映画「スティーブ・ジョブス」がボクの周りで話題になっています。
あまりソーシャルメディアをやらない家人まで、観たいと言い出している。
それくらいジョブスは、一般的な人物なんだな。
週末観る人もいるでしょうね。
ボクは土日も仕事だから観られない・・・ちゅうか、阿寒湖には映画館がない・・・
さてさて、ジョブスはたくさんの名言を残しています。
その中からこんな言葉を思い出しました。
---------------------------------------
自分がクオリティの基準となりなさい
ひとによっては、常に優秀であることが
期待されている環境に慣れていないのだから
---------------------------------------
クオリティの基準となりなさいっていうことは、他人のモノサシで測られるのではなくて、ちゃんと自分のモノサシを持ちなさい、と言っているわけです。
すごい言葉だなと思う。
経営者やリーダーは、ビジネスのさまざまな局面で、一瞬の判断をしなければならないこともある。
そのときには、判断できる自分のモノサシを持っておくことが大切です。
ロジックで判断する。
直感を信じる。
判断の基準になるモノサシを明確にすることです。
人はそれぞれ違う人生を歩んでいるし、人それぞれすばらしい価値を持っている。
その価値を世の中に発信して、世の中のためになっているかどうか。
これを考える時代なんだなと、最近よく思います。
自分のモノサシを持ちましょう、自分で判断しよう。
人のモノサシに合わせるな。
「独自の価値」を見つけるということです。
そのためには、こういうことが大事です。
・「常識」を疑ってみる
・「自動思考」のクセをやめる
自分の価値には意外と気がつかなかったりします。
何故かというと、業界の常識に縛られていたり、「○○しなければいけない」「この業界はこういうものだ」という常識に縛られたりして、自動的に考えるクセがついているから。
それをやめるということです。
「ちょっと待てよ。こういうことをやってもいいんじゃないの? 誰が決めたんだよ、こんなこと」と考えてみる。
自分のモノサシを持っていれば判断できる話です。
情報が膨大になって選ばれにくくなりました。
あなたのお客さまは信頼できる情報を求めています。
「情報」は信頼している人から得たい、と思っています。
信頼している人というのは、専門家、プロ、先生、コンサル、アドバイザー、好きな人など。
そのことが大好きな人のことは信頼できる。
そして関係性が深ければ深いほど信頼というのは強くなる。
今はキュレーションの時代、編集力の時代です。
雑誌や書籍の編集者という仕事をしている人以外でも、編集能力をもたなければなりません。
あなたがあなたのお客さまにとって、いろいろな意味でキュレーターにならなければいけない、ということです。
どんな業態もそうです。
情報をどういうふうに編集するかということが独自の価値を創出する、重要なファクター。
あなたのモノサシで編集しましょう。
誰もが運命をもって、この世に生まれてきている。
ボクはそう思っています。
そして運命とは「あなたが与えられた世に役立つ力」なのです。
さあ、今日は一日中、阿寒湖温泉の鶴雅さんのコンサルの仕事です。
がんばります。