昨晩のテレビ...アジアカップと映画「ベッカムに恋して」と「魔女の宅急便」が重なった。
「ベッカム~」はハイビジョンなのでテレビ内臓HDDに託す。
サッカーは生で見る。
で...今まで見たことのなかった「魔女の宅急便は」DVDレコーダーに託した...

そのレコーダーに託した「魔女の宅急便」を起きて、朝食を済ませ、早速見た。
...こんな素晴らしい名作をなぜ今まで見ていなかったのだろうと、我が身を恥じる。
心から、恥じる。
宮崎駿さんの作品は大体押さえていたのだが、この89年の作品だけはなぜか...なぜか今まで見ていなかった。
まだまだ未熟だな...

...いや~、参った。
こんな素晴らしい作品だったとは...
冒頭からクライマックスまでキキちゃんに感情移入しまくりだった。
キキちゃんが何をしても、何を話しても気が気でならない。
物語の起承転結、エピソードの積み重ね方、次から次へと畳み掛ける枷、伏線の張り方...完璧じゃないだろうか。
さらには宮崎監督独特の浮遊感、風、ヨーロッパ風の景色...どれをとっても素晴らしい。
改めてアニメーションのパワーを思い知らされた一作だ。

時を越えた名作ってこういうのをいうのかなあ...私もまだまだだ。
いや、悪い見方をすると、こういう子供が好きそうな映画にこれだけ熱を上げる私は、まだまだ子供だということかも知れない...

まあ、どちらにしても、台風が来るというのに今日の私はとてもいい気分。
CMカットして保存しようかなあ...w


...追記。


「魔女の宅急便」を実際にDVDに焼いて、午後はもう一本映画を見た。
“America's Sweethearts”という2001年の作品。
ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジョン・キューザック、ビリー・クリスタル(製作・脚本も兼ねている)、クリストファー・ウォーケンなどが出ているロマンティックコメディ。

ジュリア・ロバーツは個人的にどうしても好きじゃなかったが、この映画ではなかなか魅力的だったw。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズもわがままスターがはまってた。
まあ、肩の力を抜いてみるには楽しくていい映画。