1990年に発売を開始したBMW8シリーズは、
当時の日本は、バブル景気の末期ながらも、
殆どの人たちが景気の良さに浮かれていたこともあり、
高級車がまだ売れ続けていました。

もちろんBMWも他の車と同様に売れており、
カタログサイズも専用封筒でなければ入らないなどの、
当時では史上最大といわれている大きさで、
8シリーズは最もバブリーなBMWと評されていました。


その為、価格も新車で1000万円代と、普通のサラリーマンでは、
なかなか手を出すことができない値段に設定されており、
もちろん修理代等の維持費も高いことから、
バブルが弾けてしばらく経った、
1999年には生産中止となっています。

高級車なので、顧客のニーズに応えている車かと思えば、
バーツが壊れやすい、ゴルフクラブなどの
細長い荷物が入りにくいなどの不便さの声が出て、
そういう点では不評があるものの、ドライブした時も走り心地の良さや、
見た目のカッコよさや他のBMWシリーズよりも目立つという理由で、
所有者を満足していることが多いです。


車の価格や維持費が他のシリーズと比べて高めになっているものの、
飽きることがない魅力的な車ということで評価され、
BMW8シリーズとしては、最大のおすすめポイントといえるでしょうね。