まず、「東京ゴッドファーザーズ」。今敏監督が亡くなったので、その時に久々に見ようかと思ったが、この作品は12月に見るべき作品なので我慢していた。確かクリスマスから元旦までの話。

 新作DVDだと「インセプション」。ディカプリオは嫌いだが、見たい映画。

 基本的には、この2作品ぐらいだ。

 

 映画「アウトレイジ」を見る。最近久々に見た「その男、凶暴につき」はこの映画の新作DVDを見るための伏線だったが、非常に残念な結果に。「アウトレイジ」は見ても何も残らない。

 あえてビートたけしの存在感を消し、主人公的な人物を葬り去った作品ではある。どの人物にも感情移入はできない。黒澤明の「酔いどれ天使」はヤクザ批判を掲げて作った作品らしいが、結果的に三船演じるヤクザが人気出てヤクザを肯定的に観客には捉えられた。しかし、アウトレイジのヤクザは格好いいものではない。

 続編が作られるらしい。「仁義なき戦い」みたいに一度死んだ奴も違う役で復活させるのか。元気が出るテレビのよしみで松方さんが出たら、まるで仁義なき戦いになっちゃうからそれは無いか。本作を見た限りでは見たいとは思わない。

 哀しいものだ。「その男、凶暴につき」の絶妙な間が懐かしい。

 

 LAコンフィデンシャルを12年ぶりに見る。当時新作ビデオで見たが、DVDレンタルがなかなかされてなかった作品。ようやくツタヤで出たので即レンタル。

 原作に比べてかなりソフトになっている。原作では明らかにウォルト・ディズニーと思われる人物が出てきて、原作通りの映画化は不可能であっただろう。原作者のエルロイの作品は以前集中的にLA四部作やアメリカンタブロイドなど読んだ。最近この手のハードボイルドは読まなくなっていたが、映画だと2時間ちょっとで楽しめるのでいい。エルロイの作品は分厚く読むのに時間がかかる。

 当時90年代後半面白い映画にことごとくケヴィン・スペイシーが出ていた。「セブン」「ユージュアルサスペクツ」そして本作である。ま、「ユージュアルサスペクツ」は今年久々に見たらつまらなかったが。

 本作は、90年代最高の刑事映画であろう。

 「セブン」ももう10年は見ていない。見るのが怖い。「LAコンフィデンシャル」になるのか、それとも「ユージュアルサスペクツ」になるのか。