日曜日。

 

ていうか昨晩の地震、さすがにビビった...いやいや宮城、福島はさすがに震度6強の地域もあってそれなりに被害も出てて、それを思うとビビったなんて悠長なことを言うのもおこがましいか。

 

年が明けて、何だかいつも以上のBlu-rayレコーダーのHDDのひっ迫度が深刻で、ストリーミングで映画を観る余裕もなかったし、テレビの外付けHDDに録画した映画はどれも渋すぎてね、ま、いろんな要因があって映画を観ることからすっかり遠ざかってしまってた。

 

まあでもようやく少しだけだがHDDに余裕ができたので、久し振りに映画を。

 

 

とはいうものの外付けHDDだって常にパンパンな状態なので、いい加減にこれも容量を稼がないとということで、今日はストリーミングも回避して、録画した映画を。

 

 

まあでもそれこそ渋い作品ばっかりでね、そのラインナップを見てるとどうもテンションが上がらないというか...いや、それは映画に失礼だろ...それでも何とか見ないとと思って色々題名を眺めていたら...

 

あ、お正月に録画したアニメ「天気の子」があったよ。

 

新海誠監督の最新作...とはいっても2019年の作品なんだけどさ。

 

録画してたっけ? したてんだねえ。

 

 

かなり前に「秒速5センチメートル」に感銘を受けたのと、2016年にメガヒットした「君の名は。」も世間の盛り上がりに飲み込まれて観に行ってたんだけどね、一昨年のこの作品は触手が動かなかった...

 

 

それなりに話題にはなってたしね、いつかは観たいとは思っていたんだけど...ごめんなさい、忘れてた。

 

という訳で、今日はアニメ映画「天気の子」。

 

家出少年と天気を操る超能力少女が異常気象ディストピアの東京で繰り広げる恋愛逃避行モノ...そんな感じかな。

 

 

どうしても「君の名は。」と比べてしまうんだけど、こちらの方が物語はシンプルでその分スケール感も少しダウンしたけど、それでも相変わらず細密画タッチで描かれる東京の街並みの素晴らしさにはやはり心奪われたし、大人に抗う少年少女の心の叫びというかね、昔から連綿と語り継がれる青春モノのいい意味でのテッパンの物語は、カタルシス満載で素直に身を任せられて、素直に心洗われる、とてもいい作品だったように思う。

 

しかもそれぞれのキャラ設定がなかなか複雑でもあり、そのアンサンブル感も含めて現代的というか、まさに今の映画でもあるんだなと。

 

 

宮崎駿作品のような浮揚感もあって、ていうか「崖の上のポニョ」へのオマージュもあったのかなかったのか、少しに多様な描写もあったりして、でもほぼ雨のシーンばかりなのにそれがとても気持ちよくて、改めて現代アニメ技術の粋を堪能できたし、やっぱり新海誠さん、凄いなと。

 

今回も若者たちに人気のRADWINPSというグループの歌があざとく、もとい効果的に鳴り響き、その横道な使い方も卒なく、いややっぱりこれは正直言ってこっ恥ずかしいというか、いやいやそれは私の加齢による感性の鈍化ということで差し引いて考えないとね。

 

まあでもアニメではあったし、CMもガンガン入っちゃったけどね、それでも久し振りに映画を堪能できて、改めて映画はいいな、楽しいなと。

 

ああもうね、テレビドラマもドキュメンタリーも、それこそ「ブラタモリ」も「コズミックフロント☆NEXT」も、もう何もかも、あれやこれや観たいものが多すぎて、仕事なんかしてる場合じゃない、もうホント1日40時間くらいあればいいのに...うぅぅ。

 

いやいやいい歳して何を言っとるか!

 

わきまえなさい、私。