浮上した先にも青があったら。 | 松下直樹の、言いたいだけ。

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臆病な潔癖性、夢見がちな現実主義者、松下直樹のブログです。

水平線ってのは、水面と空の境界線で、それが線だから水平線なんだろな。


飛行船ってのは、空を飛ぶ船だから飛行船なんだろうな。











線に見えない水平線は水平線じゃありませんか。


飛ばない飛行船は飛行船じゃありませんか。












俺にとっちゃ水平線は海底から突き破る青い星だ。


俺にとっちゃ飛行船は申し訳程度の羽根を持った楕円だ。









9月9日@秋葉原LiveGarage秋田犬

9月10日@下北沢屋根裏

レトロリブラ企画2dayイベント

【アームストロングの飛行船 #3】













無事ではありませんでしたがお陰様で夜間飛行をちゃんと終えました。


どーも、レトロリブラ のVo+Gt松下です。







ご来場のお客様

応援してくださった皆様

クルーの出演者様

スタッフ様


本当にありがとうございましたm(_ _)m





俺は舞い上がりっぱなしで、とても楽しい二夜でございました。


前回の【アームストロングの飛行船 #2】から11ヶ月。

本当に沢山の方々に支えていただき、共に飛行船に触れた事を俺は忘れないと思います。


ひとつの希望を提案する、などと、本当に戯言もいいとこで。

希望だの絶望だのをメロディに乗せて主観を交えて代弁できれば、ソレが救いになり得るとでも言うのか。

汚いと捉えられがちな言葉と、綺麗と捉えられがちな言葉を交互に並べて、自己満足で何を見せびらかしたいんだろう。


理由を伴わない希望なんかより、形の分かり切った絶望の方が、よっぽど生きる力になると思う。

俺は精一杯傷つけて、精一杯傷ついたフリをした。


繰り返す。音楽にメッセージは乗らない。メッセージ性なら伝わるのかも知れねぇけど。






















そんなことより


この2日間、音が鳴っていたからっ。


たくさん助けられました。

レトロリブラの音楽に触ってくださった皆様、ありがとうございました。


また会いに行きます。










アコリブラ@秋葉原LiveGarage秋田犬(9日)セットリスト

1、闇夜の前に

2、夜の双眼鏡

3、夢見ヶ丘-シンクロver-

4、悲しみのある町

5、ゴーストリスナー

6、裸の部屋 ※気紛れサポートメンバー「わーるど」乱入

en、続きはまた明日




バンドリブラ+わーるどサポート@下北沢屋根裏(10日)セットリスト

1、闇夜の前に

2、声がする方へ

3、希望の或処-サンセットver-

4、悲しみのある町

5、ゴーストリスナー

6、続きはまた明日

en、夢見ヶ丘-シンクロver-



松下直樹の、言いたいだけ。


松下直樹の、言いたいだけ。



松下直樹の、言いたいだけ。


































前置き、こんなトコでいいか?



























今日やっとゆっくり寝られると思うと寒気がします。













2day企画ナメてました。

幸せ疲れ、ってあるんですね。
















そう、CDが間に合いました。


今回のイベント、レコ発を目指して組み立ててきたんですが、正直間に合うと思ってませんでした がんばりましたっ!








アコースティック編成4曲入りCD『ゴーストリスナー』 \400


松下直樹の、言いたいだけ。







ライブ会場にて販売開始しております。

ジャケットデザインは絵描きのEmilyとPer森田。

エンジニアは秋田犬PAの坂口太志くん。


スピーカーの奥から俺達らしい音をお届けできると思っています。




多くの人に聴いていただきたいです。


























じゃあ、今回のクルーに一言触れてもいいかい?


【アームストロングの飛行船】は、「俺たちが見たいライブ」ってのを結構強く意識してやってきてるのですが、ホント出演者の皆様、素晴らしいパフォーマンスでございました。



9月9日@秋田犬


田中一世

曝け出し過ぎww ぶっちゃけ、彼が最後に演奏してくれた「光のフォーク」という曲を聴きたいが為に、お招きしました。正直が正義になるとは限らねぇから、彼の様な悪を、俺は水平線で見てみたかったんです。しかし全曲通して、激しい生への執着を見た気がします。美しさと汚らしさが混在する狂気の吟遊詩人。


尾上明範

海底といえば、彼だろう。驚くほどに安心をくれるシンガーです。水の中でゆらゆらしながら水平線を目指す気泡、と言えば伝わるだろうか。物理的な力じゃなくて、「ふわり」を駆使して後押ししてくれるんです。僕は尾上さんがペダルを踏む姿に、浮上する飛行船の形を重ねていたのです。終わる為ではないエピローグが、俺に勇気をくれました。


嘉義源太

真っ逆さまになりたい人は、彼のライブを見てください。「ふてぶてしい優しさ」という表現をしたら、嘉義さんはニヤニヤしていた。あぐらをかいて、精一杯の正直さでマイクにかじりつく人です。不思議と、デタラメさを感じません。叫び、という表現が許されるなら、彼にとってソレはきっと誠実さで。カッコいい声してます。共感は奥底を暴かれた時にこそ勇気を持って顔を出す!


田宮俊彦

どうして分かるんですか、いま欲しい言葉。ラジオに、イベントに、ご一緒させていただく機会が最近多くて、一言一言に他人と思えないほど共感してしまいます。メッセージ性がメッセージと同義である事を認めてしまいそうなほど。ほーんと弾き語りとは思えない程、シビアなリズムでバンドの様なサウンドを仕掛けてきます。しかし実際にはサウンド云々より、単純に彼の歌声が好きで。「歌おう」の一言で片づけられて、「くっそぉ」って思いながら大声で笑っちゃうんだ。



9月10日@屋根裏


はらぺこ

苦しいww そんな目で俺を見るんじゃねぇ…!いい加減、無機質なフリは出来ねぇぜ。どうして、自分が傷つく距離まで言葉を詰めるんだろう。ご一緒させていただく機会が多い人達だけれど、今回のライブは傷に触りに来たなぁ、と感じた。自他、共にね。はらぺこの素晴らしい所は、傷をピクチャーとして捉えた上で、アプローチが有機質な所だと考える。鍵盤を声が歩く。


マヨナカ

歯医者に行きたくないっ!なんだか凄く「ゆるさ」アピールなんだけど、ゆるいどころかその言葉タイトだからww まだ知り合って間もないんだけど、コンプレックスという言葉が許されるなら、その捉え方がとても近い気がしているバンド。Voユウフラテスの声はずっと浮かびっぱなしで「どっちいっちゃおっかなー♪」みたいに聴こえるのに、サウンドが引っ張って、屋根裏でカルピス飲みたくなっちゃう。


falls from the skies

セットリスト懐かしいww 実は【アームストロングの飛行船】に皆勤賞な彼らです。Drのyuukiは俺の学生時代の同期だったりします。「共鳴」というキーワードに敏感な音楽を作っていて、しかし代弁したい事なんて彼らにはきっと無い。「触ってみたらおんなじ形だったねっ」くらいのアプローチで、ちゃんと俺を暴いてくれるから、コイツらを手放せない。


目日目

すげぇリズム感ww なんでソコまでして合わせるww プログレかと思うくらいに瞬間的に仕掛けてくる音に、やわらかい歌声が特徴のバンド。なんだかんだ顔合わす機会は少なくないんだけど、念願叶って出演してもらいました。彼らもまた、支配欲に支配されたサウンドの上を飛び交う声を探す人達なんでしょう。俺は、3人のサウンドを舞う、宙を駆ける声が大すき。


奥ひかり

普段はピアノ弾き語りの方ですが、バンド編成で出撃要請を出しました。共感というよりは別次元を提案されて、ソレが気持ちイイ人。未知?でも知ってる。鍵盤の事はよく分からんが、ミドルに喰い込んだ呼吸の様な歌声には、あのピアノがよく映える。グルーブなんて言葉より、優しさって言葉でもいいかな?彼女の物語を、コーヒーでも飲みながら拾ってみたくなる。






















乗り心地はどうだった?






気付いてくれりゃあ、それでイイや。

爆音引っ提げて、低空飛行に、また出かけよう。





ありがとねd(℃_°)





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!!NEXT LIVE!

9/30(月)…松下直樹@WildSideTokyo(ギター弾き語り)

前売り\1400/当日\1900

act:はらぺこ / 奥ひかり / 57pictures / ぎゃすこい / 松下直樹

※ワイサイで弾き語りは初めてっ!


11/16(土)…松下直樹@LiveGarage秋田犬(ギター弾き語り で決闘)
田宮俊彦VS松下直樹 ツーマンライブ 【コロシアイ】
※恐れ多くも、田宮さんとツーマンを決行します。血で血を洗います。