荷重を

安定して掛け続けることが出来ないので、

気合いは、力んで更に挙動を発生させて転ぶ方向です。

 

 ちなみに、多くのライダーがチャタと呼ぶ挙動のほとんどが、力みから発生しています。

 

 フロント荷重抜けから来る、

 ハンドル振られ等を腕で押さえようとして、逆に挙動を拡大しています。

 フロントにしっかり荷重を掛けているならば、

 そもそも、振られがでないのでハンドルを腕力で押さえる必要も無いわけです。

 

 

モトクロスで速いライダーは、

この柔軟性が高いのでは無いかと思いますし、

#93マルケスは、

様々な姿勢に対応する柔軟性と、筋力を高める自重トレーニングをしています。

 

 

最近学び始めたばかりのピラティスと、

アナトミー(解剖生理学)から

バイクライディングに非常に関係が深いと考えられるポイントをご紹介させて頂きました。

 

ピラティスは、カラダの使い方を学び、

体幹とインナーマッスルを鍛えるのに理想的です。

 

体のバランスが急激に良くなり

柔軟性も高まるのでホント、目からウロコが出まくりですよ♬

 

ご興味のあるライダーの方は、是非ピラティスを取り入れてください。

確実に、競技力が向上します。自信を持ってお薦めいたします!!!

 

腰痛持ちの方にもお薦めです♪

 

 

 

Frequency Flexible Optimized Suspensions
・Frequency 振動の周波数に応じて
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・Suspensions サスペンション

周波数の変化に対して、
柔軟にしなやかに作動するサスペンションという考え方は、
路面状況を問わず

最高のフィーリング、キモチイイ官能性能を生み出すためなのです。

 

 

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FactoryFlatout
高島浩史
http://www.flatout.co.jp/Info.html