ゴールデンウィークもあと少し...怖い、いろいろと。

 

 

逃げる...中断していたネットフリックス版マーベルドラマを最近久し振りに再開して、その「パニッシャー」のシーズン2を今日フィニッシュ。

 

 

今はディズニープラスに移行して「ザ・ディフェンダーズ・サーガ」と称しているドラマ群だが、久し振りに堪能した。

 

「パニッシャー」は4人のヒーローの中で一番人気にあるシリーズ「デアデビル」に出てきたキャラクターだが、スピンオフとして単独でドラマになっている。

 

ていうかね、元々人気のあるキャラで何度か映画化もされているみたい。

 

...って同じことをシーズン1を観た時にも言ってると思うけど...ま、いっか。

 

 

 

シーズン2...序盤はシーズン1の戦いの後、流浪の旅をしているパニッシャーことフランク・キャッスルが事件に巻き込まれた少女を偶然救ってしまったことでいわば逃避行をする展開になるんだけど、徐々にシーズン1で清算されなかった戦いに再び舞い戻ってしまう、そんなお話。

 

蛇足と言ってしまえばそれまでなんだけど、シーズン1のヴィランであるジクソーことビリー・ルッソの復活劇もなかなかドラマティックだし、フランクと少女の逃避行はロードムービーとしてもよくできてて、そのふたつの物語が徐々にひとつに収束していく過程は、まさに連ドラの魅力であり、ハリウッドの製作システムの緻密さ、丁寧さがよく表れていたように思う。

 

 

にしてもね、バイオレンス描写の針が振り切れている感じは相変わらずで、まあとにかく打ちまくり、殴りまくり、血がドバドバ出まくりでね、常に誰かが半殺し、いや死にまくるという、もうそれはそれはスプラッターでね、アメリカのやることは容赦ないなという。

 

 

ただやはり妻と子供を殺されたという過去を背負っているフランク・キャッスルの悲哀は今回もよく出てて、まさに「処刑人」にならざるを得ない重い十字架を背負ってもなお、別の守るべきものを必死で守る、そのある意味純粋なキャラクターは今回もよく描かれていたように思う。

 

 

この「パニッシャー」のシーズン2はちゃんと「決着」して終わったんだけど、同じでネットフリックスのドラマ群はどれも突然の打ち切りという形で終わってしまったようで、どれも隔靴掻痒な感じが確かにあった。

 

あとは「ジェシカ・ジョーンズ」のシーズン3を残すのみになったが、ディズニープラスは「デアデビル」の新シリーズを制作中...ていうかね、MCUドラマ「ホークアイ」に出てきたマヤ・ロペスが主人公の「エコー」が実は「デアデビル」と絡んでいるということで、やはり配信の順番を遵守しないとということでまたお預け状態のまんまなんだよね。

 

だからというのもあって久し振りに再開したんだけど、まだまだ先は長い。

 

 

何せね、この作品群からディズニープラスで唯一復活するのが「デアデビル」でその新作がまさに今製作中ということで、もうね、まんまとディズニーの罠にはまっています、私。

 

 

...全く、何をやっているんだ、私は。

 

 

人生、短い...あっという間だぞ、ホント。