商品力を高めよう | いやさか創研

商品力を高めよう

新型コロナウィルスの影響でイベントが次々と延期、中止になっています。この時期就活生や受験生にとっては十分な活動が出来ずにヤキモキしている人も多いと思います。

事業でも何かにチャレンジするにあたっても、大切なことは「自分の売り」を持つこと。
その「売り」を意識することで、一点突破!活路が見いだせます。
しかし、意外とそれがなかなか難しい場合もありますが、ひとつ考え方を変えてみましょう。

 


 
中小企業はこれから独自の売りを持たなければやっていけない傾向がますます強くなってきました。
顧客がお金を払うのは、その商品やサービスに価値を認めるからです。
中小企業は独自の売り、商品力を高めないとどんどん大企業に淘汰され、いつの間にか、廃業の憂き目にあってしまう。

就活生もそうです。志望する企業に、如何に自分の売りをアピールするかが勝負です。

そのために、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。

(1)顧客に密着する(マーケットイン)
   顧客は何を見ているか、何を聴いているか、何を感じているか
   顧客はどのような痛みを感じているか、
   結果的に顧客はどんな便益を得られるのか
   ・・・これらについて、顧客の行動を観察し、形式知化します。
   そうすることで、供給側の視点から顧客目線での商品開発が可能になり
   顧客の視点で商品・サービスを発見することができます。

   就活も、相手が何を求めているのか、それに対して、自分が持つ強みは
   どう活かせるのかを念頭において強みを見出していってほしいものです。

(2)機能を限定し商品をとがらせる
   今取り扱っている商品の機能や便益を細分化したり、使用シーンや利用者の属性に
   分けて「どのような使われ方をしているか」を観察します。
   いろんな機能があるけれど、毎回1つの機能しか使わないということがあります。
   この部分をさらに尖らせるのです。
   そうすることで、「そうそう、こんなの待ってたの、シンプルな美しさで・・・」
   という評価につながります。

   就活においてもそうです。学生時代に様々な取り組みをしてきて、身につけた経験や
   考え方、スキルは、どんなものでも採用側企業の戦力としてプラスに働きます。
   しかし面接やエントリーシートの記入のときは、長所を絞ることが大事です。
   印象強くなります。

このように、商品戦略においても就活においても、自身を売り込むために必要なことは、
的を絞り、集中するということではないでしょうか。

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