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 先週木曜日に会議のために東京に出かけておりました。だいたいこの時期に出かける時にはN岡先生が教会のグッズをそろえたいからと教文館に立ち寄るのですが、今回は面白い収穫がありました。購入予定の書籍が品切れで、残念無念な気持ちで書架を眺めていましたら、発見してしまいました。
『十六・七世紀イエズス会日本報告集』・・・!

 この本、出版元の同朋社が廃業してしまったため(確か角川に吸収合併された?)書店にも並ばず、全15巻のうちの約半数は古書でもごく稀にしかでないか、出ても非常に高額で売買されているもの。私の手許にも9巻分しかありません。そこにレアな巻が新本で2冊加わってご機嫌になった次第。東京大学の史料編纂所が同時期の史料を「イエズス会日本書翰集」として編年で少しずつ発刊していますが、非常に時間がかかる作業です。同朋社版が参照できる環境があるのは心強いので、あと4冊見つけたいと思っています。


 学生の時に無関心だったカトリック修道会の日本での活動を今更ながら扱って、結果イベリア半島史まで手を出さなくてはならなくなる「歴史沼」状態を楽しんでおります。いつか「レコンキスタ」から始まる日本キリスト教史とか書けたら面白いわ。笑


 会議の後、帰りの新幹線の時間まで新宿シャローム教会のSHOPに立ち寄って短時間ですがお祈りして帰ってきました。


 写真は教文館ビルのエントランスにあったクリスマスツリー。もう十二月!