展示会はこの先3つの開催形態に集約されて、単純な「興行主展示会」「業界産業別展示会」は衰退 | イベント・展示会・見本市・物産展・舞台芸能・エンタメ・ステージをライブサポートするイベントマーケティングEvent-X

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展示会の開催規模・日程運営などがこの1-2年、いや、2019年以降、ビッグサイトが使用できなくなって

 

大きく変化しました。

 

そしてコロナがはじまったわけで、大きく社会変化もありました。

 

 

今後 ビジネス系の展示会は 規模の維持が困難になることは確実で、また来場者・出展者の意欲と期待感も下がっている以上、

 

成長する見込みはないといえます。

 

(展示会を盛り上げようとか 根拠なく 叫んでる、科学を理解しないバカは相手にしないで。)

 

多くは3パターンにカテゴライズされます。

 

 

(1)万博型の「大型機材・特殊装置・施工が必要な設備」など 大掛かりで、2-4年に1度開催の2週間以上の長期開催の大規模展示会。

 

(2)地方限定開催の 自治体主催や、地元の施設を利用した限定的なマーケットでの中小規模の開催展。

 

(3)展示会ビジネスの「興行会社」が運営する展示会、や業界団体が産業別に絞ったテーマで毎年開催する展示会。

 

 

以上のどれにも属さない 中途半端な開催規模の展示会は自動消滅すると考えられます。

 

単独開催が不可能になった展示会はこれまでも他の似た感じの展示会に吸収されていますが

 

それが 加速しても 開催規模を商業的に維持できなくなるのが上記の(3)です。

 

それを見越して「新しい名称・ジャンルの」開催展をタケノコのように乱発するのですが、該当する出展企業が

相変わらず いつもとほとんど変わらない顔ぶれのため、来場者も 緊急性や価値をまったく感じなくなっています。

来場者も出展社も 減る一方なのが RXジャパンの開催展。

 

同業の業界だけで開催する展示会は なおさらで、セミコンなどがいい例で、もはや「企業の生存確認の道具」にしかなっていません。

 

鉄道技術展なども2年でそれほど技術が変わるはずもなく「4年に1度でいいのではないか」という 出展者もあるくらいです。

 

 

また変化が速い技術は もはや 展示会場にバタバタ荷物を運んで行って 何かやる、という時間的にもコスパの悪いやり方では

 

意味がないことが メーカーを中心に 理解が広がっています。

 

昔のように交通手段が乏しかったり、通信手段や情報ツールが整備されていない昭和50年代以前なら

 

展示会はありがたい存在で、またそれなりの「催事」でありましたが

 

消費財の物販/嗜好性が高い商品の販売会以外にわざわざ交通費をかけてやってくる人はいません。

 

 

いまどき、東京インターナショナルギフトショーを「見るだけの目的で」飛行機で宿泊までして 田舎から来る人いますか?

 

いませんよね。

 

いたのは10年ほど前までの話。

 

 

そうなると 経済規模が なんとか 将来的に見込めるのは(1)(2)ですが

 

(1)は予算をかけるプロジェクトなので、 DX化、IT技術など 高額で高度が運用が要求され、

その辺の展示会専門業者の能力ではもはや「用事はない」世界となります。

 

(2)は もともと経済規模が小さく 安い案件しかありません。一生懸命に、というか、言われたので仕方なく引きうけるのは

赤字すれすれでやる地元の業者だけ。

 

現在の経済規模は2018年対比 30%程度です。

 

これが60%まで回復するのはコロナやワクチンなどとは100%全然連動していなくて、早くても3年先。

 

そして、それが「上限」で止まります。これ以上はいかない。

 

さてどうしますか_??

 

 

CFMではすでにその シミュレーションで 事業を動かしています。