Mr. Bungleがまさかの来日!遅まきながら先月28日の東京公演のレポです。来日前のスコット・イアン(ギター)と

 

 

トレヴァー・ダン(ベース)のメッセージ。

 

 

会場前のポスター。

 

 

バックドロップ。

 

 

開演前BGMでアラン・パーソンズの何かの曲、10cc「愛ゆえに」などが流れていたけれどToto「ロザーナ」を観客がけっこう歌ってたのには笑ってしまいました。

 

上記のメッセージでトレヴァーがワーナー時代の曲はやらないと言っていたとおり、スコットとデイヴ・ロンバード(元Slayer)が加入して音楽性がガラリと変わった、というかデビュー前はデス・メタルだったと昔からインタビューで言っていたのを証明した(厳密に言えばデスではなくスラッシュだけど)「The Raging Wrath Of The Easter Bunny Demo」に的を絞ったライヴ。
スコットがいたS.O.D.「Sqeak English Or Die」のカバーはアルバムでは「Speak Spanish Or Die」になっていたがこの日は「Sqeak Japanese Or Die」!しかもサビを日本語で歌うというオマケ付き!
一方デイヴがいたSlayerからは「Hell Awaits」のリフだけという選曲。それでもしっかり盛り上がるお客さんも凄い!マイク・パットンがしっとりと歌い上げるタイプの曲のカバーはSpandau Ballet「True」。

ゲストはヒカシューの巻上公一(Faith No Moreの来日公演にも確か出てきたよね?)にMelt-BananaのギタリストのAgataと日本ならでは。

ところでリード・ギターはトレイ・スプルアンスだけど、トレイといえばFaith No Moreファンにとっては「King For A Day...Fool For A Lifetime」レコーディングに参加したものの結局ツアーには参加しなかった、ある意味幻のメンバーだったわけでその彼が遂に日本のステージで演奏しているというのも感慨深かった。

 

アンコールでは10cc(また!)「I'm Not In Love」カバーを経てデイヴが非常に特徴的な、聞けばわかるトライバルなあのリズムを叩き出しこ、これは!と興奮して前方に移動したらやっぱりSepultura「Territory」!サビが「領土のための戦争/War for territory」のこの曲、現在の世界情勢を踏まえた選曲だったのか単に名曲だからかはわからないけれどいずれにせよ「Chaos A.D.」大好きなのでむちゃくちゃ盛り上がって終演。

いや~生ならではの本当に「何が起こるかわからない」という醍醐味を久しぶりに思い出させてくれたすごいライヴでした。

ロックダウン中の無観客ライヴを収録した映像作品「The Night They Came Home」でおかわりしちゃったよ!また来てくれ!

 

 

最後に米Revolver誌のサイトに掲載された日本人フォトグラファーのサイラさんによる写真。

 

https://x.com/goatmilkcowmilk/status/1763265660246003954?s=20