最低賃金値上げの影響

10月1日から最大25円（東京都）の最低賃金値上げが厚生労働省から告示されました。
私がこの世界に入ってから10円以上の値上げは初めて経験します。
25円時給が上がれば実働8時間で1日200円上がる計算です。

この200円がこの不況で戦後最悪の失業率の中で、どれだけ今後の雇用や求人に影響するか私には楽観的な見解は持てません。

一部上場などの大企業はともかく、中小零細企業や販売飲食店の方々は正社員を維持しつつ新規雇用が出来るのでしょうか？

金額ばかりが高くなっても求人が無ければ意味が有りません。
今回の最低賃金値上げは、本当に景気回復の得策だったのでしょうか？

今後1000円まではいかなくともこのペースで最低賃金が値上げされれば900円にはなる可能性が非常に高くなってきます。

是非手遅れになる前に企業経営者や管理職の方々に最低賃金値上げを見越した内外製の策定や会社に本当に必要な正社員数の見極めなど、対策を早めにご検討頂く事を推奨致します。

現状の法律改定点を詳しくお知りになりたい場合や、内外製や今後の施策策定の
ご相談はお気軽に弊社までご連絡下さい。

早い対応程後々の影響も最小限に抑える事が出来ます。

この不況を乗り越える為にも、是非一度現状を再認識されて一日も早く対応される事をお勧め致します。