ラスベガス住宅価格の下落を牽引しているのは誰か？？

ラスベガスReview Journal(2011年3月21日付)に掲載の　「住宅査定士が住宅売却を阻んでいることもある」では、多くのコメントが寄せられていたので、記事をここでちょっと紹介してみます。

まだまだ高い数字を見せつける、市場に流れ出る銀行所有物件、担保割れ物件。これらが新築住宅の価格をも下げさせているという現実。

新古住宅なんかもひどい値切りの憂き目に遭ってしまっている。ある住宅建築会社が建てた、ラスベガス北東エリアにある45坪の二階建戸建住宅（$115,000）について、▲$13,000の$102,000を付けたある査定士は、そのほんの3ヶ月前には同レベルの住宅一階建に、$120,000をつけたという。

こんなわけで、実際の住宅価値に対して不当に安い査定を受けたが為に売るに売れない住宅を抱えるデベロッパーや売主がでてきている。査定が低いと、買主はローンを組めなくて結局取引成立しないということになるのです。

実際のところ、査定価格なんていうのは、査定する人によるわけで、その人の価値観や、その住宅エリアに精通している度合いなどによっても左右されるといいます。アメリカ経済の低迷や、政府の助成に関する情報、マーケット統計などで、銀行所有物件や、担保割れ物件の数が増えたと聞けば、彼らの心理は売主の思いの通りの値から離れてしまうようだ。

でも記事では、売主は査定士をもっと説得するべきとも言っています。査定士側も、数々のデータ資料を用意してくるであろうけど、住宅の性能や地域について、デベロッパーまたは売主として、自分達の商品である住宅をもっとアピールすればよい。そうでないと、住宅価格下落の波にのまれてしまう。確かに、しんどいことです。買主からドンとキャッシュを突きつけられ、これしか出せないといわれたら、泣く泣く受け入れてしまうこともありますが、そこを踏ん張ってほしいものです。

また、記事ではこんなことも言っています。
銀行の抱える抵当物件は、銀行側も４０％のロスは見込んでいるものの、実際には６０％ものロスで清算しなければならない場合もあるといいます。なにせ、銀行もまだまだ市場に出せていない「在庫」を抱えているのですから。銀行がどれだけ市場に安い物件を流してくるかに、これからの住宅価額はかかっているとも。

Yoko

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CinemaCon ２０１１

全米劇場主協会（National Association of Theatre Owners）が主催する映画産業見本市「ショーウエスト」が,
今年からCinemaConに名を改めて、3月28日から31日までシーザースパレスで開催されます

6000人以上の映画関係者がぞくぞくとラスベガス入りして、ハリウッドがそのままラスベガスにやってくるよう
28日朝からAnthem Country Clubでのゴルフトーナメントから始まり、スーパースターを引き連れての夏の超大作の試写会、水曜はパーティでGeorge LucasとJames Cameronがスピーチ。木曜は最終日のビッグイベント、CinemaCon Big Screen Achievement Awardsの授賞式がとり行われます
連日にわたる数々の催しとホットなセレブリティー達でラスベガスはいっそうきらびやかに輝きます
























　　　
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ラスベガスのEarth Hour 2011

2007年にオーストラリアで始まりラスベガスは2009年から参加し始めたEarth Hour。
地球環境の為に何か始めようという趣旨のもと、今週26日土曜日にそれぞれのローカルタイムでPM8：30～PM9：30の間いっせいに消灯するというもの。

世界一明るい街といわれるラスベガス・ストリップ通りもこの1時間は灯りを落とします。
それでもネオンであふれる街のこと、真っ暗は期待しない方がいいかもしれませんが、それでも、いつものきらびやかな街の風景とは段違いに質素な雰囲気をかもし出すのは間違いなさそう。
もしストリップ沿いのお部屋にいたなら、またはどこか高層ビルの屋上に上がることができたなら、EarthHourに突入する瞬間と、終了の瞬間はそのコントラストが楽しめそうですね。

ただ…今の日本は十分過ぎるくらいにEarth Hourに貢献していますが。

Yoko

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