映画を見た。
今回はNHKのBS2で録画していたスティーブン・ソダーバーグ監督の「ソラリス」。

ソダーバーグの「ソラリス」ということで、公開当時とても見たかったのだが、なぜか見逃したままだった本作。
MXテレビが開局したばかりの頃に放送されたタルコフスキー版「惑星ソラリス」を10年位前に見てかなり衝撃を受けていたので、とても楽しみだった今回の「ソラリス」。

で...睡魔と闘いながら見ていたというのもあってか、あまり強いインパクトは感じられなかった。
ちょっと印象に残ったのはナターシャ・マケルホーンという女優さんが昔のアヌーク・エーメにどことなく似ていたということくらいかw。
スタニスワフ・レムの原作を読んでいないので何とも言えないが、「惑星ソラリス」に忠実な部分もかなりあった。
ラストは全く違ったが、描き方はそれほど大きく違うとは思わなかった。
物語自体は地味ではあるが、その中でもソダーバーグ独自の解釈はしっかり描かれていたようにも思うし、「首都高」シーンなどのちょっと地味なシーンはことごとくそぎ落とされていて、全体的にかなりタイトにまとまっていたようだ。

まあとにもかくにも、今回はあまりにも「いけない」身体で見てしまったので、これでははっきりいってソダーバーグに申し訳ないw。
今回はHDDから消去してしまったが、改めて見なければ。