2023.10.07 寺部八幡宮例大祭 高橋町祭礼(壱)山車観察 | 明るい朝の『お散歩日記』

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10/7土曜日は

豊田市 寺部八幡宮例大祭 高橋町祭礼に

行ってきました。

 

 

 

寺部八幡宮例大祭 高橋町祭礼

 

寺部八幡宮は社町にあります。

この社町は寺部八幡宮の境内だけの町です。

寺部八幡宮の西側に寺部町がありますが、

今回見に行ったのは、

寺部八幡宮の東側の高橋町の祭礼です。

 

寺部八幡宮の祭礼なのに、

なぜ寺部町ではなく高橋町の祭礼なのか、

長いこと不思議に思っていましたが、

今回、その謎が分かりました。

(私が勉強不足だっただけですが)

 

ちなみに

高橋町の祭礼と呼ばれていますが、

実際には高橋町と高上町の祭礼になります。

 

 

高橋区民会館の前に置かれた山車

 

 

高橋町山車

 

金箔を多用した三河らしい山車

 

岡崎型と挙母型のハイブリッド山車。

岡崎橋目町の山車を購入し

挙母山車風に改造されています。

 

上山、胴山、前山は岡崎型、

小径の外輪の台輪、後梶、霞幕など挙母型、

ちなみに六本柱の上山は挙母/岡崎共通。

 

 

以前図書館で、この山車について調べました。

 

江戸時代の嘉永元年(1848)に

瀬川治助、藤原重光 が製作。

橋目村 (橋目中町 橋本町)の所有物であり、

氏神の白山社の祭礼や森越町の長瀬八幡宮の

祭礼に出されたと言います。

 

その後、明治42年(1909)に高橋村へ売却。

なお、高橋村の購入検討は、当初 岡崎市

伝馬町の山車だったとのこと。

伝馬町にも山車があったとは驚き。

 

 

段箱と台輪部

 

段箱の彫刻

 

 

段箱の彫刻

 

 

力神

 

よく見ると挙母山車でいう舞台が、

狭いですがあります。

前山が被さり目立ちません。

 

舞台の上に力神が乗る形です。

 

 

四本柱と脇障子の彫刻

 

 

支輪の彫刻

 

 

湾曲した後梶

 

 

小径の外輪

巻き込み防止の金網は挙母型にはないもの。

 

 

六本柱なので屋根の上に

人が乗れます。

 


神事が始まりました。

 

 

神事が終わるとお囃子が始まりました。

 

もう間もなく山車曳きが始まります。