「iPhone」と「Android」と「シニア向けスマホ」の違いを別の何かで例えるとしたらと考えた結果、こう(タイトルに)なりました。
でも、これなかなか的を射ているんじゃないですかね。

iPhoneはUIが統一されています。
型落ちのiPhoneから最新のiPhoneまで、画面構成はほとんど変わりません。
型落ちiPhoneを使っている人が、最新iPhoneを使っている人に「設定アプリ開いて、『一般』をタップして…」と教えることが出来ます。
機能の名前が端末によって違うなんてことがありません。まさしく「標準語」
 

 

Androidは機種によってUIがバラバラです。
同じAndroidでも、xiaomiのスマートフォンを使ってる人がXperiaを使ってる人に操作方法を教えることが出来るかと言ったら一筋縄ではいかないところがあります。
例えばテザリング機能。xiaomi機は「ポータブルホットスポット」という名前ですが、Xperiaでは「テザリング」という名前です。
同じ機能だけど、端末によって名前が違う。まさしく「方言」

 

最後にシニア向けスマホ。
シニア向けスマホは「スマホ」と名が付いてるもののiPhoneやAndroidとは全くといっていいほど設計が異なるのはみなさんご存じの通り。普段iPhoneを使っている人が何となくでAndroidを操作したり、普段Androidを使っている人が何となくでiPhoneを操作することはできますが、普段iPhoneもしくはAndroidを使ってる人がシニア向けスマホを何となくで操作できるかといったら、ほとんどの人は戸惑うと思います。

標準語と方言は会話が少しは成立するが、標準語もしくは方言と英語は会話が全く成立しないように、iPhoneもしくはAndroidとシニア向けスマホは全く異なるものです。まさしく「英語」的なものと言えるでしょう。

もし、「iPhone」と「Android」と「シニア向けスマホ」の違いって何なの?同じ”スマホじゃん”!と聞かれたらぜひ本稿を参考に説明してください。「標準語と方言と英語って同じ”言語”だけど全然違うでしょ。そういうことだよ」ってね。