細谷雄一・慶應義塾大学教授
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KEIO Report から
「三田評論」が届いた。細谷雄一慶應義塾大学法学部教授・KGRI戦略構想センター長が、ストルテンベルグNATO事務総長、尹錫悦韓国大統領の来訪講演を記している。この交流過程を解説し、安全保障や戦略のテーマが大学で憚られる文化があったが、慶應義塾はその「実学の精神」の伝統があり、現実社会との接点を持ち、同時に客観的な根拠のある学問姿勢を尊重する文化を持つ、と述べる。国際交流と政策研究が進み、社会の要請に応える意義は大きい、とする細谷教授の構想こそ日本の今と未来がある。私は、現代国際政治を慶應義塾で学び、石川忠雄先生と情報総合学を論じた塾員OBとして期待したい。
詳細は「三田評論」(慶應義塾)2023年5月号No.1277 をお読みいただきたい。
尹錫悦韓国大統領に関しては、同誌の西野純也慶應義塾大学法学部教授・同東アジア研究所朝鮮半島研究センター長のKEIO Report をお読みいただきたい。
(ひらた こうじ)<了>