第11話 グッズレビュー 『空飛ぶ車パート2』 | イーウィングのブログ

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第11話 グッズレビュー
        『空飛ぶ車パート2』
 
今回は、第6話グッズレビューの続編です。
 
現在世界で開発されているスカイカーおよび
今後の課題についてシェアします。

 
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■開発されているスカイカー
お盆の帰省ラッシュの大渋滞、「車が空を飛んで抜け出せたら
良いなあ」なんて思った人もいると思います。
 
車は空を飛べない、そんなのはSFや夢の話と考えられていましたが
今、そんな夢の車が現実に開発されて、市販されるのも目前です。
 
世界で開発されているスカイカーを調べてみました。
 
最近ではこれまで夢の技術だた自動運転が実現され自動車の
あり方が大きく変わってきています。
車が空を飛ぶ時代も近いと…
 
空飛ぶ車、スカイカーについては、自動運転というのはどうしても
必要になってくると言われています。
 
その意味では自動運転以上に空飛ぶ車、スカイカーはロマンがある
と感じられると思います。
 
 
□トランジション

トランジションはアメリカのテレフギア社が2006年に開発を始めた
スカイカーです。
 
カーボンファイバーで出来た2人乗りの機体は折り畳み式の主翼と
尾翼を取付られており、プロペラエンジンで飛行します。
 
車両形態から飛行機形態までは30秒ほどで可変可能で、車両形態
では後輪駆動で105km/h、飛行機形態では185km/hのスピードを出す
ことが可能です。
 
価格は1600から2100万円で販売を検討しています。
 
□TF-X
トランジションと同じテレフギア社が開発しているスカイカーです。
トランジションとは違い滑走を必要としない、垂直離着陸方式を
取っており、空港以外の場所でも運用が可能となっています。
 
カーボンファイバーが多用され4人乗りの車体は322km/hのスピード
で飛行でき、自動操縦装置も搭載されるという事です。
 
2025年には一般販売を開始するのが目標という事です。
 
 
□M400
カナダの発明家ポール・モラーが、自身の会社モラー社で開発した
スカイカーです。
 
4人乗りのこの車両は4発のダクテッドファンを使い560km/hで飛行
する事ができ、垂直離陸方式を採用しています。
 
着陸脚は飛行機と似たようなものとなっており、本格的に走る仕様
にはなっておらず、飛行機のように運用出来る車ではなく、
車のように運用出来る飛行機といった方が正しいと言われています。
 
価格は1000万円での販売を検討しているそうです。
 
 
□パラジェット
 

イギリスのパラジェット社が開発したスカイカーは、現在最も
現実的な空飛ぶ車であると言っても過言ではありません。
 
モーターバラブライダーで飛行するこの車両は、約3本で飛行形態
へと移行し地上では180km/h、空中では110km/hを出すことが
可能です。
 
2009年にはバイオ燃料だけを使用し、ロンドンからアフリカのマリ
まで6000キロの飛行を成功させました。
 
200メートルほどの滑走で跳びあがれるそうです。
価格は700万円台、現在の高級車ほどのお値段でかえます。
 
 
□AeroMobil3.0
 

スロバキアのベンチャー企業エアロモービル社が開発中の
スカイカーです。
走行時は翼を格納し、空を飛ぶ際は小型飛行機へと変形します。
 
道を走り、空を飛ぶことが出来るスカイカーです。
 
実用化が最も近いと期待されていましたが、ついに予約販売を開始
しました。
市販モデルの限定数は500機のみとなっています。
 
販売価格は120万ユーロ~約150万ユーロと発表されており、日本円
で1億4000万円から1億7500万円になります。
 
発売時期は2020年となっています。
 
当初は2017年の予定だったのですが、安全性の追求の為計画が
遅れたようです。
 
すでにヨーロッパでは飛行の許可が取得済みで、ついでアメリカ
中国へ販路を拡大する予定です。
 
搭乗者数は2人で自動車時は最高時速160km/h、飛行速度は360km/h
で距離は最大750キロとなっています。
 
 
 
■これからの課題
飛行機の翼を車に取りつけるというアイディアは見た目以外にも
様々な問題を抱えています。
 
翼を使って飛ぶためには乗り物が水平方向に離陸する必要があり、
これは危険なだけではなく、プロセスも頻繁になり、また離陸時に
広大なスペースが必要になります。
 
翼を垂直スラスタに変えるだけで、機体は素早く空高く舞い上がる
ことが出来ます。
 
このような設計を行えば、主翼や尾翼、エレベーターといった、
飛行機の中で最も危険とされる稼働部が乗り物に搭載しないで
すみます。
 
別の問題として電気モーターが挙げられます。
これは単に、環境にやさしいだけでなく、スカイカーの原動力
としては電気が1番かなっているのです。
 
電気モーターであれば、可動パーツの数を抑えられ、内燃エンジン
よりも簡単に作ることができます。
 
電気モーターの方が、ずっと経費がよく、メンテナンスも簡単で
飛行中に壊れる可能性も低い他、衝撃で爆発する事もないと
言われています。
 
離陸時のノイズの問題も、町の環境音と変わらない程度の
大きさで、飛行中はほとんど音が聞こえない状態に出来る事
は可能と言われてます。
 
次に渋滞の問題なんですが、渋滞を解消するという事を空飛ぶ車
で実現しようとしています。
 
超高層ビルが都市部の限られた土地を有効利用しているように
都市部で空を飛ぶ交通機関が発達すれば空の三次元空間を有効利用
して地上の渋滞を解消出来るかも知れません。
 
これまでも、これからも渋滞は大きな社会問題の一つで、これを
解決する事は非常に重要な問題になります。
交通渋滞の主な原因の一つはインフラの問題です。
 
また、スカイカーが一般に普及すれば、道路や線路、橋、トンネル
の必要性がかなり減ることになり、これは環境にやさしいだけ
ではなく…
 
公共事業に投じられるはずだった、多くのお金の節約にもつながる
のだと考えられます。
 
さらにインフラに依存しない交通機関を利用する事で時間の節約
も可能になります。
 
電車やバスや車は必ずしも効率とはいえない、限られた道順を
たどってしか移動する事ができないのですが、空飛ぶ車であれば
最短距離で一直線に目的地まで到達する事が出来るのです。
 
そうは言いながら、空飛ぶ車の実現にはまだまだ時間が掛かる
と考えられます。
 
空飛ぶ車の実現までに解決しなければいけない課題がたくさん
あります。
 
「ドライバーが必要ない」としても空飛ぶ車は航空局の規制に準拠
しなければならず、承認まではかなりの時間が掛かることが予想
されます。
 
さらに、安全面やコスト面の問題もまだ残っており、電気自動車
に絡むテクノロジーも全てが追いついている訳ではありません。
 
産業革命の結果、電気や家電、超高層ビル、自動車、飛行機といっ
た様々なイノベーションが誕生した一方、現在のイノベーションの
ほとんどはITや通信の世界にとどまっていると思います。
 
ライフスタイルは1950年代から不思議なほど変わっていないという
事実に気づくべきです。
 
ただ、少なくとも交通の分野ではその現状は変わろうとしている
可能性があります。
 
自動運転車やハイパーループ、再利用可能な宇宙ロケットといった
最近のプロジェクトを見る限りイノベーションは未だに生まれ
続けていると考えられます。
 
かって自動車が地上交通の敷居を下げたように、共用型の空飛ぶ車
によって空中移動が身近なものになろうとしているというのも
事実です。
 
このテクノロジーによって将来的には誰もが今よりも快適に早く
安く安全でより環境にやさしい手段で移動出来るようになると
思われます。
 
空飛ぶ車の実現に向けた道のりは長いかも知れませんが、私たちが
これから行こうとする場所には道など必要ないと思います。

 
 
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