後楽園大会、終了しました。


お客さん、ビッチリだったなぁ。


ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。




入場した時に聞こえた、大ブーイング。


「うわっ、これはお客さん全員が、俺が負ける事を期待している?」って思える位だった。


それだけ対戦相手の真壁に人気があるのか、それとも自分が嫌われてるのか。




でもこれで、自分の腹は決まった。


真壁の入場時に、奇襲をかける。


いきなり返り討ちに遭う。


実はその際、壁に強く叩きつけられたので、記憶が一瞬“トンで”しまった。


試合中に“記憶がトブ”事は、意外と良くある。


プロレスラーを長く経験している人なら、理解できるはずだ。




終盤あたり(だと思う)に食らったドラゴンスープレックス。


これで、記憶+首がグキグキッと鳴ったのが分かった。


あれだけの高角度のブリッジで落とせる選手は、珍しい。






そして最後も、うっすらとしか覚えていない。


後で試合展開をネットで見てわかったんだけど、普通に『キングコング・ニードロップ』が決まっていれば…変な言い方だけど、確実に負けていた。




【エプロンに上ったタイチを見た真壁が、トドメのニードロップを止めてタイチの元へ行き、制裁を加えた】


無我夢中で打ったラリアットの直前には、そんな出来事があったらしい。


この出来事がなければ、勝敗が変わっていた可能性もある。




エプロンに上がったタイチがいけないのか、必殺技に行く直前でそのタイチに気を取られた真壁がいけないのか、最初からタイチとNOSAWAをセコンドにつけた自分がいけないのか…


いろんなご意見があると思います。




でも語弊を恐れずに言わせてもらえば、その全てがプロレスの面白い部分だと、個人的には思います。


もちろん面白いというのは、楽しいという意味だけではなくて、ストレスだったりイライラする事も含めて…。


真壁の大ファン、自分の事が嫌いなファンにとっては大いに不満な結果。


ただ厳密に言えば、自分がした悪い事は「タイチから受け取ったイスで殴った」事だけだと思う。






自分の現在の新日本内での立ち位置…正直、会場によって毎回声援の種類が違うので自分でも判断しづらい。


だけど、その時その時で自分の今までの経験を生かして、進んでいきたいと思います。