436.You're Only Human(Second Wind)/Billy Joel | メイン・ストリートのならず者season2

メイン・ストリートのならず者season2

ブログの説明を入力します。

本日1月24日、東京ドームで、ビリー・ジョエルの来日公演が開催。

本日のみの開催で、最後の来日公演になる可能性もあるとのことで、ど平日でなければ、僕も東京ドームへ駆けつけたかった。

生のビリーの歌声で、ベストソングの「My Life」を聴きたかったなあ…。

まあ、今ここでそう言っても仕方がないので、せめて今夜は好きなビリーの曲について書いてみよう。
今夜取り上げるのは、1985年にリリースされた、「You're Only Human(Second Wind)(邦題は「オンリー・ヒューマン」)」。
同年リリースの初の2枚組ベスト・アルバム『Greatest Hits Volume Ⅰ& Volume Ⅱ(邦題は「ビリー・ザ・ベスト」)』に、新曲2曲のうちの1曲として収録され、アルバムからのリード・シングルとして、全米最高第9位を記録。

当初この曲のタイトルは「Second Wind」だったが、ドラマーのリバティ・デヴィットに嘲笑されたため、ビリーはタイトルを「You're Only Human」に変更し、サブタイトルとして「Second Wind」を残したという。

 
この曲は自殺防止について書かれたもので、ビリーはこの曲の印税全額を、全国青少年自殺防止委員会に寄付。
自身も自殺未遂の経験があるビリーは、うつ病や自殺願望に苦しむ若者を救うために、この曲を書いたそうだ。
テーマは深刻だが、憂うつなイメージにとられないよう、敢えて弾むようなビートとメロディに、楽観的な歌詞が付けられている。
 

つまづく愚か者のように感じる時は

僕の言うことを信じてくれよ

学校で学んだどんなことよりも

自分の災難からより多くのことを学べるものなんだと

第二の風を忘れるなよ

遅かれ早かれ第二の風は吹いてくるのだから

 

繰り返しになるが、自殺は極めて深刻な問題だ。
近頃「〜だから死ぬ」などと簡単に口走る若者が多くなったが、死というのは口で言うほど安易な問題ではない。
僕自身、婆ちゃんとおふくろの死を立て続けに経験しているので、死の重さというものをわかっているつもり。
死を選択する理由として「生きる意味も価値もなくなった」と言われるが、個人的な考えとして、僕は「生き抜くことに意味も価値もある」と思っている。
僕の文章に死を選ぼうとしている人の考えを覆す力はないかもしれないのだが、そんな人には是非ビリーのこの曲を聴いて、死を踏みとどまって、生き抜いてほしいと願う。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

こチラのクリックを、よろしくお願いします。↓