ステップ | クリえもんの人間観察 ~ 3rd Stage ~

ステップ

なんか、師匠のピッチングを見ていて、躍動感がないというか、妙な安定感があるというか・・・。

スピードガンで計測すると105km/h前後を安定して出すし、そのくらいであればコントロールもまずまず。


空振りは取ることができないものの、横のスライダーと縦の宜野座カーブを組み合わせれば、そこそこ試合を作ることが出来ています。


でも、インパクトがない。なんなんだろう?


そう思って、昔の記事から読み返してみました。

そうだ。仕上げのステップ幅について、まだ何もしていなかった。観点を決めてみていると、ゆっくりとステップして、そこから上半身投げ。ただし、ゆっくりとした動作なのでブレはなく、安定して見える・・・、これだ。


ステップ幅というと、昔から6~6.5足分となりますが、先日27.0cmを記録した師匠、175.5cmも必要?

身長よりも広いステップをするのか?


最近の子はビッグフットということで、身長に対する足の大きさが大きくなっている傾向があるようです。にもかかわらず、ステップ幅を「XX足」で示すのは無理があるのでは?


逆に、XX足を実際に足で測って、その位置まで足は開けない。しかも、マウンドの削れている場所よりもはるか先になる。これでは自分の投げる基準にはならないです。


ということで、何か他に良い指標はないものか、と考えてみましたが、やはり基準を身長にするのがバランス的にはいいようです。


身長の85%~90%くらいでステップ幅を考えてみます。師匠、165cmとして140cm~148.5cm。

今は、きっとこの幅も取れていない気がします。この幅以上にステップするためには、体重移動(並進?)を勢いよくしなければならないはずですし、そうすれば躍動感のアップや、球威にも影響してくるかもしれません。


ただ、コントロールはちょっと気になるところです。さっそく、自主練のドリルに入れられるよう、考えてみます。