トップ > 新スペシャルヨーロッパ4ヵ国周遊9日間旅行記 > ドイツ・ハイデルベルク 美しい廃城ハイデルベルク城(2) 2018年7月31日

 

2018年7月、阪急交通社(トラピックス)の「新スペシャルヨーロッパ4ヵ国周遊9日間」ツアーに参加しました。

 

 

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ドイツ・ハイデルベルク 美しく廃城ハイデルベルク城(1) 2018年7月31日のつづきです。

 

 

エリザベート門をくぐり、シュトュックガルテンというお庭から見た城内部です。
 

正面の背の高い建物が「城門塔」、その写真右が「橋」で、橋に隣接する建物が「橋楼」です。橋楼はこの写真でちょっとした映っていないのでわかりにくいです。

城門塔
1531年から1541年に選帝侯ルートヴィヒ5世によって建設された防衛施設の要です。この塔には時計がはめ込まれており、時計塔とも呼ばれています。
塔の高さは52メートルあり、この城に現存する最も高い塔です。

 

 

 

城門塔の手前にある丸い建物、一部が崩れていますが、これが「牢獄塔」です。


牢獄塔
高さ19.5メートルの塔で、城の側面の塔の中で最も小さいものです。
城の建物で一番高い城門塔と隣接して造られてる小さな牢獄塔。この対比は面白いです。

城門塔は要塞の要、その横が牢獄。イザというときは牢獄に収監されている人は真っ先に犠牲になる?  ヨーロッパの城の仕組みをもっと知りたい

牢獄塔が崩れてまま。なんかこれ暗示? それとも牢獄塔だから造りが雑で崩れやすかった?  詳しく知りたいな

 

 

 

 

この空堀に降りたかったな。

 

ハイデルベルク城はガイドツアーがあります。それに参加すると空堀にも降りれるみたい。次回は絶対に個人で行って、ガイドツアーに参加しなくちゃ。英語だけで、そんなのはいいの。いろいろなところを見せてもらえれば。

 

空堀に降りて、下から見上げると全然違う景色に見えるはず。それを自分の目で確かめたい。

 

 

 

 

城門塔の写真左にある建物が「ループレヒト館」です。

ループレヒト館
プファルツ選帝侯ループレヒト3世にちなんで名付けられました。

 

 

 

 

婦人部屋棟、図書館棟、ループレヒト館です。

 

ループレヒト館のところに人がいます。多分、この人たちガイドツアーに参加している人たちだと思います。いいなー、私もこれに参加したかったです。

 

 

 

 

イギリス館、婦人部屋棟です。

 

前ページで、エリザベート門はプファルツ選帝侯 フリードリヒ5世が、妃エリザベス・スチュアートの19歳の誕生日プレゼントに造らせた門です。と書きました。

エリザベス・ステュアートはイギリス王女です。だから、「イギリス館」と名づけられたようです。


スコットランド女王メアリー(個人的に好きなんです、メアリー女王)の息子・ジェームズ6世の子どもがエリザベス・ステュアートなんです。

メアリーの孫なんです。エリザベス・ステュアートは。メアリーの孫がここに住んでいたと思うとそれだけで興奮します。

 

 

 

 

空堀、本当かどうかわからないけど、かつてシカやクマが飼われていたらしい。

 

堀なので、当然ですが城の防衛施設の一つです。その堀の中にシカやクマが居たら、攻めてきた敵もびっくりするだろうな。

 

 

 

 

写真右の建物が「橋楼」です。このページの一番最初の写真ではちょっとしか写っていなかった橋楼です。

橋楼と城門塔に掛けられた石橋の下は通り抜けれるようになっています。

 

 

嬉しくて、嬉しくて、ハイデルベルク城だけで、記事数がかなり多くなりそう。

 

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つづく

ドイツ・ハイデルベルク 美しい廃城ハイデルベルク城(3) 2018年7月31日