現在バブル崩壊後の不景気を超える大不況と言われているこのご時世で、私たちイグサーヴァに何が出来るのか、年が明け所用でタイに発ち帰ってから今日に至るまで日々考えていました。
実際ここまでの大不況は私も初体験するものです。
実際自分も経営者側でも有る為、社内でも必要経費の削減や新規購入や契約の見送りなど、社内で出来る限りの対応を実施した結果、この不況を乗り越え社員を守る為には、支出削減が一番簡単に実施出来る人員削減に動かざる得ないかったのは致し方ない結果だったかと思います。
但し、非正社員だけというだけで全雇用を解除してしまった仕事のつけはどこに行ってしまうのでしょうか。
人間は最大限の努力と残業を重ねても1名でこなせる仕事量は職種にもよりますが、1.3倍~最高で1.5倍の業務量しかこなせないと言われています。
工場閉鎖や職場自体の閉鎖は稼働が無くなってしまったケースについては、致し方ないとしか言い様が有りませんが、経費削減だけの非正社員全解除リストラは、業務内容やプロセスに契約を解除しても支障は出ないか、業績は逆に落ちないか、効率は上がるのでしょうか。
業務を今までの人数で動かしていた部分を誰がどれ位の負担を背負って行うのか、それにより余波は起こらないのか、その大切な部分を正確に判断せずに行うと後々近い将来結果的には反動が返ってきてしまうケースを実際に目にした事があります。
そこからの業務建て直しをご支援した際、非常にその道は困難な道のりで有った記憶が今でも御座います。
困難な道のりを経営陣の方々、現場の管理者の方々のご尽力で、結果的にその企業様は業務プロセスからの再度見直しで、必要だった部署まで人員を削減してしまったしわ寄せによる、社員の過重労働や請負への偽装請負的な行動にて生産性や社員の帰属意識やモチベーションを落とし、パフォーマンスが低下していた事に気づかれ、最低限の必要人材の補充と人材の移動により再度軌道に乗られました。
弊社としては「契約形態による一括り契約解除」では無く、業務プロセスや業務内容により本当に必要な人員や作業量を有る程度正確に把握された上での、人員削減に踏み切られる事が、先々のしわ寄せを防ぎつつこの不況を乗り切る最善策と考えております。
弊社は業務プロセスおよび内容調査を実行し、分析結果をご報告するとともに、コンプライアンスに沿った自社独自の内外製(内製化する業務、外製化を継続する業務)を策定した上での、人員調整を常にご提案しております。
今後人員調整をしてもパフォーマンスは出来る限り維持出来る経営判断が必要だと思われます。この先を数年後も考え現状の企業活力や帰属意識やパフォーマンスをを落とさずに不況を乗り切る為に業務プロセス・業務内容の把握及び課題を洗い出した上での自社独自の内外製を策定してからの人員調整を是非ご検討下さい。
先々で後悔しない決断をして頂く事が、不景気の中で弊社がお客様にご貢献出来る事だと考えております。
初回のご相談には無料でご対応をさせて頂いております。
もしこのブログで少しでもご興味、ご関心、ご共感頂ける部分が御座いましたら是非一度お気軽にご相談ください。