今日は暑かった。

 

 

風が時折吹いていたが、それがなかったらほとんど初夏のノリだった...

 

 

今年の夏はどうなるんだろう...

 

 

暑くなって欲しくないな、いろんな意味で...

 

 

 

 

 

 

 

という訳で、久し振りに地上波で映画を観た。

 

 

 

日本のテレビ局お得意の連ドラの映画化...「のだめカンタービレ」の劇場版。

 

 

描く物量が多かったようで、映画版は前編と後編に分かれている。

 

 

 

 

その「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観た。

 

 

オリジナルはシネスコサイズらしいが、地デジでは残念ながら16:9にトリミング...これは致し方ないところ。

 

 

連ドラ、スペシャルを経て、千秋とのだめのヨーロッパの活躍と二人の関係の変化をさらに掘り下げようということのようだ。

 

 

 

今日の「前編」のポイントは、千秋が落ち目の楽団を復活させる過程を見せることと、それに付随してだめとの関係が離れていくこと。

 

 

前編ということで二人の間に亀裂が生じたところで映画が終わり、後編へと期待を持たせる。

 

 

 

ただ、1本の映画としての起承転結はそつなくまとまっていて、クライマックスのオーケストラの盛り上がりは、やはり気持ちいい。

 

その中の1曲で、千秋がピアノを引きながら指揮をする、いや指揮をしながらピアノを弾いているのか、どっちだか分からないがw、それを「弾き振り」というそうだ。

 

初めて知ったが、何かカッコいい。

 

それを含めて3曲ほど、じっくりとオーケストラを魅せていて、改めて音楽の力というものを感じた。

 

 

 

そのクライマックスのみならず、そこまでの過程もなかなか丁寧に物語が積み重ねてあって、落ち目の楽団が徐々に「復活」していくさまが心地いい。

 

 

この作品、原作のコミックのことは知らないが、連ドラを観ていた限り感じていたことは、主役はのだめではなく千秋なんだなとw。

 

 

そののだめに振り回されつつ成長していく千秋の物語なんだなとw。

 

 

今回の「前編」もまさに千秋の物語だった。

 

 

 

 

「天才バカボン」の主役がバカボンじゃなくてバカボンパパなのと同じかw。

 

 

 

 

 

 

...さて、来週「後編」が放送される。

 

 

 

ここだけの話、普通に楽しみw。