パチっと目が覚めて
５時の点滴待ち
（笑）
雨が降ってたみたいで
窓が濡れてたから
クマさんにLINEしたら
会社に戻ったみたいで
【お疲れ様、おやすみなさい】
しといた。
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入ったばかりの
お婆ちゃんが昨日
大部屋からナースステーションに近い
部屋に移動となった。
自分が希望して移るのなら
何の不安もないだろうけど
聞いている、こっちまで
え！？
っとなる急な移動に
心臓がドキドキした。
それからの
コードブルーのアナウンス
ここは
病院なんだと
改めて思った。
夜の点滴の時、看護師さんに
『コードブルーって！？』
っと聞いたら
『急性患者が出たから
医師、手が空いている看護師は
向かえ！って事なんです。
５西だったからか、脳神経の方で…
でも直ぐに解除になったから
大丈夫です。』
【命】を扱う場所であること
そんな過酷な場所に
新たに挑もうとする学生達
頭が下がります。
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落ちる点滴を眺めながら
【自分は何がしたいのか】
ボケーっと考えてもみたんだけど
残念な事に
何も浮かばなかった
【何か資格をとろう】
とか
【どんな仕事がしたいのか】
とか
洋裁は好き
物は作れるけど
それを売るだけの技量もなければ
センスもない。
アクセサリーにしてもそう。
レジンにはまって
オルゴナイトを作っていたけど
到底、売れる物では無い…
なんだろう
この中途半端感
退院したら
また、ミシンで何か作って
メルカリに出品してみようかなぁ…
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昼間は
咳き込みや
色々な声や音が飛び交っているけど
この時間は静かだ……
ここの部屋の皆が
睡眠導入剤か、眠剤を
使用している事も知った。
眠っている間は
痛みや、苦しみや、考える事…
夢の中までは分からないけど
解放される時間
もう直ぐ、点滴が始まる
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モンキー由加ちゃんが
不慣れなカメラ撮影で
送ってきてくれた画像
壁に貼ってあるんだって。
昔、病んでた頃
相田みつをの本をもってたなぁ…
キリスト教会に通ってた頃に
誰かにプレゼントされた様な
記憶がある。
【〇〇〇〇だよなぁ…にんげんだもの】
なんて、冗談で使用する事もあるけど
違う思いで生きている人から見たら
私達が普通に暮らしている事すらも
違う視点で見て感じ
生きている意味を素直に表せられる
素敵だなぁ…と、そう思う。
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長女の実悠は
福岡空港の、免税化粧品で
働いている。
早番は、四時に起きるか
迎えが来るって言ってたなぁ
交通機関が動いてないから
タクシーで出勤なんだって
長男は、眼鏡市場
あ！そうそう
瑠依は、26歳にして
歯の矯正を始めました。
昔は矯正してあげれるお金もなく
申し訳ない事をしました。
80万だとか言ってて
そんな金額、生活に大打撃だろうと
絢ちゃんに言ったら
『これで、瑠依くんのモチベーションが
上がってくれて、バンバン
売上をのばしてくれたら
それでいいの！！』
っと言う
『モテたら困るけど…』
あははははっと笑ってる。
我が娘は、どの子も
良い子ばかりで有難い。
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点滴開始
病院での１日が始まった
