中国では毎年、旧暦5月5日(2024年は6月10日)に伝統行事「端午節」が行われる。
疫病退散や厄除けなどの願いを込めて、この日には竜船(ドラゴンボート)レースのほか、屈原(くつげん)の故事にちなむ粽子(ちまき)を作って食べたり、菖蒲(しょうぶ)やヨモギを吊るしたりする。
また、家族の健康を願って薬草の蒼術(ソウジュツ)や白芷(ビャクシ)を燻し、雄黄酒(ゆうおうしゅ)を飲むなど、昔からこの文化習慣を大切にしてきた。
しかし、今年は「端午節」のメイン行事である「ドラゴンボート」に絡む事故が各地で相次ぎ発生し、死者も複数出ている。
【続き】
【関連記事】