私がいろんなドラえもんと出会った雨晴の道の駅。

その目の前には絶景とも言われる素晴らしい光景が広がっていました。

お天気が良ければ立山連峰もうっすらと望むことができるんですよね。

実は前回に富山に来た時にはお天気が悪くてご縁がなかった立山連峰の眺め。

今回こそ!の思いでした。

 

雨晴海岸のそばの鉄道と踏切があまりにノスタルジック。新海誠監督のアニメに出てきそうな満点のムードがありました。ここ、絶対に映画かアニメの舞台にいいよね!と私と妹は二人で大盛り上がり。

 

こちらが道の駅の2階テラスから眺めた雨晴海岸です。

なんて美しい海の色!

瀬戸内海や太平洋とは海の青さがまた違っていて、ものすごく透明で美しい海なのだけど群青色に近いような、濃い青。非常に印象的でした。

 

ここに見える線路と踏切がなんともいえない雰囲気を醸し出しています。

私が幼い頃にはまだこんな踏切がお家の近くにありました。初めてみるのだけれど、懐かしい風景。

高岡市と氷見市を結ぶJR氷見線の線路だそうです。

立山連峰も遠景にうっすらと。あー、お天気に恵まれてよかった!!

 

 

列車がこんなに海岸のそばを通るなら、車窓の眺めも抜群でしょうね。

 

雨晴はその名の由来ともなった義経伝説が残る地です。

源義経が欧州へ落ちのびる途中、にわか雨が晴れるのを待ったという「義経岩」。

その上には義経神社が建てられています。

 

この絶景は多くの歌人を虜にしました。

大伴家持はこの地を愛して多くの歌を残したといいます。

家持と並んで松尾芭蕉の歌碑もあります。

 

 

海の向こうの立山連峰がなんとも美しい。

何千年前に生きてこの地を訪れた人たちも、おそらく現代に生きる私とほぼ同じこの景色を目にして、私と同じく感動したんでしょうね。そう思うと脈々と繋がる歴史とロマンを感じざるを得ません。

 

世界で最も美しい湾に選ばれているのも納得。

まさに絵になる風景です。絵葉書の世界に入ってしまったみたい。

 

海が大好き、歴史大好きな私のツボにハマった絶景スポットでした。