EUROのおやじブログ -2ページ目

シリーズ EUROって何やってんの

こんちは

 最近は夜も涼しいので気持ちよく寝むれますなぁ。
 そんな中あちらの世界でなにか騒がしい・・・
 おぉ~、なんて寝ぼけていると気づけば携帯が
 けたたましく鳴り響いているじゃないですか!!!
 時計を見ると朝6時 (-"-;A
 いやな予感・・・・的中
 
 というわけで本日は朝もはよから故障車レスキューおやじです。

さて、本日のお題は YACオーバーホールのお話 第12話

プラスチゲージにてクリアランスチェックしたあと
クランクを組み立てていきます。

新しいメタルを確実にはめ込んだことを確認し
クランクシャフトをそーっとメタルの上に置きます。
スラストハーフワッシャーを入れ裏側に滑り込ませたら
センターベアリングキャップとともに残りのハーフワッシャー
をカッパー色面を外側にして組み付けます。

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フロントメインベアリングキャップ、センターメインベアリング
キャップ、リアメインベアリングキャップをメタルとともに取り付け、
適正なトルクで組み上げます。
この状態でクランクを前後にスライドさせ
スラストクリアランスをチェックします。

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クランクを適正なトルクで組み上げた後に回転させて見ると
感触ではっきり確認できるほどにスムーズに回ります。
まるで予選一発用の大きなメタルクリアランスのクランク
のような感触といえばお解りいただけるでしょうか・・・・

つづく

シリーズ EUROって何やってんの

こんちは

 今日は秋らしく気持ちのいい一日だったなぁー。
 若い頃は真夏のギラギラ天気が好きでしたが
 最近は春と秋がいいですね。

 って言うか最近の夏の暑さは異常すぎでしょ\(*`∧´)/

さて、本日のお題は YACオーバーホールのお話 第11話

COSWORTH製メタルは新たに表面処理が施されました。
このクランクメタルは、コーティング層を重ねることで、
フリクションと油膜切れ問題を同時に向上させてています。

この効果により油温を抑え使用オイルの劣化(酸化)を防ぎ
安定したエンジンライフを可能にします。

もちろん左が新品 右が今まで使ったメタルですね。

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下の写真はグルーブメタル、ブロック側 
 上のシルバーがノーマル、下の黒っぽいやつがコーティング済みメタル。

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おなじくプレーンメタルでキャップ側

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このメタルで組み付けるとですね・・・(当然オイルクリアランス測定後で)
あ~ら不思議、フリクションの違いが手回しで実感できるんです!

これ、絶対パワーに差が出ますよー。

つづく

シリーズ EUROって何やってんの

こんちは

 ここのところ忙しかった仕事も何とか落ち着きましたので
 ブログ再開します~。
 
 そんなこんなで海なんかまったく顔も出していません!
 まあ、高気圧に覆われて波もないんですけどね・・・(ノ_-。)。


さて、本日のお題は YACオーバーホールのお話 第10話

クランクメインベアリングの”あたり”を確認します。
あたり自体はきれいですが消耗は少し進んでいる様に見えますね。
今回は新たに使ってみたいメタルを用意していますので
迷わず交換です。


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*COSWORTH YACの豆情報
 
 スタンダードクランクの場合はノーマークですが
アンダーサイズメタルの場合1番のカウンターウェイト上下に
グリーンのペイントが記してあります。
ぺイントがカウンター側ならばメインベアリング
コンロッド側にあればビッグエンドベアリング
 が入っていますよーと言う意味です。

つづく