こんばんは、佐藤です。
しばらく農家研修の方を更新できていませんでした。
ちょっと昔の話になりますが書いていきますね。
ちなみに
研修6日目が10月7日
7日目が 8日
8日目が 9日
10.11日は山梨でバレーの大会
研修9日目が10月12日です。
わりとハードな日々でした。
さて、研修6日目と7日目は、トルコギキョウの定植を行いました。
まずは、畝にマルチをはるところからやります。
マルチとは…。

この写真の白い部分のやつです。
道端の畑とかでこれの黒いバージョンとかを見たことあるひとも多いかと思います。
黒いのを黒マルチ、白いのを白マルチといいます。
そのままです。
マルチには、土の温度上昇を防いだり、雑草をはえないようにしたりする効果があります。
なので、日差しが強い夏は、土の温度上昇が激しいので、光を反射させるために白マルチを。
といったように、うまい具合に使い分けます。
マルチをはったら、穴が開いている部分に指を穴を掘り、そこに苗を植える。
この作業をひたすら繰り返します。2日かけて定植を終えたころには、体全体が痛くなります。
ホントにただ黙々とやります。
指を指して穴をあけ、苗を入れ、周りをちょっと固める。
穴をあけ、苗を入れ、固める。
あけ、入れ、固める。
もうしばらく定植はいいです。
そして、研修8日目はひたすらに脇芽とり。わきめとりについてはたくさん説明しているんで大丈夫ですね。
そして研修9日目、今週の土曜日は草取りをしてから、つぼみをとる作業をしました。

このでかいのをとります。
なんでとるかというかという理由を聞き忘れてしまったんですが、
たぶん、こいつらは草丈が低いのにつぼみができてしまったやつらなんですね。
切り花にとっては草丈が高い方がいいので、まだ花は咲かせずに栄養成長をさせて、草丈を伸ばしたいわけです。
なので、生殖成長(花を咲かせる成長)をさせないために、つぼみをとっているんだと思います。
また、伊藤さんにきいてみますね。
それで、この作業をしているときに面白いものを発見。

葉っぱから葉っぱ。
根本もパシャリ。

これは、葉っぱにカルスというものができて、それが葉っぱになったものです。(だと思います。)
カルスとは、分化していない状態の植物細胞の塊。
簡単にいうと、これから何に変化するかわからない細胞の集まりです。
その何に変化するかわからないカルスが、葉っぱにできて、そしてカルスが葉っぱに変化したために葉っぱから葉っぱが生えてきたわけです。
たぶん、そうだと思います。自信はありません。
このカルスは、植物培養にもつかわれていて、カルスの元の植物と全く同じ性質の植物を培養することができます。つまり、クローンがつくれます。
そのため、優秀な性質をもった植物を、簡単に、はやく作ることができるのです。
植物ってすごいですね。
最後に、植物ってすごい!ってなる木を紹介して終わります。

柿のき。僕は柿は嫌いですが。
この柿の木何がすごいかっていいますと、この木の持ち主さんが、接ぎ木に接ぎ木を重ねて、
この1本の柿の木から、様々な柿がとれます。
富有柿から、次郎柿から、あとは知りませんがその他の柿も。
植物ってすごい。
いや、これは、接ぎ木した人がすごいのかも…?
それでは、また次回!