今から4ヶ月ほど前のお話ですが、
今年(2024年)の2月25日に大阪梅田のカメラ屋さんにて
税込み39,600円で小西六のパールIII(1957年)を中古で
購入しました。
 
 
 

このカメラは6X4.5判のスプリングカメラであり、
レンズに蛇腹が付いた折り畳めるカメラであります。
 
 
 
レンズはヘキサー75mmF3.5。(3群4枚)
このレンズがめちゃくちゃ良いっ!!!
 
 
 
2月25日に購入した後、動作を確認しようと思って
いろいろと操作して触ってみると、
シャッターボタンを押すとシャッター幕が開いた後に、
ゆっくりと閉じていったり、もしくは開いたままになったりで
シャッター幕が粘っていて、この状態のままでは写真が
撮れない事がわかりました。
 
 
 
まだ1枚も撮らないまま、
このカメラを購入した大阪梅田のお店ではなく、
いつも私がカメラ修理をお願いする時に出しているお店である
堺東にあるカメラ屋さんへ2月29日に修理依頼しました。
 
 
 
そのお店から佐賀県のカメラ修理会社さんへ発送されまして、
修理してもらいまして、修理後に3月26日に私の手元にカメラが
届きました。
 
 
 


 ・シャッターユニットをオーバーホール
 
 ・絞り羽根を分解清掃
 
 ・蛇腹の穴や破れを出来る限り補修
 
 ・レンズのカビとクモリを清掃

 ・ファインダーのカビとクモリを清掃
 
 
 
という大修理をしていただきまして、税込み16,500円でした。
使える状態にしてもらえてとても感謝しています。
早速3月30日にフィルム1本使いました。
 
 
 
フィルム1本目は、室内でストロボ撮影だったのですが、
カメラにクリップオンストロボを乗せて光らせて撮りまして、
撮影結果を見ると、なぜかストロボに反応していない写真が
すべて撮れていました。
撮影時はちゃんとストロボが光っていたのに・・・。
(暗め写真でしたが、しかしながら良い撮影結果でした。)
 
 
 
カメラ本体にある「M F X」が、「F」になっていたのが
原因でありました。
「F」の位置で普通のクリップオンストロボを光らせて撮ると、
光るタイミングとシャッター幕のタイミングが違うんだという事を
ブログ仲間のみなさまから教えていただいて、
ストロボが光っていない写真が撮れている事に納得しました。
 
 
 
フィルム2本目を使ったのは、4月6日であります。
この撮影は外の撮影でしたので、ストロボを使いませんので
前回のような「M F X」を気にしないで撮れる撮影でした。
撮影後、撮影結果は最高に良かったのでした。
 
 
 
しかしその時のフィルム2本目の撮影終了後に、
フィルムを最後まで巻き上げていく途中で、
フィルムを巻き上げるツマミが重く(回りにくく)
なっていきまして、
フィルムは最後まで無事に巻けたのですが、
とうとうツマミが回らなくなってしまいました。
 
 
 
あぁ、また修理かぁ・・・。
 
 
 
ということで、4月29日にこのカメラを2度目の修理に出しました。
お店はまた堺東のカメラ屋さんへカメラを出しまして
佐賀県のカメラ修理会社さんへ。
 
 
 
ほぼ1ヶ月前に修理し終えたばかりの私のパールIIIが
また同じ名前のお客さん(私の名前)から同じカメラの修理依頼があって
カメラ修理会社さんがウンザリしたでしょうね(笑)。
すみません、私のカメラの扱いがとても荒いのであります。
 
 
 

 
 ・巻き上げギアにサビつきがあり、分解、グリス交換
 
 
 
ということで修理をしていただきまして、
5月31日に私の手元にカメラが届きました。
税込み13,200円でした。
 
 
 
上の画像の納品書を見てみると、
右側の上にある修理料金を見てみると、
無料に丸してくれている事にビックリであります。
 
 
 
ということは1ヶ月前である前回の修理を覚えている事に

なりますよね。
責任を感じてくれたのか、無料で修理していただいた
みたいであります。
(私にはお店から金額がかかっていますが、往復の発送代や
手間を考えると納得の金額だと思いますので、無料に丸されて
いる部分は見なかったことにしましょう。笑)
 
 
 
さぁ!!!
今度こそ、このカメラでバシバシ写真が撮れる事でしょう。
120ブローニーフィルムが高いですが、出来るだけたくさん
このカメラで撮っていきたく思っています。