空冷ポルシェ 911 3.2Carrera 88y
お客様から連絡が入り、『車を乗っていたら、エンジンが吹けない。すべてが不安定。おかしいので、自宅に戻った所でエンジンストップ。エンジンがかからない』との連絡が。
全くセルも回らないそうなので、以前から、オルタネーターの発電量がギリギリだったので、そりゃオルタネーターでしょう?と言う事で、ドナドナして頂きました~。
まず、バッテリーをチャージングして、現在の発電量を確認。11vって・・・。こりゃ完全にアウトだ!!
一昨年測定時は、13.36v有ったのに。突然死ですね・・・。恐らく原因は、エアコンを新しく製作した事による電力使用の増加による負荷が原因かな?
早速作業スタート♪
ファンシュラウドの中から、オルタネーターを外します。
空冷ポルシェのオルタネーターは、ブラシよりも軸が減りやすく、修理が難しくAssy交換が基本。
この車両の軸も、予想以上に激しく摩耗しておりました。
ファンシュラウドに無数のクラックが!!
3.2Carreraのファンシュラウドは、素材がマグなので、劣化による割れが最近良く見られるようになりました。
対策で、今はアルミ製になっております。このまま使用はしたくないので、新しいの買うしかないかな?と思っていたら、