最初から上手に赤ちゃんに接することは誰もなかなかできません。本に書いてある

通りにしても、うまくいかないことだらけです。毎日赤ちゃんと接しているうちに、少しずつわかってくることもあるし、迷うことも出てくるし、赤ちゃんの成長に従って、戸惑うこともたくさん出てきます。調べたり、アドバイスをもらったり、いろ

いろ試しながら、自分なりの方法を見つけていければ、それでいいのです。

 

 

 お母さんやお父さんが緊張したり、神経質になりすぎてぴりぴりしていると赤ちゃんも同じような気持ちになってしまいます。お母さんがあまりにストレスを感じていると、赤ちゃんが円型脱毛症になってしまうような例もあるから、要注意です。

 赤ちゃんがいろいろ学習していくように、お母さんやお父さんも失敗しながらいろいろ学習していくのが子育てです。子育ては、赤ちゃんと両親の「共学び」と言われています。育つのは赤ちゃんだけでなく、親も一緒に育つことができるのが子育ての醍醐味ではないかしら。

 

           

 

 

 それとね、赤ちゃんも同じ人間なのだから、こんな状態はいやだろうなと大人が感じることは、やっぱり嫌なんだと思うのね。そこは基本だと思う。笑顔を見せてくれたら、大人だって嬉しいように、赤ちゃんだって嬉しいに決まってます!

 それとね、こんな子に育って欲しいと思ったら、お父さんやお母さんが日々の生活のなかで実践することが大事じゃないかしら。優しい子に育ってほしいと思ったら、お父さんやお母さんが人に対して優しい人間であろうと努力することが大事だし、ものを大切にしてほしいと思ったら、毎日の生活の中でそれを大人がやらないとね。

 

 子どもは親の背中を見て育つものだから、親が生き方を見せないとね。

 これも大切な共学びだとバーバは思います。