さて、私、兼ねてから『老眼きてましてね』
老眼鏡を作りました。
いいです。針仕事には欠かせませんね。




今日は、非特異的防御機構です。

非特異的防御機構

これに活躍する細胞は、
顆粒球の好中球、単球のマクロファージ、
そして非特異的、特異的両方で活躍する
NK細胞です。



まず、一般的な異物を始めに防御するのは、皮膚や粘膜ですね。(障壁防御)
皮膚のランゲルハンス細胞などが頑張ります。

でも、傷口があったり、粘膜が乾燥などで弱っている時
この障壁防御だけでは、押さえきれなくなります。

一たび異物に侵入されると2時間ほどで1番手の好中球が異物を摂食、消化します。
ここで敗れた好中球は膿の成分となりますね。
およそ、25個くらいを摂食すると息絶えるのですって。

好中球だけではやっつけ切れなかった場合に登場するのが
単球のマクロファージです。
マクロファージも摂食、消化に働きます。


NK細胞は、異物であれば何でも攻撃します。
指令なんて関係ないわけですね。

ここで見事異物をやっつけられれば、万々歳ですね。

でも、異物があまりにも強い時は、特異的防御機構の主役、B細胞やT細胞の出番となるわけですね。

これに備えてマクロファージは異物である抗原の特徴をしっかり覚え、
これをヘルパーT細胞に伝えるわけです。
これが【抗原提示】です。抗原の情報を提示すると言うことです。

マクロファージが行う抗原提示。
そしてマクロファージは抗原提示細胞と言うことになります。


次回は、特異的防御機構で頑張ります。