桃の花(岡山商工会議所女性会) | ExcomAdvisorのブログ

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本稿は私・平田幸治の個人の意見・見解等を綴ったものです。

  2000年1月に私は、地元紙「山陽新聞」に投稿原稿を書いていた。同紙は私の原稿に「桃の花に託した街づくり実現を」という見出しをつけてくれた。

  山陽新聞の2000年1月23日の本紙に掲載されたので、該拙稿を全文転載したい。

  平田幸治 46 団体職員  (岡山市福泊)

 「岡山商工会議所婦人会(現女性会)が創立三十周年記念事業で、岡山の街づくり『桃の花咲く街づくり』を提言した。JR岡山駅前広場と桃太郎大通りに桃の木を植樹し、県民市民と一緒になってやさしさと環境を守る心を広めていきたいとしている。

  同婦人会は、環境問題をテーマとする小学生の作文募集などでの啓発普及を通じて地道な活動を積み重ねている。このたびの提言も、桃の花にたくする願いは同じで、記念事業という派手さは感じさせないもので『幻想を持たない理想主義』と極めて高く評価されよう。

  また、提言書では『害虫の駆除などが手間のかかるなどの理由で街路樹には適さないとされてきた桃の木』を、その育成と管理は同婦人会が積極的に行うことで、汗を流すことを楽しみながら街づくりに参加していきたいと、自らの決意を述べている。

  桃の木と個性ある街づくりは、実現すれば二十一世紀への私たちの次世代へのメッセージとして、特別の意味を持つものとなるだろう。

  桃の咲くころ、岡山で国際会議が開催されたら、どんな実がなるのだろうかと想像したくなる。この提言を『国際・福祉都市』を目指す萩原岡山市長は、その熱い心で受諾していただきたいと願う」。

 

 

  

  桃の木 岡山駅前   2023-03-31

 

桃の木 岡山駅前   2023-03-31

 

 

 〈ひらた こうじ)<了>