昨日は、ノア・後楽園大会。




ノアに乗り込むのは、いつ以来だろうか。


不定期だけど、何度か“緑のマット”を踏む事ができる現状を、ありがたいと感じる。




今回の目玉は、4月にタイトルマッチを行う永田さんとマイバッハ谷口選手の前哨戦。


その援護射撃として、私とライガーさんがパートナーに選ばれた。


相手の三人は、現在のノアマットを席巻する【超危暴軍】マイバッハ&森嶋&拳王。




会場入りしてからも、ピリピリした雰囲気がずっと続く。


行き慣れた後楽園ホールも、ノア主催の大会となると、まるで別な場所に来たような錯覚に陥った。




この日はメインイベント。


他の試合を特にチェックする事もなく、淡々と自分の出番を待つ。




そして、いよいよ入場。


ノアファンの怒号が耳に入ってきた。


ただ、新日本ファンも多数いる。


本当に『THE・対抗戦』といった空気で、表現しようのないゾクゾクした気持ちになった。


試合中、自分が場外マットで倒れていれば…
「休んでんじゃねーよ!」と言われ、客席に投げられダメージを負えば…
「ざまーみろ!」と言われる。


ある意味、対戦相手よりも怖かったノアファン。そして、新日本ファンもまた然り。両団体のファン同士で喧嘩もあり…正に対抗戦。


賛否は別れると思うけど、それだけ場内に熱があった証拠。


超危暴軍(ちょうきぼうぐん)というユニットも「ノアを変えてやろう」という気概が見えて、個人的には有りだと思った。




そして、昨夜はほとんど絡まなかったものの、印象に残った選手は…拳王選手。


彼とは面識はなかったけど、みちのくプロレスで活躍しているのは知っていた。


それで何年か前、あの新崎人生さんとお会いした時の雑談の内容が印象に残っていて…それが、拳王選手に関する話題だった。


「まだ新人ですけど、拳王は本当に素晴らしい選手ですよ!本当に、あんなにいい選手はなかなかいません!」


こんな感じの話を新崎さんが熱弁していたから、ずっと記憶に残っていたのかも。


それで、実際に見た拳王選手は、本当に素晴らしかった。


あのライガーさんと互角、もしくはそれ以上の動きで渡り合ってみせた。


新崎さんの話に偽りはなかったと実感。




話が脱線しましたが…試合の方は、永田さんの敗戦。


結果的に、ノアファンが大喜びする結果となり、残念。


ただ、ノア側にしたらそれだけ後がない状況だと思う。


でも、今の永田さんを切り崩すのは容易じゃない。


私も負けないように頑張ります。






そんな訳で本日、名古屋国際会議場イベントホールにて、17時00分ゴングです。