本日、6月5日です。



“あの日”から、一年が経ちました。


約十三年間連れ添った、愛犬クッキーが亡くなった日です。



今でも、亡くなる瞬間のクッキーの顔を思い出すと、胸が詰まります。


以前から心臓に持病を抱え、お腹に水が溜まってしまい、数日間にわたり病院に通い懸命の介護を続けましたが、天国へ旅立ってしまいました。


この一年間、クッキーの事は、何をしていても常に頭にありました。


ペットロスというのも初めて経験し、言いようのない悲しみが続きました。



仕事で巡業に行くことが多かった私でさえ、地方でクッキーのことを思い出す生活が続いたので…家族にとってみれば、いつもそばにいるクッキーがいない現実は、私の何倍もの悲しみだったと想像できます。


今でも、優しかったクッキーのことを思い出さない日はありません。


臆病だけど他の犬に優しく、少し人見知りで、思いやりにあふれた飼い犬でした。



そして、ちょうど一周忌を迎えた今日、このコジログを見ていただいている皆様にご報告があります。




実は、数ヶ月前から、新しい家族と同居しています。



“新しい”という表現は正直好きではないのですが(クッキーが古い訳ではないので)ここでは、そのような言い方になってしまうことをご了承ください。



いま同居している犬も、クッキーと同じオスのチワワで、毛の配色も似ています。現在、生後七ヶ月です。


クッキーと似た容姿なので選んだ…訳じゃないけど、、、結果的に似てる犬を選んだということは、無意識にクッキーの幻影を追い掛けていたのかもしれません。



そして、新しい犬を迎え入れると決めたのも、簡単な事ではありませんでした。


家族で毎日、会議を重ねました。
その度に意見が衝突し、平行線を辿り、保留の繰り返し。


周りの方からの意見も聞きました。


実際にペットロスを経験された方からの意見も聞きました。



「もう二度とペットは飼わない」という人もいたし「飼いたくない」という人もいたし「違うペットを飼い始めた」という人もいたし、、、ご意見は様々で、どれも間違ってはいないと思いました。




そして、熟考に熟考を重ね、結果的に新しい家族との生活を選択し、飼い始めています。


どうしてもクッキーと比較してしまう事が多く、まだ馴染めない部分も多いけど、癒される事も多く、今は感じたままに仲良く過ごしています。




前に住んでいたペットが亡くなり、今は違うペットと暮らしている方からのご意見も、頂戴できれば幸いです。


私と私の家族も、この選択が正しいかそうじゃないかという議論よりは、ペットと暮らす楽しさや素晴らしさを再び体感できれば嬉しいと思っています。



ちなみに新しい家族は、ラッキーと名付けました。


やはり、容姿も名前も、クッキーを追い求めてしまっているのかもしれないけど、ラッキーはクッキーの代わりではないし、彼には彼の人生を精一杯歩んでいってほしいです。



今回、クッキーの一周忌にあたり、新しい家族になってくれたラッキーの事を公表しました。


私のSNSでも、これから登場するかもしれませんが、暖かく見守って頂けたら幸いです。



以上、ご報告でした。






自宅にあるクッキーの遺影。




現在、一緒に暮らしているラッキーです。