日曜日。

 

 

いいお天気。

 

 

洗濯、にち10、映画。

 

 

一昨日オバマ大統領が広島に来た。

 

 

嬉しかった。

 

 

ただ、2日経って、様々な角度から、様々な意見が飛び交いはじめていて、それらに触れて来ると私自身も少しずつあの「訪問」の意味を冷静に捉えなければという気にもなっている。

 

 

例えば今朝の「サンデーモーニング」で田中優子さんがオバマ大統領のスピーチの冒頭の文言を取り上げていて、そこに内在するであろう様々な思惑に複雑な思いを抱いた。

 

 

オバマさんのいうところの「空から『死』が降ってきた」のではなく、アメリカが、原子爆弾を、広島市民が暮らす広島に、意志を持って、落としたのだ。

 

 

 

更には元横浜市長の中田宏さんが「TVタックル」で仰っていたのは、原爆投下が明白に国際法に違反する行為だったということで、ああそうなんだ、やはりオバマさんが来てくれたことを喜んでばかりでもいけないのかなと、ふと一歩引いて俯瞰で見られたような気もした。

 

 

プーチン大統領は過激だし、アメリカ次期大統領が誰になるかでこれまた不安だし、やっぱりまだまだ核廃絶の道のりは長いなと落胆したりもする。

 

 

 

まあでも、第1歩なのには変わりない。

 

 

オバマさんのパフォーマンスの側面が多くの部分を閉めるであろうことは否めないけれど、それでも、うん、これからだ。

 

 

これからが大事なのだ。

 

 

広島に生まれ育った者として、やはり「核抑止力」なんていう愚かな戯言はこれからも全否定していきたい。

 

 

 

 

という訳で、少し妙な話で始まったが、今日も映画です。

 

 

シナリオ書かないといけないんだけどね、書けなくて、スランプで、落ち込んで、もがいてて、焦ってて...

 

 

だから映画で「リフレッシュ」...逃げ口上だけど。

 

 

 

今日はAmazonプライムビデオで「ターミネーター4」を。

 

 

1と2はもう言うまでもなく、私の10代20代における最も影響を受けた、ていうか夢中になってひたすらリピートした作品のひとつで、その続編にあたる2009年の第4弾。

 

 

途中、2003年には一応「ターミネーター3」があって、私も劇場に足を運んで観たんだけど、どうもこれはイマイチピンと来なくて、記憶の彼方に追いやってしまっているというのが正直なところ。

 

 

さらには「サラ・コナー・クロニクルズ」というテレビドラマも観ちゃってて、ぶっちゃけ嫌いじゃないというね。

 

 

 

この4番目の「ターミネーター」は2009年の作品ということだが、第3弾があんな感じだったということもあって自然と黙殺しちゃってた。

 

 

 

 

ただ、時代は移り変わりました。

 

 

 

Amazonプライムビデオ。

 

 

 

Amazonでタダで観られるんなら、試しに観てみようということで。

 

 

 

原題は“Terminator Salvation”、救い? 救世軍? これまで語られてきた「未来」が舞台となっていて、ある意味いよいよ「本番」ということも言えなくもない。

 

 

 

ただこれまで語られていた2029年ではなく、舞台は2018年...うわ、もうすぐじゃん。

 

 

それはまあいいとして、物語の根幹はスカイネットvs人類の戦いそのもの、その中においてジョン・コナーがいずれ自分の父親となるカイル・リースを探し出すというもの。

 

 

冒頭ではその二人ではなく「第3のキャラ」であるマーカス・ライトがシリーズ初登場、彼がかなり重要なポイントとなって物語は走り出す。

 

 

ていうかね、ジョン・コナーがクリスチャン・ベール、マーカス・ライトがサム・ワーシントン、カイル・リースがアントン・イェルチンという配役で、もう何だか「ダークナイト」と「アバター」がごっちゃになっちゃって、更にはアントン・イェルチンという人はJ.J.版「スター・トレック」でしか知らなくて、そこからまず頭を整理しなくてはというね。

 

 

ただ、スカイネットやらターミネーターやらがドドドと出て来ると、ああ、これはまさに「ターミネーター」の続編なんだなという高揚感が湧き上がって来て、すぐにこの世界にのめり込むことができたな。

 

 

ていうかね、全体的に割とよくできているというか、細かい整合性に気遣いをして丁寧に作られているし、前作の「引用」もあからさまでなく、さりげなくちりばめられている点も例えばあの“EPISODE VII”なんかよりもはるかに大人の対応。

 

 

でも公開当時はイマイチパッとせず、2億ドルの製作費でアメリカ国内の興行成績は「ターミネーター3」よりもさらに落ち込み1億2500万ドル程度しか稼げず、製作したハルシオンという会社もあのカロルコの二の舞となったらしい。

 

 

ウィキペディアによると、この4を手始めに新たな3部作の構想もあったらしいが...そういう理由で、ボツ。

 

 

 

まあとにかくこの辺りの権利問題のぐちゃぐちゃ感はいかにもアメリカらしいけど、個人的にはこの「ターミネーター4」は嫌いじゃないな。

 

 

少し分りにくい部分もあったけど、退廃した近未来の作り込み方も丁寧だったし、カイル・リースを探すジョン・コナー、マーカス・ライトのアイデンティティの物語、いいじゃないですか第4弾。

 

 

ただ、色々語ろうとして全体的にぼやけてしまった感じはあったので、そのあたりはコケた理由といえばそうなんだろうか。

 

 

さて、更に時代は流れ、続編、続編はもうやめて、ついにこのシリーズも「リブート」されることとなってしまった。

 

去年、老齢になったシュワちゃんが復活、しょーもないバカ邦題もついちゃってたな。

 

 

 

更には、前作を上回る「大コケ」となってしまった、そう「ターミネーター・ジェニシス」。

 

 

予告編でシュワちゃんが空をビュンビュン飛んでいるのを観て、あ、コケるなと思ったら本当にそうなっちゃった。

 

 

実は最近Amazonプライムビデオに「満を持して」登場。

 

 

「ダークナイト」と「アバター」...もとい「ターミネーター4」が意外に面白かったので、もう何だか勢いがついちゃった私。

 

 

 

 

今日はまだ少し時間があるな...観てみるか。

 

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