左膝前十字靭帯の怪我を負ってから、十日以上が経過しました。


怪我のキッカケは1月17日でしたが、完全な怪我にとして表面化されたのは22日。




そして、暦は2月に入りました。


時の流れは本当に早い。




試合に穴を空けてしまったのは勿論ですが、数件の地方プロモーションや他団体への参戦も全てキャンセルになり、多方面にご迷惑とご心配をお掛けしました。深くお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。



私のようなベテラン選手でも、需要があった部分はありがたい事だったし、だからこそ、そのような舞台を怪我による理由で休まざるを得ない状況が悔しくて仕方なかったです。 






1月29日に再び病院へ行き、事後報告や検査などをして、今後の治療方針を担当医師と話し合いました。



1月23日の検査で、想像よりも悪かった私の左膝の状態。



それから今後の事を、毎日のように家族や仲間や知り合いやトレーナー達と話し合いました。



自分が20代…百歩譲って?30代だったら、そんなに悩むこともなかったと思います。




一番悩んだ理由…私はもう若くはないということ。



こればかりは、どうしようもない事実であり、気持ちや精神面で若くいようとしても仕方ないことでした。




ただ私は、その現実に対して正面から向き合い、できるだけ退化を遅らせる?努力はしています。



当たり前といえばそうなんだけど、プロレスラーとしてのトレーニングや食事面などで、かなり気を使うようになりました。



 そのおかげかは分からないけど、27年目に入ったプロレスラー生活で、長期欠場をした経験はそんなになかったです。



過去を思い出すと、左目の網膜剥離→右肘の手術→左肘の手術くらいでしょうか。



そのいずれの手術も、復帰までの期間は約二ヶ月だったかな。



つまり、プロレスラーになってから、私は二ヶ月以上欠場したことがなかったのです。




しかし、今回もし左膝にメスを入れる手術という選択をすれば、過去のように二ヶ月で戻ってこれないだろうという推測はしています。




だからこそ悩んでるし、考えたし、様々な想像もしました。



最悪、もしかしたら、戻ることさえ不可能になるんじゃないか?という不安さえあります。



今の正直な気持ちを吐露すれば、怪我をして情けない気持ちと、先行きに対する不安と、思うように動かない左足に対するもどかしさが、身体中を支配しています。





それでも時間は過ぎていくし、周りの状況は変わっていくし、新日本プロレスも新陳代謝が進んでいきます。



怪我する前から、自分自身のポジションに対する不安はあったけど、今回の怪我で、その不安は更に大きくなってしまったのが偽らざる気持ち。



ただ、そのことを隠してもしようがないし、強がっても?見透かされてしまうし、今は、自分自身の思うままに…有りのままに過ごそうと思っています。



まだ今回の怪我のゴール、というか終着点が全く見えない状況ではありますが、私と同じ怪我を負ってしまったアスリートの方の闘病記などを、ネットで調べて見たりしています。





また数日後に病院へ行きますので、改めてご報告などさせて頂きます。