トルコ旅行にいきたいけど、今はいけない!
そんな方にオススメなのが東京にある
代々木上原駅からいける
東京ジャーミイというトルコのモスクです。
東京ジャーミイ 2階 礼拝堂の天井
そして、2018年9月23日(日曜日)に
代々木上原のhako gallellry
(開場 19:30 開演 20:00)で行われる、
「レバノンの花嫁」のベリーダンスのショーです。
実際にトルコ旅行に行こうと思うと
費用もかかるし、異文化であるため、
調べたりする時間や移動距離も多いですよね。
しかし、トルコに行かなくても
東京でも美しいトルコの文化を
感じることのできるスポットがあります。
それが、代々木上原駅から徒歩4分ほどのところにある、
小さな美しいモスク、「東京ジャーミイ トルコ文化センター」です。
無料で解放されていて、
受付の方も気さくで、日本語がペラペラ。
モスクの外観には「見学はご自由です」と大きな弾幕まであります。
イスラム教信仰していなくても入れます
1階はトルコ文化センター
2階が礼拝堂になっています。
東京ジャーミイの2階の礼拝堂に入るには
女性も男性も、
肌の露出少ない服装にしてください。
女性は、髪の毛覆えるストールや
フード付きの羽織があるといいですね
私はひざ下のワンピースと、
春、秋用のサラッとした生地の
フード付きコートで行きました。
礼拝堂には、貸出し可能な長い丈の羽織と
女性は髪の毛を覆えるガーゼっぽい生地のストールが置いてあるので
それを使ってもOKです。
トルコ、イスタンブールに旅行予定の方も
ここで一度どんな雰囲気か イスタンブールでの服装を女性も男性も
体験してから旅行に行くのもありだと思います。
イスタンブールの服装で女性には欠かせないストールも
1階で1500円ほどで、販売されています。
私も実際にいってきました。
美しいアラビア語の装飾とステンドグラス。
これには全て、意味があります。
装飾の解説がしてあるパンフレットが、
1階200円販売されているので
それを見ながら鑑賞するのもオススメです。
礼拝堂の写真
日曜日には日本語ツアーも開催されているようです。
詳しくはブログ内一番下、東京ジャーミイ 日本語ツアーについての
リンクをご参照ください。
◆身をも滅ぼしそうな、一途な愛の歌
私は今ベリーダンスレッスンのスタジオ
「エキゾフォリーズ(exofollies)」に通っています。
名前はともみと言います
ベリーダンスのレッスンスタジオのエキゾフォリーズ(エキゾ)の代表は
中村インディアさんという方で、
TVバラエティの「ダウンタウンDX」や
「カンヌ国際映画祭公式晩餐会」などに出演するなど、
多方面で活躍されているベリーダンサーです。
今回私を含め7人の生徒が、
9/23日に代々木上原駅から徒歩4分のhako gallellry
というお店でソロモン雅歌という
旧約聖書を題材にした踊りを踊ります。
衣装も古代オスマン帝国をイメージしたものになっているので
ベリーダンスの発祥の元、ハーレムを覗き見るような
感覚になれると思います。
ソロモン雅歌については、こんな事書くと色々な方に怒られてしまいそうですが、
私はとても難しい印象を受けてしまいます。
このソロモン雅歌の解釈は諸説あるそうです。
ここから先、掲載している事は賛否両論あると思いますが
私が感じたことを素直に書こうと思います。
私がレッスンの中で、何度もソロモン雅歌を読むうちに
感じたことは、「愛という事柄に対して一途に考える歌」
もしくは「身をも滅ぼしそうな、一途な愛の歌」と言う印象を受けました。
ソロモン雅歌の中には、愛する人への愛を表現するために、
その時代のありとあらゆる高貴で美しいもの、
例えば、花や香料や建築に
愛する人を例えるフレーズが出てきます。
「私もこの気持ちわかるで」と勝手に思いながら読んでます。
美しい踊り子や芸術を見た時、美味しい食事をした時
愛する人はどんな人が聞かれた時、
長々と気持ちが悪いほどに、美しさや好きと言う感情を
別の何かに例えてしまう時がありますw
あとから考えると、穴があったら逃げたいくらい
恥ずかしい気持ちになります。
もしかすると、このソロモン雅歌を書いた方も
今現代に蘇って自分の書いたものを見てみると、
「私と同じような気持ちになっていたりするかもしれない」
と私はふと思ったりします。
このブログを見た方が、実際にソロモン雅歌と踊りを見ると
どんな気持ちになるか楽しみです。
◆ミイラ制作に使用された香料、ミルラ(没薬)
ソロモン雅歌の中には、いろんな香料が出てきます。
その中でも印象的なのが、昔、ミイラを作るために使われていた香料
「ミルラ(没薬)」です。
hako gallellryのベリーダンスショーでも、
ミルラの香料は実際に焚くので
体験して頂けると思います。
私の感想としては、死と生のイメージがミルラにはあります。
「死」を象徴する冷たい香りがするのにその香りをかげば、
大事な人への思いの強さと自分は生きていることを私は感じます。
そして、ミルラと呼ばれるくらいだから、
愛する人が亡くなる時にもその香りを嗅ぐのかと考え、
愛する人が亡くなってお葬式みたいな所にいる自分を想像しました。
愛する人が亡くなって、冷たい身体を肌で感じでも
現実とは裏腹に心は愛する人への愛情で暖かくて、
愛するという感情の無常なくらいの大きさと強さを感じました
槇原敬之さんが歌詞にしてた「愛という窮屈を抱きしめて~」
というフレーズも何故か浮かんできました。
まぁお葬式のくだりは、想像上のことなんですけれど…。
興味がある方は是非「死」の香りを体験しにきてください。
暖かさと冷たさが同居している摩訶不思議な香りです。
◆愛するあなたはナツメヤシ
ソロモン雅歌の中には、ナツメヤシという食べ物も出てきます。
調べてみるとイスラム教とかなり所縁の深いものだそうです。
とても甘くてホッとする味だそう。
ナツメヤシは東京ジャーミイでもドライフルーツとして
振舞われることがあるそうですよ。
とても甘くてホッとするナツメヤシを愛する人として
例える意味がわかる気がします。
◆憎悪も欲望も超えた愛はあるか
愛について一途に色々と考える歌だなぁと感じた理由は、
上記のように愛を様々なものに比喩していることもありますが、
もう一つあります。
ソロモン雅歌を読み進めていくと、
自分の愛の純粋さを確かめられているかのような気分になるからです。
何人も側女が出てきたり、お金や権力が出てきたり、
「どんな欲望よりそなたの愛は勝り純粋なのか?」
みたいな事を聞かれているような気が私はします。
何にもの側女がいることへの嫉妬、
お金や権力、欲望との葛藤。
「果たして愛する人を
純粋に愛していると言えるのか?」
現代でも言えることですが、
欲望の果てに純粋な愛はあるのですかね。
さて凄く長くなってきたので、
感想はこれくらいにしておきます。
ソロモン雅歌には様々な解釈があるので、
当日7人のダンサーがそれぞれの解釈で踊るので
どんな風に表現するのか楽しみです!
もちろん、エキゾフォリーズ代表の
中村インディアさんも出演されますよ。
ここまで、長い記事を読んでくださった方
ありがとうございます!
東京ジャーミイもhako gallellryも
代々木上原駅から徒歩4分圏内なので
お勧めコースとしては、
「東京ジャーミイ」と
「hako galleryのベリーダンスショー、レバノンの花嫁」を
セットで巡るとトルコの美しくてエキゾチックな
異文化の世界に陶酔できると思います。
是非良かったらハシゴしてみてください。
ベリーダンスショー「レバノンの花嫁」は
2018年9月23日 日曜日 開場 19:30 開演 20:00
hako galleryで行われます。
お一人様も大歓迎です。
私自身もショーは一人でよく行きますし
ショーに来られる方も、お一人様が多いのでお気軽に!
メールでもご予約も承ります。
exofollies@gmail.com
までお名前と人数をご連絡ください。
件名には
(レバノンの花嫁 ショーの予約)
とご入力ください。
予約の方は2500円。当日は3000円です。
当日、お会いできるのを楽しみにしています。
ともみ





