鎌倉時代後期の時宗の始祖一遍上人の事を
書いた瀬戸内寂聴の「 花に問え」の本が本棚にあった。
多分、10年前ぐらいに読んだと記憶している。
開いてみると、黄色マーカーで気になるところに傍線が
引いてあった。最初の傍線は
「生ぜしもひとりなり、死するも独りなり、されば、
人と共に住するも独りなり、そひはつべき人なき故なり」
の箇所であった。
次の傍線は
「そんなら、葬式したり法事したりするのは誰のためですの」
「生き残された者のためじゃないかな、生き残された者が
自分の淋しさや辛さを慰めてるのかもしれない。
こうして私はまだあなたを忘れていませんよと、
死者に向かってより、自分にいい聞かせているような
気がしないかい」
まだまだ傍線部分は続くがこの辺で打ち止め~。
昨日、東京では木枯らし1番が吹いたと放送していた。
宮崎はこれからが本格的な秋になる。
小林一茶の秋の句ひとつ、
「名月を取ってくれろと泣く子哉(かな)」