おはなし。 -25ページ目

チョコレートの日。のおはなし。

ヴァレンタイン。

おはなし。
(前半が文字ばかりだったので飲み物の写真..)

ヴァレンタインデーがチョコレートの日というのは、日本の風習で、
フランスはといいますと、男性が女性にプレゼントやお花を送る日。ということでもあります。(なんかフランス人男性っていっつも何かを贈るはめになっていない?)
雰囲気的には日本のクリスマスイブ的なかんじ?




我が家は特にヴァレンタインディナーにいく!とかジュテームぅ!と花束をもらう、とか、そういうこともなく、
ああ、今日はヴァレンタインだったねー。と普段の食事をたべながら夕飯時に気がつき、
そして翌日おもむろにフォンダンショコラを焼き、翌日夫が本とかをプレゼントしてくれる。という
毎年恒例の感じなのですが、(というか、だいたいどちらかがインフルエンザ...)

今年は夕飯の前に、「あ、そういえば、ヴァレンタインだった!」と気がついたので、
にっぽん女子としてはチョコレート?と考えたりもしたのですが、
しかし!
もっと凄い事思いついちゃった!

最近、フランスの(グルメ)雑誌とかでよくのってたりする
カカオ料理に挑戦したくなってきちゃいました。( ´艸`)

おいしいのかなあ。。おいしいんだろうなあ。きっと。カレーにチョコレートいれるとおいしくなるもんね。とか妄想したり。
でも日常の料理に登場させるにはあまりにも挑戦的すぎて作る気がしない...
と、ヴァレンタインを口実につくってみようかしらん♪(おいしいかどうかは謎..)
と、
生ガキのホワイトチョコレートソースかげ、とか(夫は生ガキが嫌いなのでこのレシピは却下)
フォアグラのチョコレートソースとか
メキシコ料理の鶏肉チョコレートソースとか
いろいろ。

と、もはやバレンタインなんてどうでもよくなってきたり。(ごめんよ夫..)





ということで、
今年のバレンタインはモレ ポブラーノ 鶏肉チョコレート風味Mole poblano : sauce épicée au cacao pour le pouletに挑戦。←フランス語レシピですが..

なんざんしょ?という名前ですけれども、メキシコの伝統料理だそうです。
植民地時代の教会の修道院の人が偉い人のおもてなし料理に発案したそうです。(でも考案した人たちは修道院の人だから食べれなかったんだって..)

鶏肉のチョコレートソース煮込み?とでもいいましょうか。

もうね、
レシピみてもさっぱり想像がつかないの!!
googleイメージ検索の写真はみんなソース黒いし!

レシピをさがしてみたものの、
材料をみてもわけがわからない。

うちにないものもあったので、有る物で出来そうなレシピと他のレシピをかけあわせて、
うちのモレポブラーノ 鶏肉チョコレート風味に入れた材料はこちら。


ココアパウダー
濃縮トマト
グリーンアニス
シナモン
緑とうがらし(生)
赤唐辛子(生)
胡椒
ショウガ
グローブパウダー
コリアンダーパウダー
干しぶどう
アーモンドパウダー
ニンニク
練りごま
チョコレート半分
鶏肉の骨付きもも肉
玉葱

お水
はちみつ(後で付け足した)
ケチャップ(後で付け足した)


あまいの?にがいの?すっぱいの?からいの?
と、ちんぷんかんぷんに鍋に色々入れる感じ..

調理中から
なんともいえない匂いが家の中をただよい、
鍋を夫が心配そうに覗き込む...

そして、案の定,どう解釈していいのかわからない味になったので、
(まずいのかおいしいのかすらもわからない)
だいたい、元の料理をたべたこともないから、
どこをめざせばいいのやら。

なので、2人で味見しながら、「塩じゃない?」「いや、はちみつじゃん?」「あんがいケチャップじゃない?」とか
キッチンにあるものをいろいろ投入..

で、

「おいしいかも!」
というところで止めて、


オリジナル モレ ポブラーノの完成!
(もう自分たちの舌だけがたよりでした..)

おはなし。


黒くてなんだか。。。なビジュアルだったので
バレンタインらしさをアップするために
近くにあったピンクとしろの♡のシュガーをまぶしたら
「わあ!そんな事したらもっと訳が分からない食べ物に!!」
と、怒られました..。

たしかにわけのわからなさが増した...


(付け合わせに何があうのかわからないので、別のお皿にサラダとジャガイモのピュレをつくったのですが、ピュレとソースがまざるとビジュアル的に人様にお目にかかる場所にはちょっと。。なものでした..)



いただきまーす!

お味は...

舌が一瞬ちぢこまるような苦さと同時にふくよかなトマトの酸味とまろやかさの中に唐辛子のピリ辛さがやってきて、鶏肉の柔らかさとハチミツの甘みがある。とおもったら、さまざまなスパイスの香りの波とショウガのぴりりとした刺激もあり、のどを通り過ぎると、わすれさられた記憶のごとくはじめにであった唐辛子の刺激が口の中全体に主張しはじめ、しかしチョコレートの香りと甘みとあいまみれる。でも総合的に解釈すると、新種のカレーだと想ってたべればいいかもしれない...ほら、生まれて初めて君がココナッツカレーを食べた時のことをおもいだしてごらん?

というようなお味でした。

そして食べ続けるほどに感じる重さ。
とにかく重い!
2人とも重い!と全部食べれなかったです..
そしてカカオと唐辛子パワーで鼻血が出そうでした...

それもそのはず..
夫が本場の言語であるスペイン語でモレ ポブラーノを検索したら、
「前菜などで食される」とのこと。
日本語でもフランス語でもそんな事かいてなかったもの...

だからきっとタパス系の物だったのね..

それなら解るかも..パンとの相性はすごいよかったもの。
確かに鶏肉をほぐしてソースにあえて冷やしてタパスとしてならおいしいかもしれない...



なんかよくわかんない食べ物でしたが、おいしかったような気もします...いや、おいしかったと想うよ,総合的には..解釈に困る味だったけど..新種の味覚体験でした..

一応保険にザッハトルテも作っておいたのに、
夕飯がおもすぎて食べれなかった..







おしまい。